見出し画像

復職初日

復職してきました

 復職1日目。
 朝、少しいつもより早起きして遅刻しないように準備します。
 遅刻しないようにと、行きたくない気持ち、両方が占めている。
 怖い。休職前の風景が思い出されます。
 いや、私は休んで復帰するし、それを周りも迎え入れてくれるんだから、甘えていてはいけない。
 奮い立たせるってこういう状態を言うんだと思いました。
 不安で動悸と震えが出ていたので、庁舎に入る前にコンビニに寄って深呼吸して整えていました。

出社する

 有名人なので同じフロアの人間に顔が割れているのですが、
「あいつ普通に来ましたね」と同僚同志で話しているのが聞こえる。
 一方で更衣室では、別の課の人がとても優しい口調で雑談をしてくれました。
 自分の部署に入ると、いろんな人が挨拶してくれて、こちらも
 「今日からまたよろしくお願いします」と言えました。
 お昼休み前にお菓子を課員一人一人に配りました。
 「すみません。ご迷惑をおかけしました。」と声をかけて回りました。
 配っている最中、過緊張で動悸と震えが出ました。
 仕事中は、休職中の業務の引継ぎ、事務処理、雑務で終了。
 「休み休みやってくれればいいからね。一週間長いし。」
 と、何人かの人に声をかけて頂きましたが、結局フルタイムいました。
 こんなに気遣ってもらえるなら帰っても良かったかも。
 本当に周囲に気を遣わせてしまって申し訳無い気持ちと、他の部署の人がくるとひそひそと何かを話していくのが終始気になりました。
 うちの会社だと、休職すると職場の管理責任が問われる仕組みになっており、「休職する=上司の評価に傷つける」という印象になってしまうため、忠誠心の高い人から反感を買うのです。
 これはもう休職してしまった以上仕方のないことなのだろうと思います。

本日の反省

 本日の反省です。

  • 飲み会を断ってしまったこと

  • 人にあまり話しかけられなかったこと

  • 配慮してもらってるんだから、早く帰れば良かった

 実は飲み会に誘われていたのですが、「復帰初日なので」と断っています。これ、実は職場の心理的安全性を上げる、ラポールをつくるための飲み会なのです。
 課長に「お酒は飲むの?そういう席がもともと好きなら次の飲み会からは来たらいいじゃない」とお声かけ頂きました。
 まあ、要はお前のための飲み会だから来いということです。
 「次回からは行きます。」と答えておきました。

 あとは、人にあまり自分から話しかけられませんでした。
 「自分から声もかけてこない」とひそひそ言われているのが聞こえてきました。失敗した~。その後からは、人にいろいろ声をかけるように頑張りました。

 明日の課題は人に声をかけるです。頑張れコミュ障。
 いつまでこの配慮は継続するんだろう。
 不安解消用の漢方薬が無いと出社できない。ううう。
 ご拝読ありがとうございました。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?