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夏休みボランティア体験学習2021 心理教育学習講座

今年の5月ごろ、浦安市ボランティアセンターからネット心理教育ピアサポートに、「夏休みに中学生から大学生を対象にボランティアの体験学習の企画をして欲しい」という依頼がありました!

そこで、「精神疾患に対するボランティア活動について~自分なら何が出来るか~」というテーマを提案しました。

体験学習として
①精神疾患とはどのようなものかをレクチャー形式で伝え、
②どのような支援ができるかを考えるための材料として、当事者の活動や座談会を聞いてもらい、
③最後に、自分たちには何が出来るのかを考えていただくという内容で、準備を進めて参りました。

ネット心理教育ピアサポートの当事者活動は、基本的に全てネット上で完結するなど、かなりユニークな側面もあるので、もっと一般的な当事者活動について、「精神障害者の孤独をなくすお茶会」と名古屋市ピアサポーターのお市の方さんにご紹介いただきました。
また、10代の方の離人症の会である「ノタロネの会」の門脇さんと高野さんには、ネット上でのボランティア活動の立ち上げの例としてお話いただきました。

当日のプログラムは、レクチャーと座談会を織り交ぜました。
特に当事者座談会では、普段学生さんがなかなか聞けない当事者の生の声を聞くことができるようになど、工夫しました。

講座はリアルの会場+Zoom(オンラインリモート会議アプリ)をつないで、全国のメンバーと一緒に行いました。

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プログラムの流れを軽くご紹介します。

①精神疾患の説明:精神疾患の種類や症状をまとめ、特に若年層での発症が多い疾患について少し詳しく紹介しました。
②精神疾患の当事者ってどういう人?:精神疾患の当事者は、見た目からは判断できない話や、ヘルプマークの紹介をしました。
③各当事者団体からの話(お市の方さんノタロネの会ネット心理教育ピアサポート):色々な形での当事者活動があるということをお伝えしたかったです。
④当事者座談会(メンバー5人):当事者座談会は、ファシリテーターとしてオープンダイアローグオンライン研究会のクロさん、各地の当事者5人で行いました。自己紹介をしていただいた後に、1.困ったこと・辛かったこと、2.してもらって嬉しかったことについて話してもらいました。
⑤感想の共有:参加者一人ひとりに感想のコメントをいただきました。10代の若い方々が「自分ごと」として真剣に考えてくださったのが大変嬉しかったです。

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まとめ
今回の講座では出席者の方が真剣に考え、受け止めてくださいました。
企画したネット心理教育ピアサポートとしても、とてもよい経験になりました。
ありがとうございます。
この企画について考えたことにより、ネット心理教育ピアサポートのメンバーでも頭を寄せ合う機会になりました。
お話をくださいました、浦安市ボランティアセンターの皆様に感謝いたします。

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