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新卒デザイナーの成長を支援するサイボウズのオンボーディング施策

こんにちは、篠原(@shinopara_jp) です。サイボウズという会社でデザイナーとして働いています。

前回の記事では内定承諾から入社前までに行う「プレオンボーディング」について紹介しました。今回は配属後に実施しているオンボーディング施策を紹介したいと思います!

ちなみに前回書いた記事はこちら👇

この記事は新卒デザイナーの採用や育成を担当されている方向けの内容となっていますが、これからデザイナー就活を始める学生さんにとっても、サイボウズが新卒デザイナーの採用においてどのような取り組みをしているのか知ってもらえる内容かなと思います。

ここで紹介するオンボーディングとは?

この記事で紹介するのは、入社後人事部で行っている新人研修が終わり、デザイン&リサーチに配属されたタイミングで実施するオンボーディング施策についてです。

内定承諾から配属までの流れ

オンボーディングの目的はズバリ、チームにいち早く馴染んでもらい、活躍のための成長を後押しすること。ここからは具体的なオンボーディング施策について紹介していきます!

柴田塾(マインドセット)

サイボウズ デザイン&リサーチのビッグボスことマネージャー柴田が、チームの文化や大切にしていること、行動指針について紹介し、チームの一員としてのマインドセットを行います。この施策は配属後一番最初に行うオンボーディングです。

柴田塾の具体的な内容についてはCocoda Garellyで記事が公開されているのでご覧ください。実際に使用しているスライド資料も見ることができます。

1on1

新卒デザイナー1人につき1人のメンターが付いて1on1を行なっていきます。目的は不安と疑問の払拭・なんでも相談できる関係づくりです。そのために大切にしていることが2つあります。

1つ目は頻度です。配属後間もないうちは毎日30分行います。配属後はわからないことだらけで不安や疑問を多く抱えがちです。長く抱えたままでいると精神的に良くないので、毎日の1on1でこまめに状況を確認して、不安や疑問をすぐ解消するようにします。不安や疑問が少なくなってきたら頻度を減らして週1回30分のペースで継続していきます。

2つ目は話す内容です。仕事とプライベート関係なく雑談する時間を設ける事を大切にしています。打ち解けて話せる関係性を築くことで困り事もフォローしやすくなります。

私がいつも1on1で話している内容はこんな感じです。

  • 雑談(アイスブレイク)

  • カンバンを見ながらタスクの進捗確認

  • 不安や疑問の確認・解消

  • 業務上の諸連絡

具体的な1on1の進行方法や、不安や疑問を聞き出すテクニックについてはここで紹介すると長くなってしまうので、後日別の記事としてまとめたいと思います!

チーム研修

サイボウズ デザイン&リサーチの中には6つのサブチームがあるので、それぞれのチームを1週間ごとに体験してもらうチーム研修を行なっています。どのような業務を行っているのか知り、自分に合うサブチームを見つけることが目的です。

サイボウズ デザイン&リサーチの体制

具体的にどんなことをしているのか気になる方は新卒デザイナーSamの記事をご覧ください。

チーム研修後は、Design&Research Opsチームで一定期間スキルを磨いたり、できることを増やすための業務を経験してから、サブチームに入る流れとなります。

スキルマップの作成とキャリア相談会

サイボウズでは仕事において「やりたい・やりたくない」の軸が超重要なので、スキルマップで持っているスキルを見える化し、業務のアサインや育成に役立てています。

サイボウズ デザイン&リサーチで活用しているスキルマップ

スキルマップの目的やメリット、作り方などはこちらのnoteにまとめてあるのでご覧ください。

スキルマップは半年に1回作り直し、持っているスキルの変化や得意・苦手分野の把握を行っています。その時々で最適な業務のアサインやアドバイスを行うために、スキルマップは欠かせないツールです。

そして、このスキルマップを見ながらキャリア相談会を行います。と言っても堅苦しいものではなく、今後チャレンジしたいことや、より伸ばしたいスキルについてどのようなアクションを行うと良さそうかマネージャーとメンターを交えて雑談ベースで話し合います。

情報発信活動

サイボウズ デザイン&リサーチではnotePodcastCocoda Garellyイベントで積極的に情報発信を行っています。情報発信の大きな目的は、取り組みを多くの人に知っていただき採用につなげる事ですが、育成という観点からもメリットが大きいので積極的に取り組むようにしています。

メリットとしては以下の4つが挙げられます。

  • 学びを振り返り、深める

  • プレゼン力や文章作成力のアップ

  • セルフブランディングができるようになる

  • 貢献意識を育める

デザインスキルは製品開発の現場に入れば自然と身に付くのですが、情報発信を通して誰かに貢献する意識や、知見を共有して学びを深める習慣は意識的に取り組まないとなかなか身につきません。そのため情報発信活動をオンボーディングに組み込み、習慣化できるようにしています。

オンボーディングで新卒デザイナーの育成をサポート!

サイボウズ デザイン&リサーチでは、新卒デザイナーをチームで育てていこうという意識で配属後このようなオンボーディングに取り組んでいます。

採用して終わりではなく、活躍できるようになるまでサポートしてしていくので、学生のみなさんは安心してサイボウズにエントリーしていただければと思います!

この記事を通して具体的な取り組みが参考になれば幸いです。

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