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そもそもリーダーって何? 〜良いリーダーの条件とは〜

さて、巷にはリーダーと呼ばれる人で溢れていると思いますが、そもそもリーダーって何なんでしょう。今日はそれに触れてみたいと思います。

リーダーの定義

・先頭となるもの。「頭領」ならび「統領」の意味合いを持つ語として用いられることがある。
・グループ、集団を代表、指導、先導、統率する存在。

Wikipediaより

英語で言うところの “Leader” はそもそも “Lead” する人だから、一般的な意味はWikipediaさんの言う通りですね。

さて、これだといまいちピンと来ません。

そこで、私がいつも「リーダーとは何か?」を説明するときにする例えがあります。

身近にいるリーダーたちの例

私の中のリーダーの定義とは、「ルフィ(ワンピース)」、「うずまきナルト(NARUTO)」、「信(キングダム)」、「赤木 剛憲(スラムダンク)」などなど、です!(ドヤァ)

え?確かにリーダーっぽいけど漫画かよ!・・・と思われた方もいるかもしれません。

大丈夫です!大切なことは漫画、アニメから学んでいます!

さて、気を取り直して、彼らの共通点は何でしょうか?

それは・・・

無謀とも言えるような大きな目標に向かっているという点です。

海賊王に俺はなる!火影になる!天下の大将軍になる!全国制覇!

彼らには立派な目標があります。それも簡単に到達できない目標です。

そして重要なのは「彼らは誰も仲間がいなくても、例え一人であってもそれを目指す」ということ」です。

仲間がいないから諦めるということはあり得ません。彼らは自分の内なる内発的動機に従って動いています。仲間がいようといまいと関係ありません。

それに彼らには最初から仲間がいたわけではないですよね。

ルフィはシャンクスとの出会いをきっかけとして小さい頃から海賊王を目指してました。

NARUTOも同様、アカデミーで落ちこぼれでしたが、No.1である火影を目指していました。

信には最初から漂がいましたが、仲間というかそれぞれが同じ志を持ってましたね。

ゴリも一年生の頃から「全国制覇」を公言することで、逆に先輩や周りから煙たがれていました。

結局リーダーとは

私が思うに、リーダーというのは「例え誰も仲間がいなくても、一人であっても何かを目指していく存在」であると考えています。

そして、目標に向かっていく強烈なモチベーション、ビジョン、真っ直ぐな人柄に惹かれることで仲間が自然と集まってくる。ここで言う仲間のことを「フォロワー」と呼びます。

一般的なリーダーというと、それに従う仲間、フォロワーありきのようなところがありますが、実は一人でもリーダーはリーダーであると考えます。

そう、Leadするのは何も他人だけではなく、自分自身も対象です。

フォロワーたちはリーダーに惹かれて仲間となり、リーダーと共に、リーダーに従って動くようになります。

そしてそんな仲間たちを引っ張るためには、やはりビジョンが必要です。そのビジョンに賛同するからこそ仲間はついてくるわけです。そのビジョンは簡単には達成できない内容の方が、フォロワーたちはそれを達成しようと頑張っちゃうわけです。

これは何も漫画の世界に限った話ではありませんよね。

良いリーダーの条件とは

はい、というわけでビジネスの世界に話を戻しましょう。

ビジネスの現場についても、当然ながらリーダーにはビジョンが必要であると考えます。

ビジョンがあって、それに対して仲間が向かっていく。そしてそのビジョンは余裕で達成できるようなものではなく、ハードル高めである必要があります。

しかし、大したビジョンもなく、なんとなくチームを率いているリーダーも中にはいるのではないでしょうか。

ビジョンを語らないリーダーはリーダーにあらず、それはただの管理者ですね。

管理者、管理職=リーダーみたいな認識も世の中にはあると思います。

ただ、どう呼ぼうと本質的には変わりません。リーダーとは、自分及び他人をリードできる人です。

何かしらの夢やビジョンを持ち、それに邁進する・・・そしてその姿に共感して周りに仲間が集まってくる・・・。

こうやって書いてしまうと簡単なことのようですが、実際そうはいかないですよね。

自分だって十分に仲間を導けているかと言われると・・・なかなか耳が痛い話ではあります。。。

まずは、例え小さなものであっても目標・ビジョンのようなものはチームにどんどん共有していきたいですね。

そして、リーダーはフォロワーがいなくても目標に向かうものだと書きました。巷ではよく「リーダーは孤独」だと言われますが、例え一人であっても、仲間がいなくても、それでも目標に向かっていくには相当な胆力が必要だと思います。しかし、そのような覚悟があって初めて真に人を導くことができるのではないでしょうか。

果たして偉大なリーダーたちは何を思っていたのか・・・。そこに想いを馳せる金曜の夜でした。

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