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血が苦手だった?

私は血が苦手で、血を見て倒れたり、健康診断の採血が困難になるなどの支障があり、改善したいと思っていました。原因を探る中で、自分の心の中に原因があるとわかり、その原因を取り除くことで血に対する苦手意識を徐々に解消していくことができました。


■私は血が苦手?


それは中学三年の美術の時間でした。私は彫刻刀を使っていた時に誤って自分の指を切ってしまい、流れ出た自分の血を見てとてつもなく気分が悪くなり意識が朦朧としました。傷口は深くはありませんでしたが切れているので痛みもあるはずなのですが、それよりも何よりも気分が悪く全身の力が抜けて起き上がれなくなりました。
自分はこんなに血がダメだったのかと気付かされました。
 

■採血ができない?


それ以来私は極力血を避けるようになりました。テレビドラマの流血シーンなども実際に血を流しているわけではないと分かっていても気分が悪くなるので見ないようにしました。 意識的に避けていても突発的なことは避けることができず、一緒にいた友人がうっかり刃物で指を切って流血してしまい、それを見た私は意識を失って倒れるということもありました。
また、特に困ったのが健康診断の採血の時です。採血をするときは血を見ないように目をそむけているのですが、いざ採血をするとなると血の気が引き、血流が悪くなるのか注射針を刺しても血液を採取できないという状態になってしまいました。注射針の太さを変えたり、両腕から採血するなどしても採血量が規定量に満たないこともありました。
採血をするというだけで私にとっては一大事で、 採血をするのに二、三十分掛かってしまうこともあり採血を終えると疲れ切っていました。
 
 

■自分の心の闇を暴く

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