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困ったことがあったら子供に相談してみよう

みなさんおはようございます。みなさんは仕事とかで困ったことがあったら誰に相談するでしょうか?親ですか?上司ですか?それとも専門のカウンセラーでしょうか?実を言うと私はこれらの誰でもありません。あり得ないと思うかもしれないですが、自分で解決したいと思うなら敢えて子供に相談をもちかけます。その理由について考えます。

子供に相談して何の解決になるんだ、と思ったあなた、それは子供たちが持つ能力について分かっていないと言えるでしょう。子供たちは大人のような先入観や思い込みで物事を判断せず、とても柔軟な発想をします。また言ったら恥ずかしいと思うようなこともありません。そのため、とても正直に話してくれるし、自分自身が思い込みによって道が塞がれていたとしても、子供が何気なく言った一言で簡単に解決できるなんてことも起こり得ます。

さらに、子供たちに新聞紙を使って遊んでみるように言っておくと、大人が思いもつかないような遊び方を実践してくれます。例えば大人の世界でも会議などでブレインストーミングなんてやり方があります。相手の言うことを否定しない、次々と意見を出すなどの基本的なルールを守れば実は大人でもどんどん意見が出てくるのです。しかし子供はそれが自然にできます。その柔軟な頭を使わない手はないでしょう。何かにぶつかって困っているときは、子供に相談するというと子供がかわいそうみたいに言われるかもしれないので、子供と話をしてみようとするだけでもいいかもしれません。

私がこういった思考に至った理由は子供ができて以来です。それ以前にも子供たちは柔軟な発想ができるということは本などを読み知っていましたが、実際子供と接するようになると、考え方が一気に変わります。最初は子供がなぜ泣いているのかもわからなかったですが、最近ではこうすると泣くといったこともわかってきました。こだわりが強いことも多いですが、そのこだわりをどうやったら叶えてあげられるかとかも真面目に考えるようになりました。具体的には子供が泣いたときにメモを取り、どういう理由で子供が泣いているかもよく考えたりします。例えばアイスクリームを食べるという行動についても、味やサイズはどれがいいかも考えながら注文しています。最近ではその好みを外すこともほぼなくなりました。実は子供の行動パターンは規則性がないように思えて実はかなり規則的であることもわかりました。

そういった事例もあり、私は自分の娘にいろいろ質問をしたりします。自分が仕事で困っていたら、まず娘と会話するようにしています。別に愚痴を言うわけではありません。ただ会話するだけです。そうすればそこから新しい解決の糸口が見つかることがあります。娘からも仕事に行かないで、なんて言われたこともあります。そこで私は働き方を見直しました。それでそのとき働いていた会社は自分には不適合と判断し、転職に至ったのです。結果論ではありますが、大当たりでした。これが大人に相談していたらどうでしょうか?絶対辞めない方がいいと言われて終わりです。辞めたら次はない、と言われるのがオチでしょう。しかし子供は思っていた以上に大人の顔色とかを窺っています。おそらく娘には私が体調を崩していることが分かったのでしょう。

このような経緯もあって、まず問題があったら子供と話すようになりました。別に子供自身が解決法を教えてくれるわけではありません。ただ思ったことを言ってくれるだけです。しかし自らが決断するための大切な情報は与えてくれることでしょう。結局何事も最後に決断するのは自分です。であれば、先入観や思い込みで判断するような大人の意見に流されるのはもったいないことです。

私は相談という言葉を使いましたが、別に相談する必要はありません。ただ会話するだけでいいです。それこそ子供が好きだと言うことを忠実に実践してみるだけでいいでしょう。私はその過程でおもちゃを一緒に買いに行きました。欲しい物がたくさんあったでしょうが、最終的には約束通り1個を買うということで本人がちゃんと選びました。私もおもちゃがダブることを避けるために、これはもう買ったね、といったようなことは言いますが、基本的に娘に選ばせてます。これには理由もあり、自分で選んで責任を持たせる意味もあります。後で文句言ったら、それ自分で選んだよね?って言い返せます。幸いそのような事態になったことはありませんが。

話を戻すと、子供は本当に柔軟で大人が思いもつかないような答え方をします。これは本当に大人たちを助けるものです。幼稚と言うと悪い響きに聞こえるかもしれませんが、私はいい意味でとらえています。幼いからこそできるものも多いからです。このように困ったことがあったらまず子供と会話してみるのもいいかもしれません。思いがけない回答が返って来ることでしょう。

サポートしていただいたお金は子供の学費のため貯金します。一人でも多くの人が学べる機会を得られるように、お互いサポートしていきましょう。みなさんに感謝しています。