『許せない・・・』っと思った時にしたい心身管理
こんにちは。
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日もnoteをご覧いただきありがとうございます。
私たち人間は誰しも、生きている間に一人や二人
どうしても「許せない人」とという人物がいるのではないでしょうか。
または、日常的に腹が立ったり、
「このやろう」「ムカつく」といった感情が
湧き上がる瞬間というものは
相当な”人間”ができてていない限り、
少なからずあるものだと思います。
少なくとも私は、
日頃そのような感情を持ってしまうのですが、
最近とある言葉を知って
それ以来、以前に比べると
その感情を止めることができるようになりました。
その言葉は、論語の孔子が言われた言葉で
「子曰く、賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みるなり」
というものです。
この意味は、
「人間的に素晴らしい人(賢)に出会ったら、自分もそうなろうと思い、つまらない人を見たら、それを自分のことのように反省すべきである」
です。
素晴らしい人に出会った時に、その人をある種目標にし、
「その人に近づきたい」と思う心は持ちやすいかと思います。
ただ、先ほど挙げたような自分に対して『不賢』、
つまりあまり良い影響を受けなさそうな人に対しては
どうしても先ほどのように「苛立ち」を持ってしまうことが
私にはあります。
ただ、そんな時でも相手に対してベクトルを持つのではなく、
そういう時こそ「自分の日頃の言動を省みる」という姿勢が
人間を作るということを孔子は述べています。(さまざまな解釈はあると思いますが、私はそう解釈しております。)
日本にも昔から
「人の振り見て、我が振り直せ」
「反面教師」
などという言葉があり、
これらも孔子が伝えたいことを言い表した表現ではないかと思います。
生きていれば対人関係に対して
さまざまな感情が湧いてくることがあると思います。
本当に許せないと思うようなこともあるかもしれません。
ただ、そこでどんなに相手を責めたり、憎んだりしても、
結局は何も現実が変わらない、もしくは気分が悪い状態が続くことも
精神衛生上良くありません。
それよりも、自分の言動を振り返ってみて
「自分はあのようになっていないか」
と問うことを意識しなければと、
最近感じた次第です。
そしてそれが、
『心身の管理』にもつながるのではないかと思います。
(ちょっと強引ですが・・・)
発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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