見出し画像

弱点は認めると克服できる

私は重度のアトピーでした。

正しくは今も治療中ですが、
どうしてもどうにもならない時は過ぎて
コントロールできるようになったので過去形です。

大人になってから発症しました。
でも、マインドは元気な時を忘れませんでした。

私の中には、常にニコニコ元気なポジティブキャラが住んでいて、
365日24時間かゆくて、肌がぼろぼろな時も
ポジキャラちゃんに励まされて休まず会社に行けました。

だいじょばなくても、大丈夫でいさせてくれたポジキャラちゃんには
感謝でいっぱい。

でも。

ポジキャラちゃんに苦手なことは
「弱点を認める」こと。

弱点に直視しないからポジティブでいられたんです。

小さな弱点ならそれでよし。
乗り越える力になります。

大きな弱点なら?




この20年の間に、気づいたら私はこう思うクセが身についていました。

「肌が治ったら○○しよう。」
「(理想の肌でない今は)まだ本当の私ではない」

何をするにしても頭のどこかにこのフレーズがちらちらします。
そして30代のおわりに「あれ?」と思いました。

じゃあ、本当のわたしって?

いつか本当のわたしになれるときが来るの?

長いようであっという間の20代、30代を過ごしてきたけど、
ここで変わらなければ、本当の自分になったときにはおばあさんかもしれない!!

私は、ぼろぼろの私を認めていなかったから、
大丈夫なことにして
向き合うことをしてこなかった。


時間の大切さに急に気が付いて、
私は自分がぼろぼろなんだっていうことを
ようやく認めようと思いました。



それからの私は、一年かけてだいぶ心も体も元気になって、
「私は重度のアトピーでした。」
って文章を公表できるくらいになりました。

一年前にはしようとも思わなかったことです。


こんなに元気な毎日は大人になってからずいぶんと久しぶりなもので、
すべてのことが新しく、新鮮な気持ちです。
まるで生まれたてのひよこです。

また明日も元気に働けることを感謝して、
今日も眠りにつきます。

読んでくださり、ありがとうございました。

ARU(ある)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?