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【無料公開】バズらず、ファンを増やす『SNSコミュニティの教科書』を出版しました!

熱量の高いファンを獲得し、売上が安定する

顧客満足度が上がり、自然とリピーターが増える

インフルエンサーに頼らず、継続的に口コミで広がっていく!

これからサービスを立ち上げる方や企業のマーケティング担当者の方の中には、こんな状況を目指して試行錯誤をされている方も多いのではないでしょうか。

もしくはこの仕組みを実現したいと思いながら、「夢物語か……。」と諦め気味の方もいるかもしれません。

しかし、諦める必要はありません!

愛される商品を売り続けたい皆さんに贈る「教科書」ができました。

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コロナ禍を経て、人々の消費動向が変化した現在は「エンゲージメントの時代」

生活様式やメディアが多様化し、人々がより自分らしい表現や共感をベースとした消費(イミ消費)を行う傾向が高まってきた世の中では、インフルエンサーを起用した瞬間的な「バズ」だけでは消費者に注目してもらうのが難しくなってきたのです。

そこで注目されているのが「SNSコミュニティ」を活用して熱量の高いファンを生み出し、彼らに消費者目線で商品の魅力を語ってもらう手法です。

しかし「コミュニティ」は比較的新しい概念であり、趣味をきっかけに参加したことがあっても、自身のビジネスへの活用経験がある方は多くはないのが現状です。

なぜコミュニティがマーケティングに役立つのか?
せっかく作るなら意味のあるものにしたいが、そのためにはどうすれば良いのか?

知っている方は少ないですし、それらを体系的に学ぶことは難しい状態でした。

コミュニティ作りで、最初に手にとっていただきたい一冊

そこで私たちは、どなたでも0からコミュニティへの理解を深め、立ち上げることができるような入門書を作ることにしました。

申し遅れましたが、私たちは「シンセカイテクノロジーズ」という会社です。これまで、多くの企業や自治体に向けて、デジタルを活用したコミュニティの構築運営支援を行ってきました。

テレビ局が手がけるアイドルコミュニティや、地方自治体が地方創生を目指して作るコミュニティ、ゲームメーカーによるゲームタイトルコミュニティなどジャンルはさまざま。

これまで我々がコミュニティ支援をしてきた企業様からは「ユーザーのリアルな声が拾えるようになった」「コミュニティをきっかけに新しい売上が生まれた」など、嬉しいお言葉をいただいています。

熱量の高いファンを生み出すことができれば、マーケティングにまつわる多くの課題が解決します。

・サービスの認知度、顧客のエンゲージメントに課題がある
・コミュニティ運営を任されたが、何から始めたら良いかわからない
・売上に結びつく効果的なマーケティング手法を学びたい

こんなお悩みを抱えた皆さんが、コミュニティ作りについて学ぶ、最初の一冊となれば幸いです。

このnoteでは書籍の目次と、私たちが本を作るきっかけとなったほど強く感じている「コミュニティの重要性」について触れたセクション2つを無料公開します。

具体的なコミュニティの作り方や、コミュニティの活用例など、続きが気になった方はぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

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【全文公開】バズるのはゴールではない、今必要なのは KOC

これからのマーケティングには、消費者に歓迎される強烈な顧客体験起因のエンゲージメントが重要になってきます。インフルエンサーを中心とした「バズ」を生み出す手法だけではなく、企業にはもう一段別のマーケティング手法が求められているのです。

「5:25 の法則」をご存じでしょうか? 顧客離れを5%改善すれば、利益率が最低でも25%改善されるという法則のことです。もちろん、新規顧客の獲得も重要なことに変わりありませんが、利益を追求する企業にとっては、一度できた顧客を手放さないことにリソースを使っていくことも、非常に重要だと言えます。

既存顧客の離反を防ぐことは「自社の商品/サービスが顧客に選ばれ続けること」だと言い換えられます。

特に現代日本において、この商品がないとだめだ!ということはほとんどないでしょう。生活に必要なものは24時間営業しているコンビニで手にとることができ、かつ、インフラも整備されているので、次から次へと商品が市場に溢れている状況です。

そのため、これまでのリーチ主義には限界がきはじめています。

「選ばれ続ける」ためには、商品が消費者の生活に溶け込み、習慣化されることが必要です。これは、ロイヤル顧客を醸成するというマーケティング用語にも置き換えることができるでしょう。

彼らは自社の商品を何度もリピートしてくれたり、友達に自然とおすすめをしてくれたり、SNSで商品やサービスへの愛を語ってくれたりします。

エンゲージメント重視のこれからの時代において彼らは、いち消費者からいちマーケターにもなりうる。そんな存在を従来のKOLではなく、KOC(Key Opinion Customer=消費者目線でレビューし、購買意欲を促す人)と呼んでいます。

KOCは、商品のレビューを行うといった情報の拡散を行う、影響力のある消費者です。つまり、商品の魅力の代弁者と言えます。KOCはKOLと似ていますが、インフルエンサー
を指すKOLに比べ、KOCはより身近な消費者に近い存在です。

インフルエンサーを中心とした「バズ」を生み出す手法は今後も必要ではありますが、それだけがWebマーケティングの本質ではなくなってきています。

一度接点を持った顧客が熱を高くキープしてくれること、言い方を変えると「バグ」る消費者を囲い込むこと、つまりKOCをいかに醸成するかという変化が企業には求められ始めているのです。

それらを創出できるのがこれからご紹介していくコミュニティのメリットです。

KOC は本書においてとても重要なキーワードなので、忘れずに押さえておきましょう。

【全文公開】マーケティングに活用できるコミュニティ

ここからは、KOCを醸成するために大きく役立つ「コミュニティ」について説明します。

KOCの醸成は「コミュニティ」で行う

KOC(Key Opinion Customer)は、商品やブランドの一番の応援者であり、商品の魅力の代弁者です。

シンセカイテクノロジーズでは、KOCを醸成し続ける鍵は「コミュニティ」にあると考えています。コミュニティは、広辞苑第六版によると「一定の地域に居住し、共属感情を持つ人々の集団」「地域社会」「共同体」と定義されています。

学校や部活、会社など、すでに読者のみなさんもどこかのコミュニティに所属して生活をしていると思いますが、最近ではSNSやオンラインサロン、ゲームギルドといった、インターネット上でのコミュニティが形成され始めています。

本書で扱うコミュニティとは、企業や商品、サービスを軸に集まった顧客同士をつなげる、オンライン(SNS)コミュニティのことを指します。

なぜKOCを醸成し続ける鍵が「コミュニティ」にあるのかというと、商品やブランドを心から愛し、選び続けるKOCにとっては、オープンなSNSでは発言しづらい傾向があるためです。

たとえば、思わぬところから心無い言葉が飛んできたり、あらゆる思想に配慮した発言が求められたりすることがあります。
コミュニティという、価値観が近くて心理的安全性の高いファン同士の中でこそ、KOC は真の愛情を、クチコミや写真といった UGC という形で発信しやすくなるのです。

SNSは情報を広める手段として便利なツールで、新製品の発表やイベントの告知、ニュースなどに使われます。

一方、コミュニティは、より深いコミュニケーションを実現します。認知に役立つSNSとエンゲージを高めるコミュニティ、役割の違うこれらをうまく組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションが生まれます。

コミュニティをクリアに定義するモデル

地域や学校といったリアルなコミュニティの場合、一人一人の顔が浮かんできて、それぞれの役割もなんとなくイメージがつきますよね。

「よく会うコミュニティのKOCは誰ですか?」と聞かれれば、飲み会でいつも幹事をやってくれる人、新しい友達を連れてきてくれる人など思いつく顔があるのではないでしょうか。

しかし、これがインターネット上のコミュニティ、さらにはマーケティングと接続するとなるとどうでしょうか。常に成果が求められるマーケティング活動において、コミュニティというぼんやりしたものは成果を測りづらい課題がありました。

ここをクリアに言語化・定量化・モデル化し、ハックできるようにしたのがシンセカイテクノロジーズの「コミュニティグロースモデル」です。このモデルは、コミュニティの体験ステップとマーケティングのステップを掛け合わせることで定量化を可能にします。

また、本書後半で詳しく解説するDiscord(ディスコード)というコミュニケーションツールのロールやポイントといった機能を用いることで、コミュニティ内を可視化することができます。

※冒頭・文末のみ一部編集しております。

全国の書店、オンラインストアで販売中!

『もうバズらなくて良い 新時代のSNSコミュニティの教科書』は全国の書店のほか、Amazonや楽天などオンラインストアでもご購入いただけます。

またこのnoteでは、書籍の発売を記念してコミュニティ有識者の皆さんとの対談企画を実施中です。コミュニティ運営の秘訣や成功事例、今後の可能性について知りたい方は、こちらも併せてご覧ください。

▼第1弾: アル株式会社代表取締役 けんすうさん×CEO 大社

▼第2弾: コミュニティマーケティング推進協会 代表理事 小島さん×CSO 岡崎

▼第3弾: テレビ朝日 Co-Director(担当部長) 増澤さん×CSO 岡崎

ご感想は「#もうバズ」でお待ちしております。

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