【運を迎えに行く】伝説の役満「九蓮宝燈」まであと3牌だった話。

「えっ？！これって、九蓮宝燈ねらえるんじゃねぇーーーーッ！？」

先日ですね、麻雀熱が劇的に沸騰したんですよ。
YouTubeで麻雀動画をみていると、カワイイ女性タレントさんが「ある役満」を出した動画を見つけたんです。
#ちなみにこちらの動画です

その出した役満というのがですね、「九蓮宝燈」と呼ばれる役満なんです。
これを出せる確率でいうと「0.0003%」なんです。

この役満というのがとても興味深くてですね、これを出したら全ての運を使い切ってしまい「死ぬ」とまで言われているんです（笑）

動画を見てしまってからは、ムクムクと麻雀したい気持ちに駆られてですね、その週末にはメンツを揃えて麻雀に繰り出しました。

ひたすらに麻雀を打ちまくってですね、そしてボロクソに負けまくったんですよ（笑）

ボクも初心者ではあるのですが、麻雀の勝ち負けを簡単にお伝えしますね。

お互いに25,000点ずつもって、最低で8試合おこなって点数を奪い合うんですよ。
最後に各々が持っている点数の合計値で勝敗が決まるって感じです。

その最低8試合を何回かおこなったのですが、まぁー見事にボロ負けしたんですよね。
なんだったら、ボクよりもあとに麻雀のルールを覚えた友人にもボロ負けしました。

それでもボクはですね、
まぁーめげなかったです（笑）

なぜならば、「九蓮宝燈」を目指しているからです。
自分の運を総動員しても、なおたどり着けないのが「役満」と呼ばれている「役」です。

運が足りないのならば、こっちから運を迎えに行くぜッ！！

挑戦してはボロ負けして点数をばんばか奪われていきましたが、そんな気概でひたすらめげずに取り組んでおりました。

麻雀って不思議なもので、究極のところ「ただの運ゲー」という人もいます。
でも、ボクはそこが麻雀のとんでもない魅力なんだと思うんです。

麻雀って、実力と運がキレイに「50:50」になるように設計されていると思うんですよね。

運を味方に付ければ、初心者でもベテランに勝つ可能性がある。
だけど、勝ち続けるためには全体の状況を見ながら、確率を計算する実力も必要になってくるんです。
つまり、「運を迎えに行く実力」を身につける必要があるんです。

これを「結局、運ゲーでしょ？」と捉える人と、「運が無いなら迎えに行くぜぃ！」と捉える人では、大きな違いがあるとボクは思うんです。
#あくまでボクはね

今回、そう思えてしまうような状況があったんです。

ズタボロに負け続けた麻雀日和でしたが、そろそろ終わろうかとなった頃でございます。
ボクがあの伝説の役満を出したいッ！と恋い焦がれていた「九蓮宝燈」ができ始めたんです。

実はですね、最初の段階はそんなに良い手牌じゃなかったんですよ。
でも、なんとなく「萬子」とよばれる「漢数字の牌」を集めるように進めてたんですね。
#今回のサムネで使われている麻雀牌です

すると、不思議なことに「萬子」がどんどん集まってくるんですよ。
途中で牌をとる順番が変わったりするのですが、そんなことお構いなしに「萬子」がボクの手元に集まってきました。
#思い出しただけでもゾクッとします

そして、残り3牌揃えることができたら、「九蓮宝燈」の完成というところまできました（笑）
麻雀をわかる人には伝わると思うのですが、この時点でボクが求めている3牌が場に全く捨てられていないんですよ。
誰かが持っている or まだ牌山にある可能性があるということなので、まだ全然勝負しても良い状況な訳です。

あのときの感覚は今でも生々しく覚えております。

めちゃくちゃ興奮する状況のはずなのに、手足がどんどん冷たくなっていくんですよ。
全体の一挙手一投足に最新の注意を払っていて、感覚がとても繊細になっていることが自覚できるんです。
あの瞬間、ボクの中では時間がとてもゆっくりと流れておりました。

結局ですね、流局になる寸前でボクが別の上がり牌をツモりました。
つまり、3牌手前で「九蓮宝燈」ならずッ！！というオチでした。

やっぱ、まだまだ運が足りなかったかーーーッ！！と思いはしましたが、九蓮宝燈を目指せる時点でなかなかの「運」な訳でございます。

一緒に麻雀していたベテランの方も、「九蓮宝燈」を目指せるだけでたいしたもんだよと激励してくれました。
しかも、「九蓮宝燈を目指して今日は麻雀やろうッ！」と宣言したその日でここまで近づくとは・・・と驚いてもおりました（笑）

そんなボクはですね、たくさんある麻雀の魅力の中で、一番推したい魅力というのがあります。

それは「運を可視化する」というポイントです。

「運」ってとても不確かなものじゃないですか？
日常生活ではあまりにも変数が多すぎて認識しずらいと思いますが、ボクは「運」は必ず存在すると感じているんです。

それは、自己啓発本でよく書かれるような「運が無くても運があるようにしたら好転するよ」や「自分で運が良いと思うようにしよう！」などのそういう話ではなくて、
自分という枠組みを大きく越えた「運の流れ」というのがあると思うんです。

話が一瞬だけ脱線するのですが、ボクはアプリゲームで麻雀もしたりするんですよ。
でも、確率が操作されている感覚があるんです。
現実世界では起こり得ない流れが明らかに起こっていて、どうしても楽しくないんですよね。

その点、現実世界で麻雀をすると面白いほどに「運」が偏ったり流れたりするのが可視化されるんですよね。
「運」が偏らないように細かいルールがあるにも関わらずにです。

さて、この記事でなにが言いたいかというとですね、

「運が有ろうと無かろうと関係無い。自分から運を迎えに行くつもりで人事を尽くして天命を待つ。」

それこそが、麻雀における大事な心構えであり、ひいては人生における大事な心構えなのではないでしょうか。

不毛で無駄で面倒でしんどいことが続いていく人生。
それでも、イカサマ無しで正々堂々と考えうる行動をひたすらにおこなっていく。
それこそが「運」を手に入れる方法なのかもしれません。

そんな気づきや学びを得た刺激的な麻雀日和でございましたッ！！mm

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皆様が朗らな日々を謳歌することを、
心の底から祈っております！！

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