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ナッツの女王「ピスタチオ」!実はビジネスパーソンの体をいたわる聖母だった?

こんばんは。芝本です。

最近、健康分野においては「水」や「ナッツ(種実類)」について、アウトプットをし続けています。水については、少し昔からよく聞く「水素水」や「炭酸水」といったものや「アクアポリンを通りやすい水」のような最近出たネタまで取り扱ってきました。

調べてみると、水一つでも知らないことがめちゃくちゃあることに驚いたのと、シンプルに知識として蓄積されるのが面白いです。

そして、ナッツも知れば知るほど面白いですね。
ナッツを通じてミネラルや不飽和脂肪酸についても多少は知識がついてきたので、栄養の世界の奥深さの一部を体感している気がします。

そんな、有名どころのナッツをいくつかアウトプットしてきましたが、メジャーなナッツの中でも少し変わったキャラクターの「ピスタチオ」はご存知でしょうか?

「あ!コンビニのアイスとかで時々あるやつ!」って思う方も多いと思います。確かに調べてみるとピスタチオは、スイーツ界で密かに人気を博していたりします。これは知らなかったですね。

今回は、名前は聞いたことあるけど意外と単体で食べたことない人が多そうな「ピスタチオ」について調べてみました。

ピスタチオとは?

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ピスタチオというと、人によってはあのクセが強いお笑い芸人の「ピスタチオ」を連想される方もいるかと思いますが、ここでは言わずもがな、ナッツの方を説明します。まずは基本情報です。

「ピスタチオ」
ピスタチオはウルシ科カイノキ属の、高さ10mほどになる落葉高木とされています。原産国は古代トルコ、ペルシャなどの地中海沿岸の乾燥した土地を持つ国々で、現在の主な生産国はアメリカ、イラン、トルコ、シリアなどです。
ピスタチオの実は、鮮やかな緑色が特徴的で、「ピスタチオグリーン」や「緑の宝石」と呼ばれています。味わいと香りがいいことから「ナッツの女王」として世界中で知られるナッツです。

引用:ピスタチオってどんな味?似ている食べ物はコレ

「ナッツの女王」っていうフレーズいいですね。
確かに、ナッツにしては鮮やかな色をしているので、ちょっと特殊に見えるかもしれません。

ピスタチオはカリウムが豊富

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それでは毎度おなじみ、”特徴”、”どんな人におすすめか?”、”主な栄養素”について触れていきましょう。

<特徴>
先ほどの基本情報でもあったように、噛みごたえある食感にコクのある深い味わいが特徴です。アボカドや枝豆を噛んだ時と似たような風味があることでおなじみですね。おつまみだけでなく、前述したとおり、アイスやジェラートのフレーバーとしても人気のあるナッツで、好きな人も多いのではないのでしょうか。

<どんな人におすすめか?>
・血圧が高めの人
・筋力が低下してきた人

これは、結構該当する人も多いのではないのでしょうか?

<主な栄養素>
ピスタチオの栄養素は以下のとおりです。

【ピスタチオ(100g当たり)】

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出典:Japan Nut Association - 日本ナッツ協会 -|ピスタチオナッツ

他のナッツと比べるとカロリーは平均的で、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、今までの記事でもたびたび出てきた腸を支える代表的な栄養素ですよね。腸の調子を整えることは身体だけでなくメンタル維持にも繋がっているので、ビジネスパーソンにとってもぜひ大事にしたい栄養素です。

食物繊維は他のナッツでもそれなりに含まれているので、ここでは、特にピスタチオに多く含まれているカリウムについて触れていきます。

カリウムは、野菜や海藻類に多く含まれているミネラルの一つで、血液の中のナトリウムの排出を促す働きを持っていると言われています。このナトリウムは、ほんとんどが塩分(塩化ナトリウム)を摂取することで得られる栄養素です。

しかし、昨今に溢れる身近な料理(主に外食やコンビニ等で売られている料理)は塩分がたくさん含まれていることが多いです。血中のナトリウムが多くなることは、血圧を上げてしまったり、筋肉が痙攣や麻痺を起こしたりする原因にもなります。

上記の「血圧が高めの人」や「筋力が低下してきた人」におすすめする理由は、カリウムが”血圧を上げる要素の一つであるナトリウム”の排出を促すからなのです。

「普通に考えて味濃い料理の方がうまいよね!」という声、よく分かります。塩味が効いてる味の濃い料理は、確かに紛れもなく美味しいです。

なので、売り上げを伸ばすために外食やテイクアウトできる料理には、塩分がふんだんに使われていることが多いです。

ゆえに、忙しいビジネスパーソンはこういった外食や買い食いをする人も多いので、知らず知らずに塩分を多くとってしまいがちです。だからこそ、摂取する塩分の量を意識することはもちろんのこと、普段の食事で「塩分多い食事が多いなぁ」と思っている方は、カリウムも意識して摂りましょう。

ですが、カリウムを過剰摂取すると「高カリウム血症」という症状が発現する場合があり、麻痺や手足の痺れを引き起こす可能性がありますので、それはそれでよろしくないです。

そう考えると、ミネラルの摂取バランスも大切ですね。
ミネラルは不足しがちなものと過剰に摂りがちなものを知っておくことも大事かもしれません。

まとめ

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今回はピスタチオについて書きましたが、こうしてみると「摂取しがちな塩分をうまく調整して体を労ってくれる存在」に見えてきます。なんだか聖母のような優しい存在ですね。

しかし、このナッツシリーズでは決まり文句になりましたが「食べる量は適量にすること」は、このピスタチオにおいても当てはまります。1日に食べるピスタチオの量は「約40粒」が推奨されています。

許容量が多いとは言っても、1個1個が小さくてぱくぱく食べられてしまうので、油断禁物ですね。

ちなみに、食べ方は「殻つきの生のもの」がおすすめだそうです。
ピスタチオに多く含まれているカリウムは水溶性のため、水に溶けるとかなり含有量が減ってしまうので、茹でたりせずに殻を剥いて食べるのが良いでしょう。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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