FACTFULNESSを読もう
みなさん、おはようございます。本日は私の読書感想文として、FACTFULNESSを紹介したいと思います。読んだのがかなり前なので、はっきりとは覚えていませんが、大事なところだけは覚えているので、要点だけ抽出してみなさんにお伝えしたいと思います。
まずネタバレを含むため、細かい内容については紹介しません。そこに関しては私の文章より、YouTubeなどで動画紹介されているので、そちらを見た方が効果的だと思います。あくまで私個人の意見としてお聞きください。
まずFACTFULNESSがいかなる本かといえば、レビューなどを読んでいる方ならご存じかと思いますが、思い込みで判断してはいけない、世界は悪くなっているどころか、どんどんよくなっているということが書いてあります。これについては統計を見ることで判断できるということです。
そうでなくても実感として、感じられるものがあるのではないでしょうか?例えば、世界人口はついに80億人を突破しました。つい先日まで70億人だったのに。これは治安の改善、病気の激減、栄養状態の大幅改善がなされたことは感覚的に理解できます。一時期パンデミックがあったとはいえ、世界人口を激減させるほどの脅威はありませんでした。
その他にも、戦争が大きな要因ではありますが、第二次世界大戦後、世界は大きな戦争はしていません。小競り合いや紛争は頻発しているとはいえ、全世界を巻き込んだ世界大戦は起きていません。これは喜ばしいことで、世界大戦のような大規模な戦争が起きれば、人口動態にも影響します。それがなくなっただけでも、人類は大幅に進歩したと言えるのではないでしょうか?
次に思い込みを捨てて、統計を見ようということだけど、なぜ、世界が悪くなっていると感じてしまうか、ということに関しては、悪い情報ほど、頭に残りやすく、それが残ったままでいるため、悪くなっていっているだろう、と思い込んでしまうことから、世界は悪くなっていると感じてしまうようです。
先にも述べましたが、地域紛争はあるとはいえ、世界大戦は起きていません。病気に関しても大規模な、それこそスペイン風邪やペスト、天然痘のようなパンデミックは起きていません。そこから考えても如何に病気に対しても安全になったかが分かります。
これらは一種のバイアスがかかるため、思い込みがひどくなってしまうのだろうと思われます実際著者は途上国にも足を運び、現地の生の声も聴いていました。そこで、世界はどんどんよくなっているという結論に至ったようです。
私も世界はどんどんよくなっているということに対しては同感です。例えば、先進国で言えば家電製品の性能はどんどん良くなり、スマートフォンとか普通に持てるようになりました。車だって高いとはいえ持っている人はたくさんいます。これだけ便利になっているのだから、世界が悪い方向に向かっているとは到底思えません。
やはり、世界を良くしていくには科学の発展は欠かせません。それまで生きられなかった人でも生き残ることができるようになりました。これがあるからこれだけ多くの人口を養うことができるのです。
最後に、この本の一番言いたかったことである、思い込みを捨てて、統計を見ようということが如何に大事だということが分かったと思います。日本でも凶悪犯罪は劇的に減っています。テレビで報道される頻度が上がったため、如何にも増えているように感じてしまいますが、実は統計上は激減しています。なので、思い込みで判断しないようにみなさん心掛けてください。
以上FACTFULNESSを読んでの感想でした。ここまで読んでくださりありがとうございます。