本当の自分を知るきっかけ
正直、方法論としてはたくさんあると思うのだけど、今日は「答えは自分の中にある」というコーチング理論とは真逆の話をしようと思う。
それは「外の世界を知ることを恐れない」ということ。どういうことかというと、人は慣れを好む習性がある。それ故、余程の不都合がない限り自分から環境を変えたり、つき合う人を変えようとしたりしない。昨日も今日も1年後も顔なじみの人たちと過ごす可能性が高い。
居心地はいいのだろうけど、新しい発見はない。何ならこの人はこういう人だから自分はこう接しようと周りに合わせようと無意識にやっているものだから本当の自分はそこにはいない。ということに気づかないこともよくある。
面倒だし恐いのだけど
さらに、居心地がよくないにも関わらずずっと同じ環境にいようとする人も少なくない。そして自信ややる気を失い毎日を悶々としながらただただ過ごす。これぞ、まさに昔の私!!
その環境にいてもイケてない自分のイメージが自他共に増殖するし、自分が分からなくなる一方なのに、なぜ居続けるのか?
私の場合は、変化するのが面倒だと感じていたのと、恐かったからだ。しかしここを怠った代償は大きかった。いつか勇気を持って脱しない限り延々と本当の自分とつながっていない自分で生きることになるからだ。自信なんてずっとないし、何かに搾取され続けなければならない。それを認めたくなくてもそうするしかないと思い込んでしまうのも外の世界を知ろうとしないからだ。
ただ外の世界の情報を得るのではなく、リアルが必要だ。
実際にその場に行ったり、人と会ったり、環境を変えたり、、面倒だし勇気のいることなのだけど、それをしてみると単に情報を得るだけでなく、意外な自分を知ることもできたりする。自分はこんなことを感じるんだ。とか、こんな風に自分のことを見てくれる人もいるんだ。とか色んな可能性や新たな自分に気づくことができる。
これは私の実体験であくまで私の感覚なのだけど、
嫌だと思う環境に身を置きつつ外の世界に行ったり、知ったりしても効果はイマイチだということを私は感じたことがある。
というのも、仕事が楽しくない、苦しいと感じている中、プライベートで色んな人に会い、海外にも一人で出歩き刺激ある時間を過ごしたのだけど、なんか効果が薄いというか、仕事が現実で休日は非日常みたいな感覚がしていた。
そこで感じた新たな自分の感性や価値観とかをスルーしてしまうというか、新たな本当の自分の側面を認めてあげることがうまくできなかったように思う。
何が言いたいのかというと、中途半端に外の世界に触れると、結果も中途半端だよということ。結局、本当の自分が顔を出しているのに、それを認めてあげない。つまり、心地良い世界があるのに、そういう世界があるのだけ知って変化を起こそうはせず、結果、現状は変わらず嘆いている。
まとめると
本当の自分って気付いた時に認めてあげないと簡単にスルーしてしまう。そして認めた上でそれに合った環境に変化しないと生きてこない。それは面倒だったり恐かったり勇気がいることだ。それを踏まえた上で自分はどうしたいのか?いくつになっても可能性って必ずあってそれを信じる、信じないも自分次第。さあ、どうする? あ、結局「答えは自分の中にある」というオチになってしまった。。。
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