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意外とできない基本のき

今日は、できていると思っている人が多いこと。
社会に出て、時間が経つと忘れてしまいがちかもしれないですね。

看護実習生にしても、若手の看護師にしても
看護というのはチームで行うもの。
そこには、患者を中心に、医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、介護スタッフ、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど、
あげればキリがないくらい
まだまだたくさーんの職種がいるのは知っての通り。

それぞれの職種で、優先したいことは全く違う。
だって、そのために多職種で一人の患者さんをサポートしているのだから。そうなってくると、
問題になりやすいのは、コミュニケーションの問題。

言った、言わないの攻防戦。
責任の押し付け合いなど。
時間とエネルギーの無駄。できれば避けたい…
そのためには、どうしたらいいかな。

それは、
日頃の関係性をよく保っておくこと。

想像してみて。
仲のいい友達に、角を立てて話をすることはないでしょ?
仲が良ければ、「これ、相談してみよう!」って
積極的にコミュニケーションを取ろうと思わない?

反対に、仲のよくない人には
迷って迷って、
「やっぱり言うのやめておこう…」
となって
結局報告した時には、すでに遅し。
「なんでもっと早く言ってくれなかったんですか?!」と
新たな問題発生の悪循環。
他部署からの、あなたの信用も低くなります。
もちろん、直属の上司からの評価も下がるでしょう。

プロなんだから、そんなことないでしょ?と思いました?

いいえ、そんなことが通用するなら、
職場の人間関係が原因で辞める看護師はもっと少ないはずです…

話が脱線しましたが、
要するに
他部署とのコミュニケーションを大切にしておけば、
スムーズに仕事ができて
あなたの信頼度も上がって
最終的には
患者さんに最適な包括ケアを提供することができるのです。

では、そのためにはどうすればいいのでしょう?

答えは簡単です。

挨拶してください。

どのビジネスマナー書を開いても
挨拶、お辞儀などについては、書かれていますよね。
まず、朝目が覚めたら「おはよう」と言いなさい、と
小さい頃から躾けられていませんか?

それは、挨拶が大切だからです。

だけど、意外とできない人が多いものです。
他部署のスタッフとすれ違う時、
先輩と朝、出会った時
無言で通り過ぎるのはやめましょう。
しすぎて怒られることはありません。
「元気のいい子ね」、「しっかり挨拶ができる方ね」
そう言われるだけです。

他部署の管轄域に入る時(リハ室に入る時、検査室に入る時など)、
朝、患者さんに顔を見せる時、
指導者、先輩に声をかける時
ちょっとした一言で
あなたの印象はグッと上がります。
積極的な印象も与えられますので、意欲のある態度だと判断されます。
何度も言いますが、
それがあなたの職場、実習先での評価、信頼となるのです。

「挨拶もできないやつには…」と言うフレーズとは
ご縁がない方が幸せです。



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