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【考察日誌】ビジネスパーソンは軽視できない!働き方改革と夏バテの関係性とは

こんばんは、芝本です。

以前の記事で「梅雨」がもたらす健康障害とその予防について書きました。

「梅雨を制すものは夏を制す。」と書いていた途中で、「梅雨を乗り越えた先には真夏、、、夏バテも乗り越えないと!」と思ったので、今日は夏バテについてアウトプットします。

毎年気が狂うほどの猛暑に、様々な症状で夏バテを体感される方が多いのではないでしょうか。

ここでみなさんに質問です。

夏バテの症状は?熱中症との違いは?夏バテの原因は?予防方法は?

「夏バテ=なんとなくの身体のだるさ」という認識を持っている方は多いと思いますが、その原因と対策を理解し、実践している人は少ないのではないでしょうか。もちろん、ボクも知りませんでした。

原因と対策を理解し、実践することで、仕事もプライベートも充実した毎日を送れることでしょう。

と、その前にまずは夏バテの語源からですね。

「夏」はそのまま夏ですよね。「バテる」の語源は諸説あるそうですが、有力なものは競走馬が疲れて足がもつれることを競馬用語で「ばたばたになる」から短くなり「ばてる」になったそうです。もう一つ有力なものは「疲れ果てる」の「はてる」が転じて「ばてる」になり、スポーツ選手が俗語で使い広まったそうです。

ようやく本題です。夏バテについて調べていくうちに、夏バテには人それぞれ身を置く環境によって原因が様々でしたので、今回は一般的な夏バテとビジネスパーソンに特化した夏バテについて書いていきます。

夏バテの症状と熱中症との違いとは?

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夏バテの症状は体が重い、だるい、食欲がない、やる気が出ない、などなど人によって様々だと思います。

実際にボク自身も、夏場は特に体が重く感じ、やる気が出なかったり、集中力に欠ける時があります。水分補給をして少し休みますが、それほど解消はされません。これがだらだらと1日続いたら、仕事がはかどらないですよね。

そして夏と言えば熱中症を思い浮かべる人も多いと思いますが、夏バテとは違います。夏バテは軽症で熱中症は重症なイメージがありますが、その通りでした。

夏バテは上記の症状のように気分障害的な要素が含まれます。熱中症はめまい、立ちくらみ、筋肉の硬直、頭痛、大量の汗などの症状があり、放置すれば死に至るケースもあります。

エアコンだけじゃない!意外な夏バテの原因と対策!

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夏バテの大きな原因は自律神経の乱れです。

1、温度差
暑い外気に触れ、涼しい室内に入ることを繰り返すことで、自律神経の働きが追いつかず、体調不良に繋がります。つい、部屋のエアコンの設定を「18度強」にしてしまいがちですが、温度差があればあるほど自律神経の乱れにつながるので今後はやめようと思いました。

2、水分不足
水分不足になると血液やリンパの流れが滞り、頭痛、食欲不振、体のだるさ、自律神経の乱れにも繋がってきます。
健康に関する記事を定期的に書いていますが、多くの健康障害の原因が水分不足であることに気が付きました。水分をとればある程度の予防することができるといういことですね。
特に夏には大量の汗(99%は水)をかくため、こまめな水分補給が大事になってきます。水を摂る量、頻度、タイミングについては以前の記事を見ていただければと思います。

3、胃腸の乱れ
夏は特に冷たいものを食べたり飲んだりします。そうめんなどの冷えたものを食べがちですよね。胃腸は冷えることで働きが悪くなり食欲不振、下痢、便秘などの消化不良を引き起こします。冷たいものを食べたあとは温かい飲み物を飲んで、胃腸を温めてあげましょう。

4、睡眠不足
暑さで眠れない日が続くと睡眠不足になります。そうなると自律神経が乱れ、交感神経が優位になり、緊張状態になることでさらに不眠に繋がるそうです。しっかりと睡眠時間を確保することはもちろん、質の高い睡眠を取ることが大事です。睡眠が人の体に与える影響や、質の高い睡眠を取るための方法については以前の記事を見ていただければ分かります。

実はビジネスパーソンの半数以上が夏バテを感じている?

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すごく気になる記事を見つけてしまいました。

養命酒製造株式会社が調査した、ビジネスパーソンの夏バテについての結果が驚くべきものだったのでシェアします。まずはビジネスパーソンの約6割が夏バテを感じており、年代性別順に見ると、最も夏バテの症状が出ているのが30代女性の66.4%、そして20代男性の64.8%が続いており、20代60代女性が59.2%と続きます。特に若い世代が夏バテを感じているようです。

原因は働き方改革か。-ビジネスパーソンの「夏バテ」_1

そして働き方改革と夏バテや胃腸不良についての調査結果も出ていました。下記のグラフは働き方改革による弊害が書かれています。

原因は働き方改革か。-ビジネスパーソンの「夏バテ」_4

出典:https://ampmedia.jp/2019/08/29/yomeishu/

そして下記のグラフが、働き方改革による弊害が、どれほど胃腸不調と関連しているかのアンケートです。

原因は働き方改革か。-ビジネスパーソンの「夏バテ」_5

働き方改革により、職場での残業は減ったけど、その分収入も減少。さらに自宅への持ち帰り残業がストレスとなり、胃腸不調を発生する人が多くなったということですね。

前述の通り、胃腸不調は夏バテの原因となり、結果として夏バテの要因の一部は働き方改革という見方もできますね。これからも働き方改革で在宅ワークが増えてくると思いますが、こういうところに夏の魔物が隠れていたりするんですね。

次に「一緒に働くと“夏バテの症状が悪化してしまう”と思う人」の調査もありましたが、下記のような結果でした。

原因は働き方改革か。-ビジネスパーソンの「夏バテ」_6

これはおもしろい調査ですね。「やたらテンションが高い人」に関しては、今後はTPOに合わせたテンションで仕事をしよう改めて気を引き締めました!(笑)

人海戦術を駆使し、時間を使って働きまくっていた団塊の世代やバブル世代のビジネスパーソン。仕事の効率化、ワークライフバランスを大切にする現代のビジネスパーソン。時代が変わりゆく転換期だからこそ、仕事上の人間関係に対する悩みが垣間見える調査でしたね。

特にコロナ禍で在宅ワークが増えた現在は、部屋の温度を下げすぎてしまったり、残業がなくなったことによる収入減が理由でストレスを感じ、夏バテになる危険性が例年よりも高いと個人的には感じています。

ここまで調べて感じることは、夏バテは気が付いたらなっているケースが多いということ。なので、体調管理をしっかりと行うだけで、周囲と差別化を図っていきやすいですね。資本である身体を大事にしていきましょう。

夏バテひとつでこれほどのことを得られるとは思っていませんでした。まさか夏バテの症状を悪化させる原因のひとつが「人」ということは本当に驚きで、気を付けようと思いました。

今年が例年通りだと、7月初旬〜中旬までは梅雨が続きますね。

本格的な夏は7月中旬以降になりますが、夏バテの原因、症状、対策を知ることが非常に大切だと思います。

そして個人的には自宅でのデスクワークが多いので、下記を実践して夏バテとはオサラバ。ベストパフォーマンスで仕事をしていきます。

【夏バテ防止のためにやるべきこと】
・室内を冷やし過ぎず、外気との温度差を極力低くする
・机には常に常温の飲み物を置いてこまめな水分補給の徹底
・筋トレ終わりや寝る前にはしっかりと湯船に浸かって睡眠の質を上げる
・冷たいそうめんなど食べる時は、常温の飲み物で胃腸を温める

そして色々と調べていくうちに、、、春バテ、秋バテ、冬バテとすべての季節に「バテ」がありました。「ずっとバテとるやないかい!」とツッコミたくなりましたが、これらの「バテ」についてはその季節が近づいてきたら書きます。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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