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大腰筋の運動療法

解剖学や運動学をベースに触診を学ぶことで、徒手療法が上手くなって相手の体に変化を起こすことも出来るようになるので学ぶことは大切です。


ですが…

徒手療法って、直接相手に会わないと仕事にならないわけで、それに対して運動療法って学べば学ぶほど相手に合わなくても運動指導・トレーニング指導出来るわけなので、オンラインでもいくらでも仕事が出来ます。


自分もオンラインセッションとして、北海道から沖縄までの方とオンライン上でピラティスのセッションをしているので場所を選ばず仕事が出来てます。


その点で…

理学療法士・トレーナーが、運動療法を学ぶことはオンラインでも仕事が出来る時代に活用出来るスキルになるってことです。


ということもあって…

今回の運動療法のスキルアップ出来るコラムにしています。


「大腰筋の運動療法」について!!


大腰筋の特徴について

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過去の記事でも大腰筋について書いています⬇

前回の記事とも同じ大腰筋なので…

多少は重複することはありますが…


大腰筋は体の軸になる筋肉であり、運動療法をする際にも欠かせない部位の1つになるので今回も新たな違った視点からの内容と再確認を含めたコラムにしていきます。


大腰筋の特徴として…

遅筋と速筋の関係性は、個体差はもちろんありますが、ほぼ半々であり、瞬発的な力を発揮する場面や持続的に姿勢を保持する際にも働くというように、インナーマッスルにもアウターマッスルとしても作用するのが大腰筋になります。


そして…

大腰筋の起始と停止を考えた時に、胸腰椎から小転子まで付着しているわけなので、「腰椎の動き」「股関節の動き」に関わっているということ。


腰椎と股関節の動きに関わっているわけですが、、

大腰筋の筋腹を考えた時に、鼠径部より下部にかけては筋腹がほぼない状態とも言われいるため、股関節の動きよりも腰椎の動きのコントロールに深く関わるということです。


大腰筋の腰椎のコントロール作用において…

腰椎アライメントによって、
大腰筋の作用が変わるのは有名な話ですが…


腰椎伸展位にあれば腰椎伸展作用
腰椎屈曲位にあれば腰椎屈曲作用

骨盤を前傾させたり、股関節を屈曲させる作用がある大腰筋ですが、前提としての腰椎アライメントによって大腰筋の作用が変化してくるわけです。


大腰筋とセットで押さえる組織

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大腰筋を考える上で…

必ずセットで押さえておくべき組織として…

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この3つの関係性が超重要です。


内転筋と横隔膜についても過去のコラムで解説しています⬇


現代人は外側荷重になっているという点から考えても、内転筋は大切とも言われているわけですが、それ以外にも大腰筋や横隔膜との筋連結という点でも内転筋が大切になってくるわけです。


横隔膜に関しては、代表的なのが呼吸筋であるということですが、よくある不良姿勢でリブフレアがあります。リブフレアになると、横隔膜が確実に働いてない状態です。


自分自身も大腰筋の運動療法を行う際の前提として、リブフレアがあったら大腰筋の運動療法にそもそもならないことが多いので、まずはリブフレアや呼吸機能の修正から行うことが多いです。


リブフレアについての過去のコラム⬇


大腰筋の運動療法


大腰筋の運動療法で大切にしているポイントです。

これは教科書には絶対に書いてないです。


ということで…

今回のコラムで本当に知ってほしいのはここから先です。


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