![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146335036/rectangle_large_type_2_e88896447072c517692bfa586d74110b.jpg?width=1200)
最もヘルシーなカレーとは
これに対する答えは無数にあるだろう。
だが。
私個人としては「サバとトマトのカレー」を推したい。
みじん切りにした玉ねぎをバターで炒め、カットトマト缶を加え煮込む。そこにサバ缶を汁ごとぶっ込み、カレールウを入れてしばらく煮込んで完成。
隠し味はその日の気分で、というレシピ。
ヘルシーである。
しかし。
最近ルウを使わずにカレーを作った事により、脂肪分の大幅カットに成功した更にヘルシーな「サバとトマトのカレー」ができるはず。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146331456/picture_pc_cb18a2ceee1203b09a92aa89697993a5.jpg?width=1200)
さて、いつもの如くスパイスは勘で投入して、隠し味は気分次第でやっていこう。
サバは今回、サバ缶ではなく値引き品の塩サバを使った。スーパーでサバ缶の値段を見て怖気づいたからだね。
サバ缶ひとつで税込218円だと?
ひと缶98円で買えた時代が懐かしいぜ。
あと、同じく値引き品の鯛の切り身を見つけたので、今回は「鯛カレー」も作ろう。
さて。
サバと鯛に塩をして放置後、下茹でする工程が終わったのだが。
スパイスをテキトーにぶち込んだカレールウはどんな味になったかな?
ゔっ、、、。
えっ、、、苦い?
旨みのカケラもないただの苦いペーストができていた。トマトの酸味が、スパイスの苦さに押されている。
いや、焦るな私。ここからだ。
塩、胡椒、オイスターソース、醤油を加えてみたが物足りない。
どうしよう。
そうだ、味噌!
魚のカレーなのだから合わない訳はない!
コクも風味も深みも加えてくれるヤツ。
『クッキングパパ』でも、味噌カレーのレシピがあったハズである。
そして、しばらく煮込んだら出来上がる「鯛とサバとトマトの味噌カレー」。
なんだか当初の予定が狂ってしまったが、まぁ気にするな。美味けりゃ良い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146381938/picture_pc_d328f6f42bec544e9c9e5aae5cfcfa86.jpg?width=1200)
いただきます。
相変わらず最高である。
やっぱりお前だよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146412518/picture_pc_2c38946e78db5bd3be4624c98fc62080.png)
青魚の臭いやクセなんてまったく無い。口の中でトロッととろける腹身の部分が最高だ。
サバ缶の代わりに塩サバを使ったため、身が柔らかくてひたすらに美味いカレーだ。
やはり今回のMVPは味噌だったな。
よく考えてみれば、サバカレーに味噌を入れたんだけど、サバの味噌煮にカレー粉を加えたという考え方もできるな。
不味いわけがないぜ。
お次は「鯛とトマトのカレー」。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146405379/picture_pc_0f22f54318a036cb954172f8f10033e8.jpg?width=1200)
さて。
鯛のカレーは初めてだが。
いただきます。
パク。
あっ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146761776/picture_pc_0298f2117d002fd2abe94071e652c38f.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146405650/picture_pc_fb7eb5f2a437637ffd1198be7f4de569.png)
サバカレー「!!?」
悪く思うな、サバカレー。
圧倒的に鯛カレーが美味い。
正直、あまり期待してはいなかった。
鯛のような淡白な白身魚では、カレーの主張に押しつぶされてしまって、美味さを発揮しないのではないか、と。
ところがどっこい。
鯛がめちゃくちゃジューシーなのである。
主張の強いトマトも味噌も、まったく鯛の邪魔をしていない。
むしろ、それらもスパイスも、鯛の旨みを最大限に引き出している感じだ。カレールウの主張が強いからこそ、鯛の淡白な優しい旨みがより際立つのだろうか。鯛の脂をこんなにハッキリ感じるとは思わなかった。
こうなってくると、色んな魚でカレーを試したくなるな!
これはしばらく魚のカレーにハマりそうな予感がしますぜ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?