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37_口答えの多い部下への対応方法

皆さま、こんにちは。

猛暑続きのお盆休みとなりましたが、リフレッシュはできましたでしょうか。これから各自で夏休みを取得される方も多いかもしれません。熱中症に気を付けて、無理せず元気にお過ごしください。

さて、本日もストアカの講座内で受講者様よりいただいたご質問にお答えします。いつもご質問いただきありがとうございます!

【質問】
私はエミアブルです。理詰めで話をするアナリティカルの部下が、なんとなく苦手です。成長してほしいと新しい仕事を依頼しても、口が立つため、何かと理由をつけて断られてしまいます。「ここはお願いしたいなあ」と思う時でも、細かな言葉の応酬が嫌になって、上司の私がつい引き取ることに……。どうしたらいいでしょうか。


【回答】

エミアブルの方は、自分の気持ちや都合より、周りの気持ちや状況を優先することが多いタイプ。上司の依頼なのに「何かと理由をつけて断ってくる」アナリティカルの対応には残念な思いをお持ちになることがあるでしょう。

 とはいえ、部下の成長を願ってのことであれば、アナリティカルに気持ちよく依頼を受けてもらいたいものですね。

 どうしたらいいか、考えてまいりましょう。

 まず、アナリティカルは「ここはお願いしたいなあ」「あなたのためだから」という漠然とした言葉や感情論では動かないと認識をしてください。納得できる理由があることが重要です。

アナリティカルは「納得」がキーワードのタイプ。

 「この仕事は3年先には会社の新事業の柱になるものです。その際には、30代のリーダーに中心となり推進してもらいたいと思っています。Aさんが会議の席でも客観的で分かりやすいプレゼンをしてくれている点を高く評価しています。その分析力、プレゼン力を新事業にぜひ向けてほしい。」

「なぜあなたに依頼するのか」を具体的に納得するまで説明しましょう。

 さらに、「多くの人を巻き込みながらプロジェクトを引っ張るのは、Aさんにとっては未経験ですが、Bさんにサポートを依頼しています。」とサポート体制をきちんと説明してください。

 「いい感じに仕上げて!」「任せるので好きなようにやってみて!」「とにかくやってみて!」など丸投げするのは避けましょう。

・依頼する理由を伝えて納得してもらう
・サポート体制も明確にする

このような点に留意することで、スムーズに進みます。

アナリティカルに気持ちよく動いてもらうには準備が必要です。少し時間をかけて準備を整えてから、依頼するようにしてください。

 皆さまの職場でも使ってみてくださいね!


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