パンツだけは忘れるな。
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。
なんであのときこんな当たり前のことに気付けなかったんだろうってことありませんか。
最近ふと、強くそう思ったエピソードがあるのでお届けします。
僕が幼稚園のときかな、たぶん。
水泳を習ってたんですよ。スイミングスクールで。
で、その日も練習をそつなくこなして、更衣室に戻りました。
そして着替えようと水着を脱ぎ、バッグを開けたりんねくんは青ざめることになります。
勘のいい方はお分かりかもしれません。そうです。
パンツを持ってくるのを忘れたんです。
パンツを忘れるとは?となってる人もいるかもですが、これは水泳習ってた人は結構あるあるだと思います。
要は家からもうズボンの下に水着を履いてスイミングスクールに向かうわけです。
それで家にパンツを忘れちゃって焦るという。
まさにそういう状況でした。
そしてそれがパンツ忘れ初体験だったりんねくんは誰もが予想だにしない行動を取ってしまいます。
あろうことかフル〇ンのまま保護者席で待つ母親のもとへダッシュで向かってしまったんです。
受付のおばちゃんたちからの悲鳴を浴び、必死に駆け抜けたのを覚えています。
その後、受付の方から謎のおばちゃん用下着を貸していただき、更衣室で他の男の子に笑われるというほろ苦い結末を迎えました。
まあざっくりとこういうお話なんですが。
問題は、なぜりんねくんはフル〇ンでオカンのもとへ駆けて行ってしまったのか。
パンツを忘れたとはいえ、ズボンはあるわけです。ノーパンでズボンをはいてしまえばいい話です。
優しい方は、幼稚園生なんだしパニックになっちゃったんでしょう、などと言ってくれるかもしれません。
しかし僕は幼稚園児にしてあの状況で冷静に物事を判断できるスペックは持ち合わせていたと自負しています。
多少の混乱はあったとは思いますが、フル〇ンで更衣室を飛び出すほどではなかったはずです。
実際僕は当時の小さな脳みそをフル回転させてどうしようか考えたんだと思います。
そしてある選択肢にたどり着きます。
フル〇ンでオカンのとこに行かなきゃ、、、!
パンツを忘れるという失態を犯してしまった僕は、恥ずかしい思いを我慢して、更衣室を全裸で飛び出さなければならない。
フル〇ンを見られる恥ずかしさ、苦痛を我慢しなければならない。
そうするしかない。
パンツを忘れたのだから。
といった結論に達し、強い覚悟を決めてしまった記憶があります。
つまりパニックで飛び出してしまったというより、そうしなければならないと頭で判断して飛び出したと。
いやわけわからんわ!我ながら。
なんでそれしかないと思ったんや。
逆にそれだけはないわ。
何があってもフル〇ンで外に出ることだけはするな絶対に。
というわけで、こういう緊急事態に、ズボンをノーパンではくという当たり前の選択にたどり着けず、ありえない行動を取る覚悟を決めてしまう傾向が自分にはある気がしていて。
この件に関しては謎にフル〇ンで出る度胸があるのがまたね。その度胸他に回せやと言いたいところです。
まあとにかく、何かあったときに自分は冷静になれてるつもりでもなれていないというか。
なんでこんな簡単なこと、当たり前のことに気付けなかったんだろうと後悔することが多いんです。
さすがにこれ以来フル〇ンにはなってませんが。
なんか、優先順位をつけたりするのが苦手なんですかね。わかんないですけど。
まあそんな僕ですが、おばちゃん用下着を貸してくれた受付の方をはじめ、いろんな優しい人に恵まれて生きてこれたんだなと感じてます。
来年は、パンツを忘れない。フル〇ンで外に出ない。
これを徹底していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
これで2023年ラストの記事となります。
今年、僕の記事を読んでくださった方。本当にありがとうございます。
そして2023年をフル〇ン記事で締めてしまうことを深くお詫び申し上げます。
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