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【本】いい習慣で人生を変えていく。(自己分析あり)

「なんか最近本読んでないなぁ」

今日は帰りに久しぶりにいつもの書店にいこう。
雪の降る時期で多いときは毎日通うくらいなのに。

雪国は冬に出かけられないから「短い夏を」忙しなく過ごす。
「5月」の桜は一晩で散り、紅葉が来たと思ったら雪が降る。
あくまで体感だ。

『されど日記で人生は変わる』今村暁さんです。

「最近あんまり時間もないし買うにしても読みやすいのがいいな。」
買う気はあまり無かったけど「人生が変わる」でやられてしまった。

開いてみると読みやすい。
そしてすぐ読めそう。

これはいいかも知れない。
前半をほぼ読んでしまって買わなくてもいいかと思ったがそうじゃない。
この本が家にあることで、いつでも「人生を変えるきっかけ」になってくれるかも知れない。

これは買おう。安いし。



日記は自然と続けてきた。
ここ数年の話だ。
でも「人生が変わった」と自覚できることはなかった。

もしかしたら、「習慣」の力が巡り巡っていい循環になっていたかも知れないが、それは置いておこう。

日記を書くときは「万年筆」を使う。
なんでもそうだけど、「好き」を取り入れると続きやすいもの。

あなたは、何かを続けるコツあるでしょうか。

そんなあったらいいなのひとつが「日記」で手に入るというのがこの本です。
正直、超簡単です。
だって好きなことを書けばいいだけですから。
「でも好きなことって何を書いたらいいか分からない。」ですよね。

この本では、その「何」まで教えてくれます。



・何の本か

「日記を元にして習慣の作り方」を説明しています。

・日記を続けるとは


日記を続けるとは、「習慣を作ること」です。習慣ができれば人生が変わります。

例えば、あなたが今日から毎日10分だけ仕事に役立つ本を読み始めたとしましょう。
1ヶ月続けると15時間になります。

この15時間であなたの収入が上がってお金になるかも知れません。


・何を書くか

日記を書くときは「テーマ」を決めます。
あなたの少し先の未来で「こうなっていたい」と思えるなりたい姿を想像してみてください。

その「なりたい姿」を毎日書いてください。
なりたい自分になるためには何が必要か書き連ねていきます。


・続けるには

毎日、なりたいことだけ書くのでは面白くないですから「行動」しましょう。

その行動記録を日記に書きましょう。
大したことじゃなくても大丈夫です。
例えば「今日は考え事が晴れてスッキリした」とかでOKです。
大事なのは、「テーマについて考え続けること」。

どうやってなりたい姿に近づくか、目指す人は何を経験して成長していったのか。

是非、考えてみてください。


・どう勉強になったか

「考えるきっかけになる本」です。
これは少し先に行くと「自己分析」がある気がします。

自己分析なんて今までやったことない人にとっては「そんなこと考えたこともない」ですよね。わたしもそうです。

わたし的に役に立った考え方を紹介します。

・あなたが子供の頃好だったことは

どんなレベルでも大丈夫です。

「そういえば一人で絵を描いていることが多かったな。」
「輪の中心にいた気がする。」

それをまた再現することは不可能です。
そのやっていた「こと」に暗示される本質を見つけましょう。

抽象的でしたので具体例を出します。
「一人で絵を描いていることが多かった」場合。
何を描いていたか思い出しましょう。
描いた後にどうしていたかも重要です。

わたしの場合は「地図」をよく描いていました。
そしてそれを人に説明して一緒に遊ぶのが好きでした。

ここから考えられることは、「仕組みを考えること」

こんな感じで考えると自分でも気付いていない「好き」のヒントが見付かります。


・あなたの得意なことは

「1人で考えること」

こんな感じでOKです。

得意なことって「自然とできること」なんですよね。
なので本人は全く気がつかないことが多いのです。
人とと比べて初めて気付くことに「得意なこと」が隠れていることも多いです。

最近では「コロナ自粛期間で自宅にいるのが苦痛すぎる」というのをよく耳したり目にしたりしました。

わたし的にはこの苦痛、全く理解できませんでした。
「ずっと家にいれるなら最高じゃん。」という感覚です。

職場の上司は「マジでやることなくて死ぬかと思った」そうです。

「過ごし方」を知らないだけなのでしょうが、とても可哀想に思えたものです。
こういうのって説明しても理解されないですからね。
こんなところに「得意」が隠れていたりします。

もちろん逆もあり得るでしょう。
わたし自身もある意味「可哀想」な人です。


・あなたの落ち着くことは

「部屋で1人、考え事をしているとき」
得意なことをしている時が落ち着くときです。

あなたの周りが「落ち着く輪」で守られているイメージです。
「友達と飲んでいるときは何も心配せず過ごせる。」
「1人でドライブに行くと落ち着く」

こんな感じです。
重要なのは、「その状況でなぜ落ち着けるのか。」
「ドライブに行くと落ち着くから運転が得意なんだ」と考えることもハズレではありませんが、「快適な空間で1人、適度なストレスを受けながら作業をすること。」のように考えると幅が広がります。

「友達と飲んでいるとき」に落ち着くのであれば「みんなと繋がっている感覚」があなたを落ち着かせています。

このようにあなたの「落ち着く輪」のなかで生活するようにすると、強みが活かされやすくなります。
是非広く捉えて仕事に活かしてみてください。


もっと本格的に自己分析したい方はこちら↓
少し長いですがおすすめです。



・どう活かせるか

あなた自身を知ることができれば、そこから導かれる強みを活かしましょう。

その活かし方は人それぞれになるでしょう。
そして生かす場所も仕事だけではありません。

ブログを書いてみたり、写真を撮ってみたり、イベントを主催してみたり、人と人を紹介で繋げてみたり。

なんでも個人でできることです。
好きなこと、あなたの周りに囲われた輪の中で少しずつ広げながら深めていきましょう。


・明日からできること

「自分を自覚しましょう。」

そして考え続けることです。
考え続けるために必要な知識をネットや本で調べましょう。

本を読む人がよく本屋に行く理由はこれです。

そして考えをまとめたり、自覚させるために「日記」が使えるんですね。
自分が何をやっているか分からなくなったときは、過去のあなたが何を考えていたか見えるので再確認もできます。

ぜひ日記、始めてみてください。


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