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何かを失うということは何かを得ること、ということは何かを得ることは何かを失うこと、なのかもしれない

偏頭痛と付き合う

眼の奥が痛いサラリーマン
偏頭痛で目の奥が痛い

偏頭痛に悩まれている方もいると思います。私もその内の一人でした。中2ぐらいの年齢から、周期的に痛くなったり、少しストレスを感じると頭痛になったり、天気が悪くなりそうな時に頭痛になったりで、毎月1回以上は寝込んでいたような記憶があります。約25年悩まされていました。

筋トレ

これは、肩こりから頭痛なのでは?という事を考えて肩こりの改善のために、筋トレをするようにしました。
よくあるダンベルを使ったベンチプレスや、スクワット等のトレーニングを自宅で行いました。しかし、やり方に問題があったのかもしれませんが、肩こりも特に改善しないし、頭痛も改善されませんでした。

習慣

筋トレは引き続きやっていたのですが、約4年前に、朝のジョギングをやるようにしました。ほぼ毎日約5km以上走りました。有酸素運動による脂肪燃焼が目的で始めた。走り終わって汗だくになった後の、冷水シャワーが気持ち良くて、習慣になりました。

僥倖

数ヶ月が過ぎた頃に肩こりや偏頭痛が無くなっていることに気が付きました。ストレス解消にはなっている、と感じていましたが、偏頭痛から救われたことは僥倖でした。

限界突破

走る男
走りまくる

挑戦したくなる

走る事ですっかり偏頭痛から解放された私は、走るという事に対して欲が出てきました。
これは、距離当たりの速さであったり、例えば、ハーフマラソンやマラソンといったさらに長い距離であったり、山を走り回るトレイルランニングであったり、色々と挑戦したくなりました。

前兆

毎朝のジョギングは毎日約10km以上走るようになっていました。さらには、仕事の休みの日には低山を走るというような事もやりました。
そんな走る事が趣味になりつつあった、ある日、足のアキレス腱の付近が痛くなりました。そのような状態ですから、走るのをやめようか、と思いもしましたが、痛みをこらえて続けることにしました。

無知による過ち

今思えば、この時にきちんと1週間でも休息をとっていれば簡単に回復できていたと思います。
しかし、サポーター等を購入して圧迫する事で、痛みを軽減させながら走り続けました。限界を突破できてこそレベルアップできるという、思想をもっていたことにも起因しています。

限界の先は故障だった

車での通勤で、駐車場について、車から降りたタイミングで、足の裏の踵の付近がズキンっという痛みがでました。駐車場からオフィスがある場所まで歩いている間も痛みつづけました。
仕事が始まると痛みが不思議な事に痛みがなくなる、という事が数日間続きました。そして、痛みの時間がどんどんと長くなっていきました。

足底筋膜炎と付き合う

靴底サポーターを選ぶ男
靴のインソールを選ぶ

治らない

本格的に痛くなり始めると、常に痛みがでていました。
特に、朝が一番痛いのです。マッサージであったり、湿布を張ってみたり、サポーターでごまかしたり、という事を処置として繰り返しましたが、一時的に痛みの緩和ができても全然回復しませんでした。
私の仕事が立ち仕事である事も治りにくくする、要因の一つだったかもしれません。

なかなか治らない

足の痛みが回復しない事もあり、ジョギングをやめました。ジョギングをやめれば、回復するだろうという見込みもはずれ、痛みのレベルは休みの日に少し回復しても、仕事が始まるとまた痛みが戻ってきました。

ようやくネットで調べ始める

過去に筋肉痛や疲労骨折、ぎっくり腰等にはなった事がありましたが、全て激しい運動を避けていれば、時間と共に回復することができました。
しかし、2週間以上たっても、なかなか治らなかったことから、この症状は何なんだ?と思いようやくネットで調べました。

足底筋膜炎という自己診断に至る

GOOGLE先生やYOUTUBE等で調べた結果、足底筋膜炎という自己診断に至りました。
そこで、整形外科に行く、とか、整体に行く、ということをしていればもう少し早く解決できたかもしれませんが、結局、この痛みは強弱の波を伴いながら極端に悪化することもなく、付き合い続けることになりました。
そんな中で、靴のインソールを買ったりしました。これは、痛みの軽減にはなりましたが、回復することはありませんでした。

自宅待機

自宅オフィス風景
在宅副業風景

コロナウイルスの濃厚接触者になる

そんな痛みと2年近く付き合っている中で、長男がコロナウイルスに感染しました。そのため、私は濃厚接触者として自宅待機になることになりました。
そして、そのタイミングが2022年の年末年始の連休とちょうど数珠つなぎになったため、会社は約2週間以上休むことになりました。

暇なので家でできる副業を探して見つける

海外勤務の予定があったので、外国語の勉強をしよう、と思い休みの1日・2日はそれなりに、モチベーションを高く取り組めたのですが、やはり、飽きてきてしまいました。
そこで、何か在宅でできるアルバイトがないか、探してみつけて、副業をやりはじめることができました。

WEBライターになる

その在宅アルバイトを数件やった後に、WEBライターの仕事の依頼がきました。
はじめは、健康に関する事を3000文字程度で記事をWordPressで作成する、というテストライティングを受けることになりました。
パワポを使った、会社のプレゼン資料の作成であったり、ExcelやWordといったビジネスソフトには長けてはいましたが、WordPressとは何ぞや?というところから調べつつ、時間もたっぷりあったことから、テスト記事を作成し、無事に合格・採用ということになりました。

突然の別れ

大きなトランクを持って手をふる男
GOODBYE

仕事始め

年末から年始の間は、結局この副業や外国語の勉強で忙しくしていて、あっという間に休みは終わってしまいました。
自宅待機の期間もあり、長男もコロナに感染していたこともあり、ほぼ外出のない年末年始となりました。
そして、仕事が始まりました。

異変に気付く

仕事が始まってから、数日がたった時に、異変に気付きました。
自分の足の痛みがなくなっていたのです。
1週間たって、どうなるか、2週間たって、どうなるか、痛みが戻ってくる気配もなくなっていました。

様子をうかがう

そうして、現在、3か月以上たちました、以前のような痛みはやってきません。
花粉のシーズンが過ぎたらジョギングを再開したいなぁ、とも考えています。
とはいえ、足底筋膜炎とも長い付き合いだったため、いまは様子をうかがっています。


ここまで、読んでくれた方、ありがとうございます。



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