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第11夜 孤独のミラノ飯①

はじめに

みなさん、こんばんは。

個人的な体験を勝手気ままに
書いているだけとは言え、
・あまりにも個人的過ぎたのか
・情報量が多過ぎたのか
・単純に文章が面白くないか
回を重ねるごとに閲覧数が減っているので

シンプルに【飯】を取り上げます。

一年間ミラノに住んでいた生の体験から
旅行でミラノに来たら是非行ってほしい
飲食店を並べて参ります!!

本日もよろしくお願いします!!!


ピッツァ篇

早速ですが、イタリアと言えば

ピッツァ!!!

ピザじゃぁねぇんだ。
ピッツァなんだ。

というわけで、
【ミラノの推し飲食店】第一回は
ミラノのオススメのピッツァ屋を
紹介して参ります。


Maruzzella dal 1978

Margherita: トマト、モッツァレラ、バジル

私がイタリアに渡航して間もなくホテルマンの方に御教示頂いたリストランテ。
ミラノにありながらお値段も良心的。
肉・魚・パスタも楽しめるが
やはりメインはピッツァ!!!!
観光客だけでなく地元の人にも愛される店。

照りのある焦げ茶色の木材の質感や赴きある調度品、写真の数々が店の歴史を感じさせる。各テーブルにシミ1つない真白なクロスがピンと引いてあり美しい。

店員様は白シャツに黒ベストを纏っている。

店全体としてクラシックな雰囲気があるが
一方で店員様の接客は非常にフレンドリー。

店からも他のお客さんからもイタリアらしい暖かさを感じることができる。

イタリアで初めて食べる窯焼きピッツァが
このレストランで本当に良かったと思える。

また行きたい。

Anna: トマト、モッツァレラ、きのこ、プロシュート・コット、生クリーム
これが衝撃的に美味だった。
この店ではマルゲリータではなく
Annaを食べるようになった。

Pizzalandia

マルゲリータ

ミラノ工科大学の本キャンパス(※)の最寄り駅
Piola駅の近くにあるピッツェリア。


※本キャンパスという概念は本来ないが、建物の荘厳さや赴きが明らかに他キャンパスの追随を許していないのでこう表現している。立教大学の池袋キャンパスと新座キャンパス、早稲田大学の早稲田キャンパスと所沢キャンパス、青山学院大学の青山キャンパスと相模原キャンパスに対する認識に近いと言えば分かり易いであろうか。

学生が多いのもあって非常にコスパが良い。
ミラノで焼き立てのマルゲリータを5ユーロ(700円程度)で食べれるのは衝撃的だった。
私が行った店の中では最安値だった。

※物価上昇の影響で5.5ユーロになった。
 今はもう少し高いかも知れない。
 どの店も値上げしているので最安値には
 変わりないであろう。

基本的にはテイクアウトである。
箱で提供されるのはそのためである。
運よく数少ない席が空いてれば
そこで食べることができる。

トマトソースもチーズもたっぷり。
耳の部分は厚めで腹持ちも非常に良い。
ファストフード感覚でホヤホヤの
旨いピッツァが食べられるのは最高。
予めカットしてくれるのも有難い。

ピッツァはナイフとフォークで食すが普通だが、このピッツァは手で掴んで食べるのが許される。

懲りずにマルゲリータ。

La pizza popolare

ここでもマルゲリータ

私が住んでいた物件から徒歩1分。
最寄りは地下鉄のLOTTO駅。駅から徒歩3分

ミラノ中心部から少し離れるがオススメ。

生地が耳まで薄い。
生地が薄いのにも拘わらず、
食感はモチモチしていて非常に美味。
他では食せないタイプのピッツァだった。

生地が薄い代わりに面積が馬鹿みたいに広い。食器からはみ出しまくっている。

でもペロッと食べ切れてしまう。

ハミ出しピッツァ。

L'Antica Pizzeria Da Michele Milano

写真だとわかりにくいが、デッカイ。

ナポリに本店を構える
ピッツェリア・ダ・ミケーレのミラノ支店。

ミラノ中央駅から徒歩4分程度。

ナポリ本店は庶民的な雰囲気だが、
ミラノ支店は高級感を醸し出しているのが
内装からも明らかである。

お値段はナポリ本店の3-5割増し位かしら。
地価も物価も高いから仕方ない。
日本で言うところの東京駅周辺だもの。

それでも払うだけの価値のあるピッツァ。
やはり名店だけあって旨い。
歪な形でさえも【味】だと感じてしまう。

内装がオシャ。照明が特にオシャ。
孤独のピッツァ。

ちなみに【ピッツェリア・ダ・ミケーレ】は
日本でも三店舗展開していて、
恵比寿、博多天神、横浜にあるので
名店の味に舌鼓を打ってみたい人は是非!

※ナポリ本店に行った時に
ピッツァ職人と少し話したのだが
「お、あんた日本人かい!!
 おれ何年か恵比寿におったで」
と仰っていたので、日本の店舗も
ガチの本場の味なのは疑いようもないはず。

私が話したナポリ本店の陽気な職人様方。

Piz

美輪明宏カラーを基調とした店構え。

ピッツァのクオリティで言えば個人的No.1!!

D.O.P.を冠した地域の名産食材やスローフードなど、こだわりの良質な素材を使用したピッツァが食べれる。

ミラノの有名な観光地DUOMOから徒歩7分弱。観光地からのアクセスが良いのもあって、ランチ時間帯は非常に込み合う。
入るなら開店時間直後がオススメ。

運が良いとお通し的な感じでスパークリングとピッツァの生地で野菜などを挟んだものをくれる。飲食店には必ず席料が伴うのでこのサービスは結構嬉しかったりする。

マルゲリータ。
トマトソース、チーズ、バジル、オリーブオイル、何もかもがこだわり素材。
美味が過ぎる贅沢なマルゲリータ。
しかしながらお値段は控えめ。
涎が垂れてきてしまいますな。
ティラミスも食べちゃう。
良い店には少しでもお金を落とそう。

Pizza AM

マルゲリータ中毒を疑われるレベルの
マルゲリータの摂取量。
だって旨いんだもん。

ここは上述の【Piz】の系列店であることを
疑う程に店内の雰囲気が酷似している。
実際に系列店なのかどうかは謎のままだ。

酷似するのは店内の雰囲気だけではない。

提供しているこだわり素材のピッツァも
お通し的なサービスの存在も似ている……!!

こっちの店の方がピッツァの種類が少し多い。違いと言えばそれ程度である。

こちらも人気店で繁盛している。
しかしPizよりも若干アクセスが悪い、
というより周辺に観光地があまりないので
こちらの方が店には入りやすい。

ともあれ、
ピッツァの美味しさは1位タイ!!

やはり店内の赴きが美輪明宏している。
お通し的なスパークリングワインと
ピッツァの生地を使ったおつまみ。
Pizも似たような感じです。
それかPizze AMの方がPizと似たような感じ。

Ristorante Pizzeria Woodstock 3

名前を完全に忘れたけど美味かった。

これまでの丸形のピッツァとは毛色が違うが、これもれっきとしたピッツァである。

巨大な鉄鍋で大きいピッツァを焼き上げて、
カットしたものを提供するスタイル。

パン生地タイプのピッツァ。かなり分厚い。
香ばしさではこれまでのピッツァに劣るが
底面のカリカリ食感が非常にクセになって美味。あと結構お安く楽しめた気がする。

めちゃめちゃチャーミングでフレンドリーなオジサンが接客をして下さった。そういうのもこの店が愛される理由なのかも知れない。

職人カッコイイ。
手前の鉄板に入れて焼く。
揚げ焼きっぽい。
昔ながらの庶民的な雰囲気が最高。
店に入る時に客に絡まれて
「この店は最高だぜい!!」
と言われた。愛が強い。そういうの好きです。
おじさん、絡んでくれてありがとう。

おわりに

今回は、

「ただ良かった店を並べるだけ」でした。

本当に数え切れない程にピザの店が多く、まだ見ぬ美味な店があると思いますが、一年という短い期間で良かった店を並べるだけでも皆様の御旅行の際にハズレを引くリスクを減らせると思い至り、書き出してみました。

ミラノに御旅行の際は是非お試しを!!!


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第12夜へ続く…To Be Continued…

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