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WEBマーケティングで求められる2つのライティング力とは?

動画や音声といった媒体を使うことも増えましたが、ネットを使って集客とセールスを行うためにライティング力は必須になります。

厳密には、動画や音声にもシナリオがあるので、やはりベースとなるのは書いて伝える力=ライティング力となります。

で、多くの人は、売る力となるコピーライティングを学ぶのですが、これは半分正解で半分不正解。

というのも、コピーライティングは

・購入ボタンを押してもらう
・セミナーに参加してもらう
・無料で登録してもらう
・資料請求をしてもらう

というように読み手に行動を促すライティング。

で、この行動してもらうために必要なのが読み手がこれまで持っていた価値観とは違った方向へ導いていく教育が必要になるのです。

ダイエットで例にあげると、

「油を摂るのはダイエットの大敵だから、揚げ物を食べているとやせない」

という価値観を読み手が持っていたとしましょう。

でも、揚げ物を食べながらもやせる方法を売るために、

「油は実は、体に良いもの。だから、ダイエット中でも揚げ物は食べても大丈夫」

という価値観に変えていくために、いろんな証拠を交えて、価値観を教育していくのです。

(※たとえ話なので、実際、油がダイエットに良いかどうかは知りません笑)

もともと持っていた価値観を変える必要があるから、コピーライティングには多少のスキルが必要なんですね。

しかし、コピーライティングは、行動させるライティングなので、ブログやSNSといった集客でのライティングには向きません。

集客のフェイズで必要になるのは、教育ではなく、共感だからです。

同じくダイエットにたとえると、

「30歳を超えると、20代の頃のように同じ量を食べても太る一方ですよね・・・。」

とか、

「お酒の飲むと、いけないと思いつつもついつい食べすぎてしまいませんか?」

というように読み手から「そうそう」とうなづかれるような内容を伝えていく必要があります。

とはいえ、これってそんなにライティングスキルが必要になるわけではないんですよね。

コピーライティングが読み手の価値観を真逆の方向へ持っていくことに対して、こちらのライティングは同じ方向へ進んでいくだけですから。

川の流れに逆らって進むのか、川の流れに沿って進むのかくらい違いがあるイメージです。

だから、こういう共感できる文章となるブログ記事を書ける人はたくさんいるから記事制作の単価は安くなり、教育となる文章であるセールスレターとかLPを書ける人は少ないため、単価は高まる傾向があるのです。

僕個人としては、共感を目的とした文章は外注にまかせて、教育を目的とした文章は自分で書けるようになるのが理想だと思います。

こういったライティングの違いを言語化できて意識できている人が少ないと思うので、自分が今から書こうとしているのは教育のためなのか?

それとも、共感のためなのか?を意識するだけでもグッと伝わる文章になりますね。

では!

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