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人生に迷ったときは。

こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。

この1週間僕を苦しめていた口内炎が落ち着きました。
幸せです。


みなさん、テトリスってご存知ですかね?
上から降ってくるブロックを重ねて横一列揃えて消していくやつです。
今日はテトリスのお話です。

テトリスとの付き合いは結構長いです。
小さい頃に親のDSでやり始めたのがきっかけですかね。
高校生になってスマホをゲットしてからは試験期間の現実逃避アプリとして随分お世話になりました。
大学に入ってからは研究室から解放される貴重な昼食の時間に、狂ったようにプレイしてましたね。学食で。

まあ、とにかくテトリスは僕の人生に欠かせない存在なわけです。(主に現実逃避のツールとして)

で、テトリスをやり込んでいく中であることに気づいたんです。

テトリスって人生じゃね?って。

何言ってるかわかんないと思います。
もしピンときてる方がいるなら、相当テトリスやり込んでますね。

テトリスっていうのはさっき言った通り、上から降ってくるブロックを絶え間なく捌いていくゲームです。
捌ききれず、上まで積み上がって画面外にブロックが出てしまったらゲームオーバー。

このゲームオーバーに至るまでにいろんなドラマがあります。

まず、絶対に「楽な時間帯」と「しんどい時間帯」ってのがあります。
サッカーとかでもよく聞きますよね。今は守りの苦しい時間帯です。とか実況の方がよく言ってます。
これがテトリスにもあります。
楽な時間帯はほんとに何もかもがうまくいくんです。永遠にゲームオーバーなんて迎えないんじゃないかと思うほど。
で、この楽な時間帯ってのがなぜ楽なのか。
1番は来てほしいタイミングで来てほしいブロックがくる。これです。
4、5列積み上げ、長い縦棒を突き刺して消し去る瞬間。これ以上の快感を僕は知りません。

こんな感じでどんどんブロックが消えてくれるので、底から2、3列目より上まで積み上がらない絶頂期を迎えます。

これがテトリスにおける「楽な時間帯」です。

これがずっと続けば、一生テトリスは終わらないのかもしれませんが、実際はそううまくいかないものです。

では、なぜ楽な時間帯は続かないのか。

まず、1番のきっかけは「置きミス」です。
ブロックを置きたい場所から1マスずれた場所においてしまう、ブロックの回転がうまくいかず不本意な向きで置いてしまう、というものですね。

このミスが起きてしまうのには、疲労、油断、そしてブロックが落ちてくるスピードが上がるというのも原因として考えられます。

「置きミス」が起きてから、いかに慌てずに処理できるか。テトリストとしての真価が問われるわけです。
「置きミス」というのは不測の事態ですからね。臨機応変で迅速な対応が求められます。

次にもう1つ、楽な時間帯が終わってしまう原因があります。
きれいに積み上げて、きれいに消そうとしすぎる。
これです。
どうしてもテトリスやってるときれいにブロックを積みたくなってしまうものです。気持ちはわかります。
でもね、これやっちゃうとほしいときってほしいブロックが来なくて、高く高く積み上がってしまうんです。
なんで今お前やねん、みたいな。

こうなると、残念ながら「しんどい時間帯」へ突入してしまうと。

ここで、「楽な時間帯」と「しんどい時間帯」の意味合いをはっきりさせておくと、
「楽な時間帯」はブロックが低い位置で絶え間なく消されていき、高く積み上がらない。
「しんどい時間帯」はブロックが高く積み上がって、消しても消してもブロックの高さが下がらない。
という状態です。
つまりは、心にゆとりがあるかどうかです。
ブロックを積める「スペースのゆとり」は「心のゆとり」です。


さて、ここまでテトリスについて熱く語りましたが、どうでしょう。テトリスは人生だっていう意味、だんだんわかってきましたか?

まず、「楽な時間帯」と「しんどい時間帯」があるという点。
人生にももちろん「楽な時期」と「しんどい時期」がありますよね。
テトリスも人生も楽な時はこの状態が終わるなんて思えません。それくらいうまくいってますからね。
逆にしんどいときは必死です。なんでこんなにしんどい状況になってるのかもわからないし、とにかく余裕がありません。

互いに通ずるものがありますよね?

また、テトリスはうまくいってる状態から、ちょっとしたミスでいきなり風向きが変わります。疲労や油断によるミスですが、これも人生で経験することがよくあるはずです。

テトリスではスコアが上がるとブロックの落ちてくるスピードが上がっていきますが、人生においても、テトリスのように高みを目指していくと、険しい道が待っていますよね。

ブロックを一発できれいに消そうとするとうまくいかないように、人生でも一発逆転を狙うより小さなことの積み重ねていく方が大きなことを成し遂げたりするものです。

わかっていただけましたかね?
テトリスに散りばめられているあらゆる要素が、人生で起こるイベントに重ねることができるんです。

僕は主に現実逃避のためにテトリスをプレイしてましたが、プレイし終えたときに結局人生に向き合わされてる気分になりました。
でも、テトリスはゲームオーバーになれば何度もやり直せるので、現実より気は楽ですね。

まあ長々とテトリスは人生だ!って話をしてきたんですが、結局何が言いたいのか。
人生に迷ったら、テトリスからヒントを探してみてもいいのでは?という。
提案です!

最後に、テトリスを長く続ける極意をご紹介。
きれいに積めなくてもいいから、一列でも消す。です。
一気にたくさん消した方が得点は稼げるかもしれませんが、一番大事なのは心のゆとりです。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

テトリスで1番苦手なブロックは、あのS字みたいな、Z字みたいな形のやつです。彼が7回連続で来た時には、手が出そうになりましたね。

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