肉まん作ってみた
最近知り合った料理上手な人に、「今時の餃子は冷凍食品でも美味しいから、手作りするくらいなら肉まん作った方がいい」と言われた。
肉まんって手作りできるの? しかもフライパンで! と聞けばもうやるしかなく、聞いたその日の夕食を肉まんに決めたのだった。
レシピはこちらのサイト。
生地の主な材料は薄力粉、ベーキングパウダー、牛乳。お菓子作りをする人ならたいてい家にあるものだ。
肉だねはひき肉とねぎだけなので、餃子のように大量の白菜やキャベツを刻まなくていい。私はたまねぎで代用した。ひき肉は冷凍保存していたものを常温に戻して使った。
まずは皮づくり。牛乳と調味料を混ぜ、手で粉と混ぜ合わせる。
パンづくりのように頑張ってこねないといけないのかと思っていたら、驚くほどするっとまとまってくれた。本当に軽く混ぜ合わせただけという感じ。強力粉ではなく薄力粉だから、らしい。
まとまったらラップをかけて室温に10分置く。発酵はそれだけでOKだそうだ。なんてらくちん。
その間に肉だねを作る。たまねぎ1/2(レシピではねぎ1/3)を刻み、ひき肉と調味料とともにこねて混ぜ合わせる。手がベタベタになるので、ビニール手袋をするのがおすすめ。
粘りが出るまでこねたら、肉だねも簡単にできあがりだ。
そうしているうちに発酵が終わるので、いよいよ皮に包む作業に移る。
まずは生地を手でコロコロ延ばして、8等分に切る。
手でひとつひとつ丸め、丸めた生地をめん棒で丸く延ばす。
これがなかなか難しい作業で、どうしても丸くならずに三角形になってしまったりする。コツがいる。
皮ができたら、最後は包む作業だ。餃子のように肉だねを真ん中に置いて、ひだを真ん中に寄せて包んでいく。
レシピには包み方が文字で書いてあるのだが、読んでもよくわからず、適当に寄せ集めてぎゅっとひねってしまった。閉じられたのでよかったけど、本当はもっと皮の端をつまんで延ばして包むのが正しいらしい。次やるときはYouTubeを見よう。
思っていたより早くできてしまったので(1時間以内)、焼くまで冷蔵庫にしまっておくことにした。
「餃子 すぐ焼かない」で調べて出てきた通り、バットにクッキングシートを敷いて薄力粉を振り、並べてラップをしてみた。
大丈夫かなと思ったけれど、無事に美味しく焼き上がったのでよかった。
あとは食べる直前に焼くだけ。水を入れて蒸し焼きにし、最後に蓋を取って底をカリッと焼き上げる。
焼く前は手のひらサイズだった肉まんが、焼いているうちにフライパンの中でぎちぎちに膨らんでいてびっくりした。
水を入れすぎたのか、なかなか水がなくならなくて焦ったけれど、焦げつくことも固くなることもなかった。
食べてみると、生地はふわふわもちもちで甘く、市販のものよりしっとりしていて美味しかった。底のカリカリが美味しい。
ひき肉は100gだけなのに、2人で4つずつと野菜炒めを食べてお腹いっぱいになった。皮も薄力粉だし、かなりコスパのいいごはん。
包むときにチーズやトマトを入れてもピザまんのようで美味しいと聞いた(のに必死すぎて入れ忘れた)し、キムチを入れるのもいいな〜と思っている。
肉まんを皮から手作り、なんて言うとものすごく本格的に聞こえるけれど、1時間ちょっとで簡単にできてしまった。やりたいことはなんでもやってみるのが大事! と改めて思ったのだった。
これからもフッ軽食いしん坊として邁進していきたい所存。
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