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無借金生活17年目

主人と結婚して17年経ちました。
主人も私も借金が大嫌い。
親戚に何千万と吸い取られた私の両親や
経営に失敗した人を何人も見てきたため
貸すのも借りるのも大嫌いです。

そんな借金嫌いの私たち普通夫婦が無借金生活をしている話をご紹介します。

1.お金は「貯まる」もの


主人はごく普通のサラリーマン。
私は大学を卒業してから1年産休を経て
現在高校1年生の息子が3歳になるまでフルタイムの仕事をしていました。今はガッツリ専業主婦です(笑)ごくごく普通の家庭だと思います。
でも結婚当時から風変わりだったかも?と思います。

なぜなら
お金がもったいないので 

披露宴をしなかった

からです。(でも新婚旅行は行きました)

結婚するにあたり「結婚式」はごく親しい親族の前で行いました。
披露宴も特に資金には問題なかったのですが
話し合いをしていると普段はおとなしい主人が声を荒らげて言いました。

「あんなの、人前で晒されたうえにお祝い金は式場に取られて何の意味があんの?おれはやりたくないっ!」

小さいころから披露宴でウエディングドレスを着たくてしょうがなかった私の目から大きいうろこがボロボロとおちました。

涙じゃないですよ!☺

あんなに憧れていたのに「ショック」ではありませんでした。
むしろ(ほんまそうだわ)と納得してしまったのです。

そこから無借金生活がスタートしました。
といっても元々私も借金はしていなくて、貯金があったので特に構えたことではなく、ごく自然に始まった感じです。

まず、主人の給料のいくらかを天引き貯金にしました。
給料が支払われた当日に財形貯蓄として自動的に引かれます。
その時はまだ若くて給料も少なかったので、ひと月2万、ボーナス5万ぐらいだったと思います。

2.車は現金で買う


天引き貯金を貯める前にも、お互い独身時代の貯金がありました。
子どもが生まれてから、お互い持っていた車が子どもを乗せるのに手狭だったので車をファミリーワゴンに買い換えました。
そのあと、私の車もスポーツカーだったので、VWの「polo」に替えました。その時も貯金から現金で払ったので特に問題はありませんでした。
4年前(天引き貯金を始めて11年)に、息子が大きくなったのでそのワゴンでも手狭になり、以前から気になっていたVWの「SHARAN」を購入しました。それはちょっとお値段が張ったのですが、天引き貯金をしていたのでそれで払いました。天引き貯金を使うのは今のところ車の購入だけです。なので購入後余ったお金+毎月の貯金で現在は結構な額になっております。

車はローンで払うのが主流となっているようですが、ローンで払うと金利がついてしまい、車に対する総支払金額が増えてしまいます。さらに車は時間が経つとそのものの価値が下がってしまう(減価償却資産)なので利子を余分に払ってまで購入する必要はないのと、メンテ費用(車検、修理等)と燃費(ガソリン代)、自動車税が家計を圧迫し続けることも想定することが大事だと思います。

今後もおそらく、現金で買い続けると思います。

3.最終目標は「定年後に家を現金で買う」

私たち夫婦も40代になり、生活に余裕が出てきました。
そこで天引き貯金の額を◎倍にしました。
(恥ずかしいので言えない)
あと、ボーナスは夏冬合わせて100万近く貯金することにしました。
天引き貯金を始めたのと同時(30代後半)にポイ活の一環として生活費をすべてクレジットカードで支払うようにしていました。
毎月何十万とクレジットカードの引き落としがあるのですが、ポイントがたくさんついてくるのでずいぶん得しています。
現に高校生の息子のプリペイドカードに毎月5000~7000ポイントを移行して「おこづかい」にしています。余ったら私のプリペイドカードにいれて友だちとのランチ代にしています。結構便利!

食べたいものを食べ、おいしいお酒を飲み、週末は(今はコロナで行けていませんが)外食したり旅行したりして過ごしていますが、貯金は給料から引かれるので確実にできています。

東日本大震災の時は、主人の会社の支店も被災して損害があり給料がいつもの半分に減ったこともありました。でも絶対天引きはやめないと決めていましたのでどうにか乗り切りました。

話は戻りますが。
生活に余裕ができてきたと同時に、息子と娘の大学費用も貯めてしまえ!ということで、まとまった額が普段出入金している銀行口座にある程度あったら定額に回しておろせないようにしました。(大体300以上が指標)
今年で二人の大学卒業までの学費が貯まりました。
ちょっと一段落したので髪の毛をブルーに染めました(そこはイミフ)

今後は老後の生活に向けてお金をためようと思っています。
年金もいろいろ入っていますが怪しいですしね。(笑)
夢は「二人で暮らせるだけの小さい家を現金で買う」ことです。
細々とでいいから、二人でゆったり暮らしたい。

4.ローンは【投資】じゃなくて【借金】

私の近所に今、若い夫婦がたくさんマイホームを建てています。正直(大丈夫なのかな)と思います。
うちは一軒家を借りています。一時期迷ったこともありましたが、メンテや固定資産税、ローン利子を考えると買う気になれませんでした。でもやっぱり一番は「建物は減価償却」ってところでしょうか。土地は値段がそこまで変化がないものですが、土地代とほぼ変わらないかそれ以上の建物代を払って、メンテナンス費用と固定資産税を払って、いざ売るときは土地以外ボロボロで価値がつかないのなら長い間ローンで購入しても意味がないと思いました。
「家は資産ですしね!」と不動産屋さんがよくおっしゃられますが、それは土地が基本の話です。うわもの(住宅)も建てて数年の話であって、10年以上たつと価値はゼロに等しくなります。35年ローンを組んだとしても25年は、土地以外の価値のないものためにローンを払い続けることになります。
(これってもはや借金ではないのか?)と思うようになりました。
住宅ローンを投資とか資産だと思うと、考え方自体はプラスですが、結局は「長くてしかも自分がそれを使用しているので感覚がマヒする借金」なのではないかと。



みなさんそれぞれご事情がおありだとおもうので、否定するわけではありません。私がそう思っているだけです。

4.十分な資金からの投資と節税

順調に貯金ができてきたので、投資を始めました。
リスク分も補填できるぐらいの資産がない時は














投資なんてギャンブルやー!
誰がやるかーー!












と思っていましたが、最近はコロナの影響でゆったり暮らしていることもありちょっと頑張るようになりました。
(銘柄等はここでは控えます)

ぼろ儲け、までいかなくても。ちょっと楽しみのある程度にしています。
あとは主人の出世で大量に税金を取られるようになってしまったため、節税を始めました。まずは皆さんがなさっている「ふるさと納税」から始めていますが、もう少し勉強して青色申告等も考えていこうかなと思っています。

5.無借金生活を維持するために必要な「お金の使い方の基本」

私たち夫婦の中でお金に関するルールが1つだけあります。
それは


「欲しいものは買わない、必要なものだけを買う」

です。
モノとお店にあふれたこの世の中で「物欲」はとどまることを知りません。
ネットの便利さも融通して、今では自宅にいてもスマホをタップするだけでほしいものが好きなだけ買えて、自宅に届くようになりました。
逆に以下の二点以上が入っていたら「必要なもの」としてOKとなります。

・何のために買うの?(目的)
・ずーっと使うもの?(継続使用)
・家族で使えるもの?

流行の服もたまには買いますし、欲しいものも全く買わないわけではないのですが、「必要なものを買う」が基本にないと、お金を使うのに歯止めがかからなくなってしまいます。

節約や貯金が苦手な方も、欲しいものを見つけたときに
「あれ、これ必要なものかな?」と一回考えるといいですよ!
(その時我慢できた分の金額をブタさん貯金箱にいれる)も立派な貯金になります。

ぜひトライしてみてくださいね♪



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