見出し画像

日本の神社と最高神

日本の神社、神道における最高神は
ご存知と思います。太陽神(アマテラス)様。
その次が山に宿る山神(やまつみ)と
海に宿る海神(わだつみ)です。

この事を説明できる人が少ないです。

他に滝を神様としたりする神社も
ありますが、最高神は太陽。
その次を山神・海神と
覚えておいて下さい。

では神社の社殿は何のために
あるのかと言うと、二つの
パターンがあります。
一つは私達の祖先、祖霊を
祀(まつ)るためにある。
祀るには讃えるという意味があります。
もう一つは怨霊を鎮めるために
神様として祀り、利益を得よう
という考え方です。
この信仰を御霊信仰(ごりょうしんこう)
と言います。

本殿の奥には鏡や剣などの
依り代が置かれ、その依り代に
祖先の霊が宿ります。
神様が宿る家を御神体と言います。
物質に宿る事が可能なのか?
と思われるかもしれませんが
能力者の仲介を経た上で
儀式を通してなら
可能なのです。

中をのぞいては決してなりません。
私達が普段、神社で手を
合わせているのは、ご先祖様への
ご挨拶だからです。

では磐座(いわくら)信仰は
何のためにあるのか?
磐座は一時的に神霊と
交流する場所でした。
中には意識のある磐座も
あるので、しめ縄がされている
領域に勝手に入ったり、触れたり
してはなりません。
しめ縄には神様をその場所へ
止めるという意味があります。

御神木は神様が宿る木
とされていますが、正確には
長寿の精霊が宿る木の事を指します。
精霊は樹木に宿っています。
それ以外の草花は妖精と言います。
精霊は草花を守る存在であり
草花が助けを求めると
精霊は怒ります。
神域で草花を摘む時は
要注意です。

神社は、縄文時代から異界への入り口と
されて来た場所が脈々と
受け継がれてきた場所に建っている為
犯してはならない場所です。
写真も本当は遠慮した方が良い
神聖な場所です。
覚えておいて下さい。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?