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世界標準の経営理論関連記事

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以前に「世界標準の経営理論1枚まとめ」マガジンにて配信していた記事は諸般の事情により配信を取りやめました。現在は、世界標準の経営理論と関連した学びを取り上げた記事をまとめています。
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記事一覧

6/7 グリーン×イノベーションをテーマにセミナーに登壇します

6/7 グリーン×イノベーションをテーマにセミナーに登壇します

ども、しのジャッキーです。お仕事の宣伝記事です。PwCさんのイベントに登壇させていただきます。今回はネイチャーポジティブだけでなく、グリーン×イノベーションをテーマにNECの取り組みをご紹介します。現地のみとなります。お会いできること楽しみにしてます!!

PwC Technology Day
開催日時 2024年6月7日(金)13:00~17:30(受付開始 12:30)
場所 ザ・プリンスパー

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「成長」とは? #会社という迷宮

「成長」とは? #会社という迷宮

ども、しのジャッキーです。企業内新規事業担当者のコミュニティー「IntraStar(イントラスター)」のオンライン忘年会2022で、某氏から教えてもらった書籍が経営企画の端っこのほうで仕事している身として、かなーり刺さるものだったので、少しずつ気づきを言語化しています。

「会社」観や「経営」観の矮小化著者である石井 光太郎氏は、1986年に経営コンサルティング会社、コーポレイトディレクション(C

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コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第6回

コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第6回

ども、しのジャッキーです。2023/2/3に発刊された「両利きの経営」の続編の日本語版「コーポレート・エクスプローラー」の学びの抽出記事を書いています。

私自身、2015年から2021年くらいまで新事業開発の担当者として仕事をしていました。2022年から経営企画となってからも、新規事業の探索と組織変革のために、新事業開発のお仕事にも手を出しています。自分ごととして、本書から学びを抽出していきたい

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エコシステム・ディスラプションを読み始めた

エコシステム・ディスラプションを読み始めた

ども、しのジャッキーです。イノベーションをエコシステムの中でフィットさせて実装するという文脈で、高確率で参考文献として出くわすのが「ワイドレンズ」。2015年頃に新事業開発の組織に異動して、早々に勧められて読んだ同書。その後、いろいろな書籍のなかで出くわす度に、再読せねば、とつぶやいている。。。

最近では、両利きの経営第3弾書籍「コーポレートエクスプローラー」の中で出くわし(こちらの記事参照)、

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コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第4回

コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第4回

ども、しのジャッキーです。2023/2/3に「両利きの経営」の続編の日本語版が発刊となりましたね。タイトルは「コーポレート・エクスプローラー」。探索者にスポットライトをあてたということですね。

私自身、2015年から2021年くらいまで新事業開発の担当者として仕事をしていました。2022年から経営企画となってからも、新規事業の探索と組織変革のために、新事業開発のお仕事にも手を出しています。自分ご

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コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第3回

コーポレート・エクスプローラーを経営企画×新事業開発者が読んでみた第3回

ども、しのジャッキーです。2023/2/3に「両利きの経営」の続編の日本語版が発刊となりましたね。タイトルは「コーポレート・エクスプローラー」。探索者にスポットライトをあてたということですね。

私自身、2015年から2021年くらいまで新事業開発の担当者として仕事をしていました。2022年から経営企画となってからも、新規事業の探索と組織変革のために、新事業開発のお仕事にも手を出しています。自分ご

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経営企画×新事業開発者が読む #コーポレート・エクスプローラー 第2回

経営企画×新事業開発者が読む #コーポレート・エクスプローラー 第2回

ども、しのジャッキーです。2023/2/3に「両利きの経営」の続編の日本語版が発刊となりましたね。タイトルは「コーポレート・エクスプローラー」。探索者にスポットライトをあてたということですね。

私自身、2015年から2021年くらいまで新事業開発の担当者として仕事をしていました。2022年から経営企画となってからも、新規事業の探索と組織変革のために、新事業開発のお仕事にも手を出しています。自分ご

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経営企画×新事業開発者が新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則を読みだしたぞー #コーポレート・エクスプローラー

経営企画×新事業開発者が新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則を読みだしたぞー #コーポレート・エクスプローラー

ども、しのジャッキーです。「両利きの経営」の続編の日本語版が発刊となりましたね。タイトルは「コーポレート・エクスプローラー」。探索者にスポットライトをあてたということですね。

私自身、2015年から2021年くらいまで新事業開発の担当者として仕事をしていました。2022年から経営企画となってからも、新規事業の探索と組織変革のために、新事業開発のお仕事にも手を出しています。自分ごととして、本書から

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人的資本経営とリーダーシップ、野田稔さん、川上真史さん、内田和成さんの話を聞いての気づき

人的資本経営とリーダーシップ、野田稔さん、川上真史さん、内田和成さんの話を聞いての気づき

BBTで、野田稔さんの「人的資本経営における人事の付加価値」について、川上真史さんの「セルフ・リーダーシップ」についてや、内田和成さんの視聴者への質問会などの講演を聞いていた。

共通して感じたことは、付加価値を生み出しているのは「人」、ということ、でした。これまで材料の一つと見られていた人「材」が、人的資本と言われるようになってきた。これは「人」とは付加価値を生み出す資本だという認識が強まってき

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スーパーが他店より安かったらいって、というふかーい裏の理由

スーパーが他店より安かったらいって、というふかーい裏の理由

ゲーム理論(経済学)について過去の週刊ダイヤモンドの記事をよんで面白かったことのメモ

「他店が1円でも安いものがあったらその金額まで値引きます」

と宣言することは、コミットメントによるゲームチェンジというらしい。こうやって消費者に目立つ形でコミットすることで、ライバル店は価格を下げることがバカバカしくなり、結果としてお互いに価格を下げなくなる。

消費者思いな装いとは裏腹に、ゲーム理論に基づい

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知識実践・社会実装の「行動」に着目した理論ってOODAループなのだろうか(前編)

知識実践・社会実装の「行動」に着目した理論ってOODAループなのだろうか(前編)

ども、しのジャッキーです。

今日は、SECIスパイラルxOODAループってのを書いてみたいと思います。先般、知識の創造の理論である「SECIモデル」の進化系SECIスパイラルについて詳述した関する書籍「ワイズ・カンパニー」からの学びを12回にわたってまとめてきたnote記事の総まとめ記事を書かせていただきました。

その後、「ワイズ・カンパニー」の中で、SECIスパイラルを組織の実践に落とし込む

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大企業病の克服に効くデュアル・システムってなんだ?

大企業病の克服に効くデュアル・システムってなんだ?

ども、しのジャッキーです。本記事は「実行する組織/ジョン・P・コッター」を読んでの、学びを抽出するものです。

知識創造理論SECIモデルの進化版SECIスパイラルを扱う「ワイズ・カンパニー」を夢中で読みまして、全12回にわたって学びをアウトプットいたしました(こちら参照)。さてさてその中の「第9章 社員の実践知を育む」の中で「自律分散型リーダーシップの育成が、ワイズリーダーの最大の責務の一つ」と

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[総集編]ダイナミックケイパビリティの経営学 #世界標準の経営理論 #ダイナミックケイパビリティ

[総集編]ダイナミックケイパビリティの経営学 #世界標準の経営理論 #ダイナミックケイパビリティ

どもっ、しのジャッキーです。本記事は、"「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学"からの学びを17回にわたってまとめてきたnote記事の総まとめ記事です。

1.未完の超重要経営理論「ダイナミック・ケイパビリティ」変化する力はどう獲得するのか?第1回では、なぜ私がダイナミックケイパビリティに関心をもったのか、そのきっかけとなった「世界標準の経営理論」で解説されている内容をまとめました。

ティース

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経営企画的な業務1年目が4月に読んだ本を経営学的にメタ認知してみた

経営企画的な業務1年目が4月に読んだ本を経営学的にメタ認知してみた

ども、しのジャッキーです。先月書いた、以下の記事がそこそこ好評だったので、このアップデートをしたいとおもいます。

ということで、前回同様、世界標準の経営理論にのっていたハーバードビジネススクールのアカデミックユニットに、昨年考えた能力開発領域の周りに、2022年1-3月時点で読んだ・読んでた本に、読み終わっているものには黒の読了マークを付けて、この4月に新たに読了として追加されたものを赤の読了マ

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