家族や職場の理解を得よう ―オンラインで海外大学院に行こう! マガジン #37
こんにちは。
岸 志帆莉です。
このマガジンでは、「オンラインで海外の大学院に行く」というテーマで定期的に情報をお届けしています。
社会人が大学院進学について考えるとき、家族や職場の理解と協力は欠かせません。そこで今日は家族や職場の人々とのコミュニケーションをテーマに考えてみたいと思います。
家族(パートナー)とのコミュニケーション
家庭を持つ方(あるいは同居家族がいる方)は、まず家族との調整について考えてみてはいかがでしょうか。とくに大学院への進学後は時間の使い方が大きく変わります。もちろん金銭的な問題もあります。夫や妻(パートナー)の理解は欠かせません。
そこでまずはパートナーに大学院進学の計画について相談するところからはじめてみましょう。実際に話をする前に、まずは自分自身で次の点を整理してみることをおすすめします。
②の「学習目的」については、自分自身だけでなく家族にとってのメリットもぜひ考えてみてください。相手の理解を得られやすくなるだけでなく、自分自身のモチベーションにもつながるはずです。
家族の今後について話し合う ―家族の5ヶ年計画
そのうえで今後の計画についてパートナーと話し合ってみましょう。今から5年後くらいまでを目処に、将来の希望や想定されるライフイベントなど、一度すべて卓上に出してみることをおすすめします。それぞれどんなキャリアプランを思い描いているのか、家族計画についてはどんなふうに考えているのか、あらかじめ話し合っておくことでいろいろ見えてくるものがあります。また互いの勝負どころやライフイベントが重なったときにあらかじめ協力しあう体制を作ることもできます。
夫婦間で解決できそうにないことがあれば、外注を視野に入れてもいいかもしれません。もちろん未来を完全に予測することはできませんが、わかっている部分だけでも話し合うことでいろいろな備えができます。
家庭との両立については、下の記事でもお話ししています:
職場との調整について考える
仕事をしている社会人の方は、職場との調整についても考えていきましょう。とくに残業や出張が多い人は一時的に働き方を見直す必要があるかもしれません。また上司に推薦状をお願いする場合、進学の目的について正しく理解してもらうことも欠かせないステップです。
職場と話をする前に整理したいポイントもまとめてみました。
ここでも家族のときと同様、あなたの進学が職場側にもたらすメリットについて考えてみることをおすすめします。そうすることでより上司や職場の理解を得やすくなるはずです。
こんなふうに会社への貢献と進学動機がリンクしていれば、職場の方々もきっとあなたの決断を応援してくれることでしょう。
仕事との両立については、下の記事でもくわしくお話ししています:
周囲の大切な人々の理解を得ながら、学業と生活をうまく両立させていきたいですね。
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