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第二章〈ラヴァルの邪悪な伯爵〉編:登場人物紹介【小説:Tristan le Roux/赤髪のトリスタン】

アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)の未邦訳小説「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」を底本にしています。

あらすじ:
若く美しいカルナック城主オリヴィエは、従者トリスタンとともに狼に襲われている騎士を助けた。彼はフランス王シャルル七世に仕えるリッシュモン大元帥の使者で、二人に「オルレアン包囲戦への参戦」を求める。オリヴィエは二つ返事で快諾するが、トリスタンには出生の秘密と大いなる野望があった。
ジル・ド・レ伯爵と悪霊サラセンに導かれ、トリスタンはジャンヌ・ダルクを破滅させる陰謀に巻き込まれていく——。

【完結】神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー | 歴史・時代小説 | 小説投稿サイトのアルファポリス

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神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(Tristan le Roux/赤髪のトリスタン)

第二章〈ラヴァルの邪悪な伯爵〉編:登場人物紹介

ジル・ド・レ伯爵(24歳)

ラヴァルの領主。
背が高く、生命力にあふれ、黒い瞳は鋭く、精力的な顔立ち。
青白い顔色、こけた頬、物憂げな雰囲気、クマに縁取られた暗い目。
暴力的な性格と並外れた体力を持て余し、肉体的な快楽と官能的な喜びを追求している。知的だが、善の中にある真実よりも悪の中にある奇異を求めている。

魔女メフレー

「神に呪われた魔女」としてカルナック中で知られている乞食のような老婆。
トリスタンを拾い、七歳でカルナック城に引き取られるまで育てた。
女というより、醜くて恐ろしげな暗い存在で、ぼろきれをまとったむき出しの肩が見える。ざんばらの白髪で体が覆われていなければ裸同然らしい。



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【マガジン:アレクサンドル・デュマ・フィス未邦訳小説「赤髪のトリスタン」

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【URL:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー


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