ブルーノート撮影 in ニューヨーク
ブルーノートの撮影でValerie Juneの写真を撮った。ベッドスタイのカフェで待ち合わせした。彼女はステージに立つべく存在感があり、シャイで、スイートだった。
そのあとセントラルパークのサマーステージで彼女の演奏を聴きに行った。「The Order of Time」を発表したばかりで、その日はこのアルバム中心に歌った。
「Two Hearts」という曲で、彼女はステージに大の字で寝そべり、しばらくそのままでいた。大きく美しい目で、彼女は空の向こうの何かを見つめていた。私も上を見上げた。夏の、ニューヨークの夕空には星なんて一個も輝いていなかったが、見えない星を探した。もうすぐ私はこの愛する街を出る。そう思いながら空を見た。
"See, I had learned to live alone
ほら、私は一人で生きることを覚えた。
Quiet house keeps a weak mind strong
静かな家は弱い心を強くする。
Though I'd settled in my ways
自分のやり方で生きてきたけど、
It's mighty fine waking to your face"
あなたの顔で目覚めるのは、なんて素敵なことなんだろう。
サポートくださった大切なお金は、取材費として使い、なかなか届かない声をみなさまへシェアしていきたいです。ありがとうございます。