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知らないうちに間違った情報を拡散してしまってない?

坐骨神経痛の原因と対策のコピーのコピー (1)

こんにちは。

日本で唯一の運動・栄養・休養による「正しい身体管理」の総合的な知識と考え方の本質が学べる、

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日は「知らないうちに間違った情報を拡散してしまう」

についてお伝えしていきます。

現在現場で活躍されているトレーナー、インストラクター、治療家の皆さまの

日頃の指導におけるヒントやアイディアの参考になればと思いますので、

本日も宜しくお願い致します。

前回は、「牛乳と骨折」に関してよく引き合いに出される論文を元に

「論文の引用」に関する注意点をお伝えさせていただきました。

ただ、もちろん私がお伝えしたいことは、

特定の個人や団体を取り上げて、

それらを指摘したり、

それによって、自分の正当性を主張したいのではもちろんありません。

ここではあくまでも、

引用論文は自分で内容を精査する必要があるということです。

もちろん今回の牛乳という1事例については、

今後様々な研究が進んでいくうちに、

世の中の多くの研究者が納得する形での健康被害が認められれば

当然それに準ずる対応を専門家はすべきです。

そのため、その主張の妥当性について問いているものではありません。

そうではなく、今回は引用された論文の「解釈の妥当性」を問うものです。

そして、ここで最も危険なのは、

内容を精査せずに引用するというパターンです。

今回の牛乳の一件についても、

とあるベストセラーで書かれていることを

そのまま論文とともに引用して説明されています。
※実際には、論文の詳細(題名、発行年、代表著者名など)については触れられていないですが

本来であれば、それを載せる段階で自分の目と頭で精査して

内容を確認の上で引用することが望ましいですが、

今回のようなケースでは、

それをせずにネット上などで「牛乳は身体に悪い!」と言ったタイトルで

記事を書いているように思えます。

ただ、これは自分にも少なからず当てはまる部分かと思います。

特に専門知識などの領域においては、本当に注意が必要です。

自分が何かで仕入れた情報を、良かれと思ってSNSなどの情報媒体に載せてしまうこともあるでしょう。

ただし、その情報の妥当性を確認しないで発信してしまうことが

後々になって間違っていたということになる可能性も、ないとは言えないでしょう。

今言われるているフェイクニュースなどもその一つです。

自分は正しいと思って拡散した情報が、

故意による捏造などによって歪められた情報を拡散してしまっている場合があります。

だからこそ、私たちトレーナーは

専門家として世の中から認められるためにも

できるだけそのようなことにならないよう、

自分で情報を精査する目を養っておくことが重要でしょう。

もちろん、自分の主張を正当化するために根拠となるものを歪めるのは論外です。

ただ、自分が正しいことを行なっていると思っていたのに、

知らず知らずのうちに間違った方向へ他人を誘導してしまう可能性があるということです。

そうならないためにも、まずはしっかりと各自が武装していきましょう。

本日の内容も、何かの参考になれば嬉しいです。

坐骨神経痛の原因と対策のコピーのコピー (1)

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