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第三章〈悪霊と聖女〉編:登場人物紹介【小説:Tristan le Roux/赤髪のトリスタン】

アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)の未邦訳小説「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」を底本にしています。

あらすじ:
若く美しいカルナック城主オリヴィエは、従者トリスタンとともに狼に襲われている騎士を助けた。彼はフランス王シャルル七世に仕えるリッシュモン大元帥の使者で、二人に「オルレアン包囲戦への参戦」を求める。オリヴィエは二つ返事で快諾するが、トリスタンには出生の秘密と大いなる野望があった。
ジル・ド・レ伯爵と悪霊サラセンに導かれ、トリスタンはジャンヌ・ダルクを破滅させる陰謀に巻き込まれていく——。

【完結】神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー | 歴史・時代小説 | 小説投稿サイトのアルファポリス

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神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(Tristan le Roux/赤髪のトリスタン)

第三章〈悪霊と聖女〉編:登場人物紹介

サラセン

異教徒サラセン人(イスラム教徒やアラブ人のこと)。
西暦752年、ポワティエ平原の戦いで戦死し、当時のカルナック伯爵とともに墓に埋められた。トリスタンが巨石をひらいて封印を解き、悪霊として復活。
生前と変わりない姿を保っているが、鎖帷子は緑色に変色し、首と胸に致命傷となった傷がある。
トリスタンが銀の角笛を吹くと召喚される。

レオン・ド・カルナック伯爵

オリヴィエ・ド・カルナックの祖先の英霊。
西暦752年、ポワティエ平原の戦いでサラセン人を倒すが、直後に敵に捕らわれ生き埋めにされる。悪霊となったサラセンを地上へ出さないために700年間地下深くで戦い続けていた。
背が高く、青白く、痩せこけていて、白い髭と髪を生やし、古めかしい重厚な甲冑を身につけている。

ジャンヌ・ラ・ピュセル

ドンレミ村出身。信心深い農民の少女。
天使や聖人たちの「声」に導かれ、シノン城にいるシャルル七世に会いにきた。
イングランドに包囲されているオルレアンを解放し、王太子(シャルル七世)を正式に戴冠させようと張り切っている。髪を短く切り、少年のように男装している。



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