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お客様との関わりを作る

2023年が始まりました。
あらためて本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年末にかけて、今年(2022年)の漢字シロ版を考えてみたのです。めちゃくちゃ想像を繰り返したのですが、僕の中で一番フィットしたのが「志(こころざし)」でした。

ボディミストや旬シリーズに象徴されるそれぞれに意義と志のある製品、製品箱の廃止やショッパーの有料化にある自分達の便益よりも環境を優先させる志、すながわプロジェクトや森への取り組みの根底にある地域と地球の未来を見据えた志、など。
元来シロいう会社とブランドはそういった志や意志が常に足元にある状態でしたが、昨年はとりわけそれが強く、形になってきた一年だったと思います。

さて、2023年です。
有り難くもゆっくりと年末年始を過ごさせていただき、考えてたのは「お客様との関わりを作っていく活動」をしっかり取り組みたいと思います。
若輩ながら「経営って何だろう?」をここ数ヶ月考えてきました。その答えは当然に数多あるとは思いますが今のシロにとっての最適な解は、「お客様との関わりを作っていくこと」と定義することで帰着しました。
その関係性を構築することは、年次に限ったことではなく普遍的なものでありますが、あらためて元年と位置付けて考えていく意味において、今年はあえて掲げて取り組んでみたいと思います。

お客様との関わりを作っていく場は二つあって、それはシロでは、直営のお店とオンライン(自社で運営するECサイトやSNSなど)があります。

多くのお客様にご利用いただいているお店は、昨今のテクノロジーの台頭によりAI化が進み、販売スタッフは不要である、なんて議論もなされています。
その先駆け的なものも見た上でそう思うのですが、僕はしばらくそんな世界は訪れないと感じています。
もちろんこの先のことなんて分かりやしませんが、紛れもなく断言できることは「今ではない」ということです。
だからこそシロにおける販売スタッフの介在価値を明確に定め、その価値をお客様に伝えていく活動を一年を通して実行していくことでお客様との関係性においてどんな変化が生じるのかを検証してみたいです。

そして、自社ECサイト。
これは「気の利くサイト」であるために何をするかを考え、実装する一年にしたいと考えています。
amazonとヨドバシオンラインを見てて、実は結構な差が開いて来てるように見えます。消費者はヨドバシオンラインを支持するのでは?って。
品揃えは自由に流通する製品を取り扱う以上、差はつかない。また、買いたくないものをいくら揃えてもそれは消費とは結びつかない。けれど、製品を提供するサービスは企業の努力によって差は開く。例えばヨドバシオンラインは配達予定時間が1分単位で刻まれている。もし予定時刻よりも遅れる場合は、電話もしくはメールにて連絡が入るとのこと。
これをシロにおける自社の物流で実現したいわけでは決してなく、この気の利く感じをお客様に提供することで、お客様との関わりを強くしていきたいと考えてます。

いずれにおいても各論は形に変えることでお伝えしたいと思いますし、まず何よりもシロとお客様の間にあるものはシロの製品です。それらも当たり前に進化させて参ります。

旧年中のご厚情に感謝申し上げ、
2023年のシロも引き続きよろしくお願いいたします。


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