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【読書ノ型】気持ちよく本を読む。

「皆さん、どんな読み方で本を読んでいますか?」

ボクはですね、マイ読書ルールがありまして、
複数の読み方を切り替えながら読んでおります。

読書、もとい文章を読むことにムラが激しくて、
すぐに熱中して飽きてしまうような
「快楽」のために読んでいるボクが
最終的に辿り着いた読み方です。

noteを読んでいる活字大好きな人とは
また違った読み方になるのかな?と思い、
紹介していきたいと思います!!mm

ボクと同じ読み方をしている方は
「あ〜わかるわかる!」と共感していただき、
ボクと違う読む方をしている方は
新たな「読書ノ型」として頭の片隅置いてもらえると幸いですmm

それでは、ヒアウィーゴーーー!!!

【読書ノ型】気持ちよく本を読む。

結論から話したいと思います。
ボクの「読書ノ型」は、
「勝手に本の人格を作り出して、その人と対話するように読む」ことです。
これが「快楽」のために編み出した読み方なんです。

まずですね、「本を読む」という行為は、
非常に高度な脳の使い方をしていると思うんです。

皆さん、スラスラと文字を読んでおりますが、
これって、脳の中でとんでもない処理を
ずっと行なっているんです。

もともと人間に備わっている感覚器官は
「視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚」の五感です。
この中に「文字を読む」という機能は無いですよね。
しかも、「文字」という存在は、
極端にいうとただの「法則性をもった模様」です。

この「文字という模様」を視覚的に取り込んで
脳の中で処理して、「意味」を理解しております。

冷静に考えてヤバくないですか?(笑)
どんだけの負荷がかかっているんだよって話です。

つまりですね、読書という行為自体が
肉体的にとてもしんどい行為なんです。
というか、ボクはずっとしんどかったんです。

でも、なんとかかんとか
「しんどさ」を超える「気持ちよさ」を感じられるような
読み方を試行錯誤してきました。

この「読書ノ型」を少しずつ体得して、
本を読むことが楽しくなってきました。

【壱ノ型】「映像」をイメージして読んでいたボク。

まずはボクがこの考えに行きついた
経緯をお話したいと思います。

小中学生の頃は本を全然読んでおりませんでした。

でも、高校生になったボクはですね、
狂ったように「本」を読んでおりました。
ただし、ひたすらに「小説」のみです。

それには理由があって、
「池袋ウエストゲートパーク」というドラマに
ハマっていたんですね。
原作小説があるということで読んでみたんですよ。

すると、ドラマでの個性的なキャラをイメージしながら読むと「映像」のようにガンガン動いているんです(笑)

頭の中で映画やドラマを見ているかのように
その世界観にドンドンのめり込むんでいくんです。
ビュンビュンと流れていくイメージに圧倒されながら、
最終的には「キャラのセリフ」だけで
頭の中の映像を楽しんでおりました。

だから、小説は映画化やドラマ化されやすいのか!と驚きながら、
ベストセラーになるような小説を貪るように読んでいきました。

ですが、それでも「本を読む」こと自体はやはり苦手だったんです。

だから、小説以外のエッセイ本・自己啓発本・ビジネス本・思想本などの本は一切読まなかったんです。
なぜなら全然楽しくなかったからです。

【弐ノ型】「ラジオ」を聞くように読み始めたボク。

そんなこんなで仕事に就き始めてからは、
本を読むことから遠ざかっておりました。

仕事のために本は読まなきゃなーとは考えて
買ってみるものの読み切ることがなかなか無いんですよ。

高校生の頃に狂ったように小説ばかり読んでいたのが、
遠い記憶になり始めた20代の前半だったんです。

その頃のボクは、
お酒を覚えて飲みの席でいろんな人に
「話を聞く」というのにドハマリしておりました。

人から話しを直接聞けるのがとても楽しかったんですね。
いろんな考えやエピソードがあって、
そこから徐々に「深夜ラジオ」を聞けるようになりました。

深夜のラジオって独特で、
対面で人の話を聞いているかのように
パーソナリティーが語ってくれるんですよね。

その感覚をつかんでからの読書は
徐々に変わっていきました。

エッセイ本が読めるようになりました。
エッセイって、作者の感じたことや思ったこと、
体験したエピソードがまとめられております。

まさに、飲み会でのノリや深夜ラジオに近いノリなんですね。
文体も柔らかいので、喋り言葉にすごく近くて読みやすいんです。

人の話を聞くように読み始めると
語りかけてくるように捉えることができました。

これをキッカケに、
段々といろんなジャンルの本に
手を伸ばすことになっていきます。

【参ノ型】「人格」を勝手に作り出して読み始めたボク。

20代中盤の頃に、
仕事で手詰まり感を感じ始めて、
講演会・セミナー・ワークショップを
自主的に受けるようになってきました。

やはり、ビジネス本とか自己啓発本を読むのが
結構しんどかったんですよね。。。

ある程度、講演会に行き慣れた頃に
不思議な感覚になりました。

その講師の本を読んでみたときに、
「映像」をイメージできたんですね。
でも、小説のように物語性が
とくにある訳では無かったので不思議でした。

段々とボクの中の講師が膨れ上がって、
「ここは、こんな口調で喋っているだろうな。」
「ここは、こんな身振り手振りで紹介しているだろうな。」
「ここは、こんな表情で情熱的に語りかけているだそうな。」
と思うようになってきたんです。

ここで気づきました。
ボクの頭の中で「人格」を勝手にを作って、
本を読んでいるんだなと。

例えば、ホリエモンの本を読む際には
テレビやネットで見ているホリエモンの人格を勝手に作って、
本の内容を説明してもらっているようにするんです。

さながら、一人講演会です(笑)
でも、このおかげで
ビジネス本や自己啓発本を読むことが
楽になったんですね。

なぜだろうと考えてみると、
頭の中の講師が、身振り手振りで説明しているということは、
結局のところ、自分の頭の中で自分に説明しなおしているんですね。

なので、理解度が加速するから、
読むのが楽になったんだと思います。

さて、ここまでいろんなジャンルの本を読んできましたが、
最後の最後までなかなか手が出せなかったジャンルがあります。
それは、哲学書や思想本です。

もう難しくて難しくて、文体も凄く堅苦しくて、
何度も挫折しまくっておりました。

【肆ノ型】「対話」するように読み始めたボク。

そして、20代後半の頃、
ボクは「創価学会」という宗教に入りました。

以前の投稿で「考える」ことを癖にすることができたのは
宗教に入ったからだとお伝えしました。
なぜ目に見えない信仰をするのか?を
調べたり、聞いたり、考えたりすることで
自分が納得するまで「思考する」ことができました。

さらにもう一つの癖が出来上がりました。
それは、「なぜ信仰しているか?」を
人に説明する力が徐々についてきました。

「信仰」はボクのアイデンティティの一つになりました。
日常生活をする上で「なにかしらのキッカケ」
創価学会員だと伝える機会があるんですね。

すると、いろんな反応が返ってきます。
ですが根本的には「何故?」と疑問にたどりつきます。
その中で、相手の反応に合わせて対話することになります。

肯定したり、否定したり、興味を持ったり、
様々な反応に合わせて話をしていくんですね。
そのことで、新たな読書の型を身につけることができました。

それは、「対話するように読む」ことです。
先程の話では、本の内容から勝手に人格を作りました。
その人格と対話するように読むことで、
目の前の人と喋っている感覚になるんです。

では、「今」のボクが読書しているときの様子ですが、
一人でずっと喋っております。

大笑いしたり、悔しがったり、称賛したり、イラついたり、
疑問を言ってみたり、相槌をうってみたり、
人の前では見せられないような反応ばかりです。
でも、めっちゃ気持ちいいんです。(笑)

文字という模様を認識して、脳で処理して、
記憶に無理矢理ブチ込むより、
人とおしゃべりしているように読むことで、
ストレスフリーで「本」と向き合えるようになりました。

この「肆ノ型」を使って読み始めることができたのが、
哲学書や思想本でした。
大体こういう本は、「概念」を取り扱っているんですよ。
「概念」ってすごくフワフワしていて、
掴みきるまでに凄く苦労していたんですよね。

そこに対して本を読みながら、
自分勝手にワイワイ反応していくんです。

ときにはペンを片手に、メモや絵や図を描いたりもします。
そんなことをしていると、
ふと「そういうことか!」と納得するときがあるんです。

本を読むときって、静かなイメージがありますよね。
図書館とかでは「お静かに!」とも言われてしまいます。
ボクもそのイメージに囚われておりました。

でも、周囲に迷惑をかけないのであれば、
ドタバタと騒がしく人とお喋りするように、
理解するまで「本と対話」すれば良いんだ!と気づきました。

【読書ノ型】の総まとめ

最後にここまでに紹介した「読書ノ型」
まとめていきたいと思います。

【壱ノ型】「映像」をイメージして読む。
・映画やドラマのように映像をイメージする読書ノ型。
・主に小説などの物語系に向いている。

【弐ノ型】「ラジオ」を聞くように読む。
・飲み会での話や深夜ラジオを聞いているように読む読書ノ型。
・エッセイ本や自己啓発本系に向いている。

【参ノ型】「人格」を勝手に作り出して読む。
・作者の性格・喋り方・講演会を聞いているように読む読書ノ型。
・ビジネス本に向いている。

【肆ノ型】「対話」するように読む。
・勝手に作った人格とお喋りしているように読む読書ノ型。
・割とオールジャンル。特に哲学書や思想本に向いている。

「型」シリーズは今後とも増えていきそうな気がします。
そのたびにアップデートしていきたいと思います!

あなたの読書ライフの
参考になりましたら幸いです!mm

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!!

ボクの「読書ノ型」
まとめてみようと思い、
この投稿をまとめてみました!

もともとは別のことを
まとめようとしておりましたが、
脱線に脱線を重ねて、
「読書ノ型」に行きつきました。
不思議なものです(笑)


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読んでくれた方のご意見もお聞きしたいので
ぜひコメントいただけますと幸いですmm

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皆様が朗らな日々を謳歌することを、
心の底から祈っております!!

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