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【読書note】読み手が読みたくなる記事を書くことが「SEO」に繋がっていく?!

こんばんは、芝本です。

以前から少しづつ書いている「SEO」に関する記事の第三弾です。
第一弾では「SEO」という言葉の意味や、「SEO」をおこなうメリットを書きました。

そして、第二弾では「SEO」で検索上位にヒットさせるために必要な「USP」について書きました。

今回の記事では、「相手が読みたくなる文章を書くためのテクニック」について書いていきます。
読み手が読みたくなる記事というのは、Google先生が大事にしているユーザーの利便性につながるポイントなので、「SEO」の観点からも非常に効果的だと言われてます。

それではやっていきましょう!


検索ユーザーに文章を読んでもらうための3つの視点

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せっかくの力作も読まれなければ意味ナシ。
noteとか自己満足で書いている人も多いと思いますが、どうせならたくさんの人に読んで欲しいと思うのが人の性。

そのために大事にしたいポイントが3つあります。

1、感情表現を入れて「共感」を生み出す

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人間誰しも相手の話を聞いて「共感」したことがあると思います。
その時はとくに、目の前の人の話を聞き入っているものですよね。

「共感」とは相手の感情を自分ごととして感じることで、文章においても「共感」を取ることができれば読み進めてもらい易くなります。なので、書き手の感情を読み手にどんどん届けていきましょう。

文章で「共感」を取るために大事なポイントは下記です。

 ・感情表現を分かりやすく表現すること
 ・その感情は誰の感情なのかが伝わるように、「感情の発信者」を明らかにすること

感情表現を分かりやすく表現するためには、「」(カギ括弧)を駆使しましょう。カギ括弧を使うことで、その部分は「話し言葉」であったり「感じていること」に見えるため、感情が伝わりやすくなります。

実際に、上記の『【読書note】「SEO」に非常に効果的な「USP」とはいったい何なのか?!』でも下記のように、読み手の方が感じていそうなことを表現しています。

「「SEO」とか「USP」とか、アルファベット3文字の言葉を言ってたらいいってもんちゃうから」って思ってる方、ボクもそう思いながらこの文章を書いています。

ちょっと話が逸れますが、個人的にビジネス用語って難しい単語が多いんですよね。「コンバージョン」とか、「コンセンサス」とか、「ベネフィット」とか。。難しい単語を使うことで「デキるやつだと思われたい」って意図で使ってる人も多いと思うんですよね。文章を読んでいて、分からない単語のオンパレードだと、「あ、この人はボクとはちょっと違う人かな」って思って離脱します。

あとは、感情を吐露している人は「どんな人」なのかをできる限り伝えることも大事ですね。YouTubeの動画の途中で差し込まれる、全く求めていない動画広告ありますよね。あの動画広告も、最初に自己紹介をする人がほとんどです。自分がどれだけ普通(もしくは普通以下)のところから成功に至ったのかを事細かく説明していますが、あれも自分が「どんな人」なのかを開示することで「共感」を得ようとしている行動ですね。

2、「見やすさ」と「分かりやすさ」にこだわる

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これ、めちゃくちゃ大事です。
ヒトが文章を読むとき、脳に負担が掛かります。視覚情報が多い漫画や映画などとは違い、文章はほぼ文字です。つまり、文章を読んで自分でイメージをする必要があります。

そして基本的にヒトは、今までの知識や経験をもとにイメージを膨らませます。分かりやすい文章は脳への負担が低く、分かりにくかったり難しい文章は脳への負担が高いです。脳への負担が低いと、その文章を読んで自由にイメージできるんです。

一方で、脳に過度な負担が掛かるとイメージするどころか、逆にイメージして考えることを止めてしまいます。これはみなさんも経験がありますよね。

ですので、「せっかく記事を書いたのだから、たくさんの人に読んでほしいよ!」という書き手の人は、ぜひ分かりやすく読みやすい文章を書くことを意識しましょう。

この記事を書くために参考にしている書籍である『沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘ー』が推奨している書籍が下記です。

この書籍の中に書かれていることは、「脳は楽をするようにできている」という主張と、人間の脳には「システム1」と「システム2」の二つの思考があるということです。

システム1
脳への負担を減らすために自動的に高速で動く思考。物事を直感的に理解しようとする思考。

システム2
複雑な計算など、注意力を要する作業が必要な際に、慎重かつゆっくりと動く思考。物事を論理的に理解しようとする思考。

出典:『沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘ー』p.241

この「システム1」や「システム2」の思考を深掘りすると膨大になるので、ここではこれで留めます。上記の2つの思考をパスするためには、何度も言うように「見やすさ」と「分かりやすさ」にこだわった記事にすることです。その具体的な方法を下記に抜粋しておきます。

①改行と行間に気を配り、心地よいリズムを意識する
②漢字とひらがなの含有率を調整する
 (漢字だらけの文章は難しく感じられる。一方、ひらがなが多い文章は平易に感じられる。そのため、感じとひらがなのちょうどいいバランスを意識する)
③「この」「その」「あの」などの指示代名詞を減らす
 (読み手が文章を読み飛ばした際、主語が何を指しているかをわかりやすくする)
④箇条書き(リスト表記)を使い、要点を整理する
 (箇条書きを使うことで、情報を見やすく整理することができる。たとえば、“数字”を用いた箇条書きを使えば、読み手に対して「この項目数分の情報を憶えておけばよい」と感じさせることができ、読み手の心理的負担を軽減できる)
⑤情報をカテゴライズして整理する
 (記事のどこに何が書かれているかがひと目で分かるように、「目次」を用いて文章構成を整理する)
⑥いらない言葉や表現はカットし、文章が不必要に長くならないようにする
⑦感情表現を入れ、自分事化による共感を誘発する
⑧文字のサイズや色、協調のルールに気を配る
⑨区切り線や記号を使う
⑩写真やイラストを挿入する

出典:『沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘ー』p.244

3、ファーストビュー(冒頭文)で伝えたいことをまとめる

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ファーストビューとは、読み手が最初に目にするエリアのことです。
ここに読み手が必要としている情報を書けるかどうかが、とても重要になってきます。

ズバリ「結論を先に伝える」ということ。
記事を書くときも、これを大事にするべきなんです。

先に結論を述べることで、読み手はその結論の理由に興味を持ちます。
読み手が読む気になったところで、結論の理由をしっかりと述べていくことが大事です。その順番だから、読み手に読み進めてもらえます。

ファーストビューに欲しい情報がないと判断されると、読み手は離れます。なぜなら、検索エンジンで検索すると数多くのサイトがヒットするからです。欲しい情報がないと判断されると、読み手はあっさりと別のサイトに移遷します。

特に検索エンジンからやってきたユーザーは、自分の質問や課題を解決してくれる情報を迅速に、かつ的確に知りたいと考えています。
このような検索ユーザーの心理をしっかりと理解して、記事作成すると読み手にもGoogleにも評価される記事になるということですね。

以上を意識することで、読み手が読みたくなるような記事を作れます。
ぜひ、記事を書くときに実践してみてください。

今日はここまで。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


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