大ベストセラーの言うことは全て正しいのか?
こんにちは。
日本で唯一の運動・栄養・休養による「正しい身体管理」の総合的な知識と考え方の本質が学べる、
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日は「売れている本が正しいことを書いているとは限らない」
についてお伝えしていきます。
現在現場で活躍されているトレーナー、インストラクター、治療家の皆さまの
日頃の指導におけるヒントやアイディアの参考になればと思いますので、
本日も宜しくお願い致します。
さて、本日も前回の続きをお伝えしていきます。
ここまで取り上げてきた「牛乳と健康」について。
前回のnoteで取り上げた書籍は
日本ではシリーズ累計140万部を売り上げた
「超」ベストセラーです。
出版業界は10万部を越えればベストセラーと言われる規模ですから、
140万部というのは相当な大ヒットと言って良いでしょう。
ただ、逆に言えば、それにもかかわらず
書かれている内容に関しては、前回までのnoteに書いたように
残念ながら参考にすべきでないことも書かれているというのが事実です。
つまり、「売れている本=正しいことが書かれている」とは限らないということです。
これは当然で、そもそもこの本は一般の方へ向けて書かれている書籍ですから、
いかようにも人を扇動することはできます。
これは、今後も間違えなく繰り返されることであって、
おそらくこの世にこのような事がなくなることはないでしょう。
だからこそ問題は、そのような状況にあっても私たちトレーナーが
いかにご自身のお客さまや周囲の方々に対して
そのことを正しく説明できるか、ということかと思います。
ここでいう正しさとはもちろん「医科学的に認められていること」ということになります。
そこに、思想や個人の意見、体験などでは必要ありません。
むしろそのような自分の中の「正しさ」を作ろうとすることで、
拗らせることにもつながります。
この「正しさ」というのを一般的には「原則」というのかと思います。
そして「原則」とは、自然の法則、自然の摂理とも言えます。
科学とは、これら自然の法則や摂理を一つひとつ紐解いていく作業です。
ですから、その科学によって理解された原則を元に
より良い指導を行なっていくのが、
トレーナーの役割ではないでしょうか。
だからこそ、そのような意味において「正しい」指導ができるトレーナーを目指していきたいと思いますし、
そんな方々と今後も一緒にトレーナーとして仕事ができれば幸せです。
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次回、第三期(6月を予定)の身体管理指導士養成講座の募集を4月1日から行いますのでお楽しみに!
(整形外科系機能解剖、内科系機能解剖、整形外科系疾患学、内科系疾患学、トレーニング理論、栄養学、休養学、テーピングで人の身体をより良くするための知識を包括的に学べます。)
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発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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