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57_優しい上司が豹変した時の対応方法

皆さま、こんにちは。
汗ばむ日も増えて、すっかり夏の気配ですね。本日はストアカの受講者様から頂戴したご質問に回答いたします!どうぞお付き合いください。

【質問】
職場にエミアブルの上司がいます。普段は話しかけやすく、とても穏やかな印象です。
ただ、会議の場で反対意見を言う場面になった途端、ドライビングに豹変。きつい言葉を使うので場の空気が固まります。初めてきつい言葉を使う場に居合わせた時は、別の人のように感じてたいへん驚いたことを記憶しています。それ以降、どちらのタイプで上司に対応したらいいのか分からなくなり困惑しています。
今後の接し方について、アドバイスをいただけますと幸いです。

エミアブルとドライビングは正反対のタイプ。まさに「豹変」していますね。

【回答】
ご質問ありがとうございます。
普段は穏やかで話しかけやすい一方、会議で反対意見を言う時だけ、きつい言葉を使う上司への対応に困惑しているということですね。
実はこの方のように、ある特定の場面で普段と違うタイプが表に出るという方も多くいらっしゃいます。
どうすればよいのか、考えていきましょう。

結論:ドライビングだと思って接する

回答を結論から申し上げると「普段からドライビングだと思って対応する」です。その理由を順番に解説していきたいと思います。

人のタイプが変わる時

まず、人のタイプがどのような場面で変わるのかについて、考えてみましょう。
タイプが大きく変わる場面として代表的なものは、イレギュラー時です。例えば、遅刻をしそうで焦っている時、クレームを受けた時、電車を降りたら大雨だった(傘を持っていない)時など。

そして私たちは、イレギュラー時にはメインタイプが出やすいと言われています。

ご相談いただいた上司の方に目を向けてみましょう。
イレギュラー時にメインタイプが出やすいことを考えると、上司の方のメインタイプはドライビング。普段のエミアブルでの姿は、チームの雰囲気を壊さないように、気を遣ってくださっている結果なのかもしれませんね(ご自身のタイプをコントロールできているとも言えます)。

「メインタイプで対応する」が大原則

タイプ別コミュニケーションでは、相手のメインタイプで対応するのが原則です。
今後は、「エミアブルは仮の姿で、メインタイプはドライビングの方だ」と思って接してみてください。そうすると「突然ドライビングに豹変した」と驚かなくてすみますし、ドライビングに合わせたコミュニケーションも取りやすくなっていきます。

ドライビングへのおすすめの対応方法

最後に、ドライビングの方と接する際のアドバイスとして、ドライビングの特徴を整理しておきたいと思います。

ドライビングは、次のような特徴を持つタイプです。

  • 結論から端的に話をすることを好む

  • 感情論を振り回されるのはやや苦手

  • 強面に負けず、懐に飛び込んでくる人は全力で守る

このような特徴をお持ちのため、会議の場では、自分の意見をはっきり言う人を評価する傾向があります。その点を理解して、あなたの意見を求められた際には「一つだけ私の意見をお伝えしてもいいでしょうか」と、しっかり主張をしてください。

意見を伝えるときには「結論から、ストレートに」がポイントです。場の雰囲気に負けずに主張をするあなたをドライビングは評価するはず。相手が受け取りやすいコミュニケーションの取り方を工夫することで、苦手意識が軽減し、人間関係が上手く回り始めます。

繰り返しになりますが、イレギュラー時、私たちはメインタイプが出やすくなります。
普段と違うタイプが表に出てきた時は

  • いつ

  • どんな言葉で

  • どんな表情、態度で

  • 何を言ったか(事実か感情か)

をしっかり観察をしてみてください。
相手のメインタイプを見分けるチャンスでもあります。
そして、表に出てきたメインタイプを見極めて対応方法を工夫してみてくださいね。

皆さまの職場でもぜひご活用ください!ご質問ありがとうございました。

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