ヴィッセル神戸サポが語る川崎フロンターレの魅力

私はヴィッセル神戸のファンだ。
だが羨ましいチームがある。
川崎フロンターレだ。
なぜか?ただ強いからだけではない。
川崎フロンターレの魅力をヴィッセル神戸ファンの私が紹介したい

①ファンの民度が高い
日本のサッカーファンの問題の一つが欧州に憧れすぎにあると思う。
欧州のサッカーが全て日本より上で欧州のようになるべきだと考えている人も多い。
そんなサッカーファンは欧州の殺伐とした雰囲気こそ本当のサッカーだと思っている節がある。
それは違うと物申したい。確かにレベルは欧州に劣るかもしれない。しかし、日本が生み出した老若男女が楽しめ、相手をリスペクトする姿勢にこそ本当のサッカーの楽しさが詰まっていると思う。
川崎のサポーターズグループの基本的に川崎華族はブーイングしないことで知られている。素晴らしい姿勢だと思う。
加えてすごく良いと思ったのが、バイエルン・ミュンヘンとのテストマッチでの態度だ。試合前にゴール裏でこう言ったという「ここではバイエルンのユニフォーム着用禁止になっていますが、全然着てもいいです。ただ僕たちの応援を気にいったらぜひフロンターレの応援に来てください」(また聞きの意訳のため誤ってたらすみません)
応援にはいろんなスタイルがあると思うが川崎華族の生み出したスタイルは日本が生み出した誇るべき応援スタイルだと思う。

②物語がある
川崎フロンターレには物語がある。
博多の森の悲劇から始まり、J2でコツコツ、力を蓄えシルバーコレクターの時期を経て黄金期と、スモールステップでコツコツ、ファンも蓄えてきたフロンターレはそうそうファンも減らないだろうと思うし、川崎の誇りになっているのではと思う。
ちなみに、ヴィッセル神戸は神戸市民から神戸の名を冠しながら弱いチームということで認知されしまっていて、いまだにヴィッセル神戸のファンだというと「今年は残留できそうなん」といわれてしまう。
ヴィッセル神戸も阪神淡路大震災から連なる物語をもっとアピールすべきだと思う。

③攻撃的なサッカースタイル
川崎は攻撃的なサッカースタイルを標榜し一貫している。
最近はそうでもないが、毎年選手が入れ替わりスタイルも一貫しない神戸からすると羨ましい。(かといってバルサスタイルを貫かれても困るが)結果川崎劇場のような劇的な試合が多くなりファンを獲得することにもつながっていると思う。

④ファンサービス
とにかく面白いことをしようとする姿勢がすごい。
ファンを何より大事に思っているからであると思う。

⑤ダービーが2つもある。
多摩川クラシコとBIG神奈川ダービーの2つが羨ましい。
一番羨ましいかもしれない。ヴィッセル神戸はガンバ大阪と神阪ダービーと銘打っているが正直相手にされてない感が強い。あと神阪としているところが絶妙にダサい。普通に阪神にするか摂津ダービーとすれば良いのにと思う。
ダービーの相手が2つもいるというのはすごく羨ましい

⑥ユニフォームがかっこいい
水色と黒色の組み合わせってかっこいい(ただの主観)

⑦選手育成
選手の育成→欧州移籍→穴埋めこのサイクルが極めてうまく回っているのが川崎だ。
このサイクルがうまく回ると日本代表から入ったファンも掴みやすくなる。
そして、やはりアカデミー出身選手がいると応援にも熱が入る

今日はヴィッセル神戸ファンが川崎フロンターレの魅力を紹介してみた。
ヴィッセル神戸も川崎を見習いつつ、独自のサッカーや応援スタイル、地域密着を進めて行って欲しいと思う。
もちろん昨年の王者ヴィッセル神戸も『強い』という何よりも求められる魅力を兼ね備えている。これを読んだ人は一度Jリーグに足を運んでもらえると嬉しい。

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