福永 敬弘

1973年生まれ。18年間リクルートに勤務、その後2014年株式会社シロに入社。202…

福永 敬弘

1973年生まれ。18年間リクルートに勤務、その後2014年株式会社シロに入社。2021年に代表取締役に就任。「良いものを作っている会社は、良い会社でありたい」が今の信念。

最近の記事

世の中を少しだけ、しあわせに出来たお話

今年もよろしくお願いいたします。 採用に応募された方との面接の際、僕は必ず「何か聞きたいことはありますか?」と問うのですが、年末にお会いした新卒応募のある学生さんから「次、noteはいつ書くんですか?」と質問されました。 お恥ずかしいのが最大ですが、面白い質問だし、なんだかシュールで楽しかったです。 2024年だからとか特段ないのですが、 お正月の3日間で起きていることを考えると、当たり前に訪れる日々のありがたみを感じます。 未だに消息の分からない行方不明者の発見と被災さ

    • もうしばらく「つぶやき」にします。 僕は社会人になって以来、常々思っていることなのですが、「51:49の割合で、お金を払っている人の方が優位」だと。 何があっても最後はお客様に「よくやったな」って言われるべく、精進したいです。 それだけで、いいです。

      • 会社の表情を見せる

        50を迎えようとして、半世紀を生きてきた自分が(まだまだハナタレですが)今、別の会社で働くとしたら、を最近考えてました。それは決して転職とかを意識してるわけではなく、単純にどんな会社を選ぶだろうなっての想起です。それを考えることこそが、コーポレートコミュニケーションを設計する上で必要なことと思ったのです。 自分ならどんな会社を選ぶかな?って視点です。 結論、「顔が見える会社」でした。 会社も人といっしょで、立派に人格がある。 もっと言うと「性格」がある。その性格に相思相愛

        • 自然との折り合い

          先週、北海道の長沼町にオープンさせるMAISON SHIROの起工式を無事に終えることが出来ました。 2015年に浮上したSHIRO HOTEL計画。 遅々と進まなかったこの計画も、ヨースケさんとの出会いであっという間の急展開でした。 もうそろそろ50歳を迎える私ですが、この年代になって「友達」が出来るとは想像だにしなかったので、それはそれは嬉しいものでした。 さてこのMAISON、ひろえさんを筆頭に色んな方々が新しい建築様式に挑戦くれています。 それはまさに「森のための

        世の中を少しだけ、しあわせに出来たお話

        • もうしばらく「つぶやき」にします。 僕は社会人になって以来、常々思っていることなのですが、「51:49の割合で、お金を払っている人の方が優位」だと。 何があっても最後はお客様に「よくやったな」って言われるべく、精進したいです。 それだけで、いいです。

        • 会社の表情を見せる

        • 自然との折り合い

          備忘録

          今年読んだ(まだ半年も満たないですが)中で最も目から鱗が「『公正』が最強の成功戦略である」という本でした。 読んでいただかないと到底伝わりはにくいのですが、「どうすれば公正な人になれるのか?」という問いがありました。確固たる答えや法則はないのだけれど、いくつか気を付けておくべきポイントがある、とありました。 確か6項目ぐらいあって、僕としては何一つ共感できなかった(多分、公正にはなれない根拠)のですが、 たった一つだけ、 「守れ、しかし守りすぎてはいけない」 の一言だけが胸を

          「視野と単位の広がり」

          4月ですね。 早いなって思うものの、僕自身は臆病者なので、起きたことを反芻しながら理解出来ないとなんだか不安になっちゃう「質(たち)」なんです。だからこうやって眠れないというか笑。 今、会社に何が必要なんだろう?ってずっと考えてます。 会社にも当然人格はあるので、会社でもありその会社で働くみんなに必要なもの、です。 まだぼんやりな感じはあるものの、今この瞬間は「視野と単位の広がり」な気がしてます。 目で見たり、耳で聞いたりする守備範囲を広げ、それは言うならば自分という単位

          「視野と単位の広がり」

          同期と、桜

          シロにも新入社員24名が入社してくれました。 この4月から働く人、留学や研究に精進し、7月以降からジョインする人など様々です。 運営側は大変ですが、こんな在り方がより良い社会を作っていく一つのきっかけになればうれしい限りです。 経営企画のメンバーから聞いて「確かに」ってその時はじめて理解したのですが、1年先輩である2022年4月入社16名が一人たりとも欠けることなく丸一年を迎えたようです。彼ら彼女たちはまさにコロナ禍の就職活動であり、いろんなことが不十分なことから生じる不安

          同期と、桜

          たった1人でも、空気を変えられる

          いやぁー興奮ですね。 日帰り砂川出張の合間の移動時間にずっと車で観てました(聴いてました)が、すごい試合でした。 興奮冷めやまず、思わず機内で投稿してます。 言わずもがな、あたりまえだのクラッカーですが、 やっぱり大谷選手の存在感が半端ないです! とにかく今年のWBCは、よく打ちますよねー。 野球好きおっさんの印象としては、日本の投手陣はどんな時も世界一レベルだけど、打線は国際試合だと萎縮してあまり実力を発揮できてなかった感があります。 日本人のちょっとだけ内向的な気質も

          たった1人でも、空気を変えられる

          親に勝るもの、なし

          って思うんです。 いっぱい採用してますけど、その可否たるや、もはや躾にある気がしてます。 シロにおいてもいっぱい活躍してくれてる人はいるんですが、僕はえてしてその親御さんに会いたくなります。 「こんなに立派に育ててくださり、ありがとうございます。精一杯、お預かりします」ってことを伝えたくなるんです。 つまるところ、過去と他人は変えられないってことな気がします。人を変えれるのは、親か家族だけ。 要は、他人じゃ無理ってことなのでしょうか??

          親に勝るもの、なし

          固定概念という壁を壊す

          1マイルの壁、という実話があります。 昔人気だった1マイル走(約1600m)で、1923年に作られた4分10秒という記録が数年経ってもずっと破られず、アスリートも学者も人間が4分を切るのは到底無理だ、と言われ続けてました。 しかしながら、そこから37年後経った1960年に、バニスターさんという人が人類で初めて4分を切る記録をはじき出したのです。 なんとバニスターさんが記録を破ったその年、1年間で23人の選手が4分を切る記録を出した、というものです。 37年間超えら

          固定概念という壁を壊す

          駄馬と優駿

          あっ!このnoteに写真ができました。撮影に関わってくださった皆様、ありがとうございます。報いるようにしっかりとnoteしたいと思います。 WBC、ついつい見ちゃいますね。 そんな中、とある選手のインタビュー記事で久々に目にした「駄馬」という文字。 さて、「駄馬」って駄目な馬なのでしょうか? 競走馬と呼ばれる優れた馬(優駿)の対義語ですか。 違う気がします。 昔から貨物や荷を運ぶ牛やロバ、犬などは、駄獣と呼ばれていたようです。その「駄」が由来してる気がします。 言い換え

          駄馬と優駿

          出来ることは、やるしかない

          今日は残念で申し訳ない1日でした。 お客様から、接客に関するクレームを3件もいただいてしまいました。 内容としては種類が違うものの、全て雑な対応が起因しています。 本当に申し訳ありません。 最初のクレームは11時34分でした。 次のクレームは18時36分、最後のクレームは21時7分でした。 僕は常々思い、社内のみんなに伝えてることがあります。 人が行なうことなのでどうしてもクレームはゼロにはならない、けどだからといってそれを看過してはならない。 起こしたあとに、出来る

          出来ることは、やるしかない

          人に合わせて、組織を作る

          久々の投稿です。 今、このコーポレートサイトのリニューアルを進めていて、このnoteも更新せねばと…。 さて、シロには「いい奴」が多いです。どんないい奴かっていうと、「人のために動ける」人たちです。まさに「働く」って感じです。 そんな「いい奴」の中でも、頭2つぐらい突き出てるほどのいい奴がいます。彼は全社のITや情報システム、ネットワークインフラを管理する「ITグループ」に所属しています。その職業柄なのか、彼のところには「助けて!」や「質問」が殺到します。で、いつも忙しそう

          人に合わせて、組織を作る

          お詫び

          シロのさくら219は、毎年発売している限定の香りでありながらも根強い人気をいただいているフレグランスです。 この製品ができた背景には、いろんなことに挑戦することを後押ししたいという想いが込められています。 しかしながらそのさくらシリーズの一部のアイテムが資材不良をきっかけに納品が遅れ、オンラインでお買い求めいただいたお客様への発送が予約発売から大きくお待たせしてしまっています。 その事前告知を可能な限りお伝えしていたとはいえ、お客様から毎時間届く「いつ発送されるの?」というお

          お客様との関わりを作る

          2023年が始まりました。 あらためて本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年末にかけて、今年(2022年)の漢字シロ版を考えてみたのです。めちゃくちゃ想像を繰り返したのですが、僕の中で一番フィットしたのが「志(こころざし)」でした。 ボディミストや旬シリーズに象徴されるそれぞれに意義と志のある製品、製品箱の廃止やショッパーの有料化にある自分達の便益よりも環境を優先させる志、すながわプロジェクトや森への取り組みの根底にある地域と地球の未来を見据えた志、など。 元来シロいう

          お客様との関わりを作る

          横のつながり、組織のちから

          ※はじめて写真を投稿してみました…。 先日、東京本社の面々と忘年会を行ないました。 とても楽しかったです。 参加者一人ひとりに手紙を書く機会をいただいたのですが、あらためて文字というか言葉にすると、普段口からは発しないことを書き連ねることができました。 言葉ってやっぱり大事にしなきゃなって痛感しました。 とても楽しい時間を過ごすことができ、会を企画し、準備してくれた皆さんに感謝です。 歴史と想いがギュッと詰まった微笑ましい空間でした。 そして、パネルの展示にあった「今だ

          横のつながり、組織のちから