#安宅和人
生きる意志。未来の唄。シン・ニホン。
真鍋徹也です。
日本文化のお話をしたり、和太鼓を打ったり教えたりしています。
シン・ニホンという本に感動したので、一人の文化人の小さな一息が何になるかはわからないですが、徒然なるままに書き残してみようと思います。
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新型コロナウイルスが日本にやってくる前から、激動の時代だったと思う。
VUCAの時代、人類の進化の時、人間の解放……など、時代の激
残すに値する未来のために生きる
この夏、僕は知の巨人と出会った。
その人はとてもシャイで、誠実な方だった。
今年4月、新型コロナ感染拡大による自粛期間中に、僕は『シン・ニホン』という本に出あった。AI×データ時代に移行するただ中にあって、50代になった自分が獲得すべき技量は何かを知りたい。これがきっかけだったと思う。この分厚い書物にヒントがある予感がし、実際に読み進むととても明快に今の日本の現状と課題、これから必要とされる人物
理と情のはざまから見えてきたものとは? 『シン・ニホン』を読んで
「運用益で研究開発支援 大学支援ファンド創設
最大10兆円規模 政府 民間機関に運用委託も(2020年7月15日 日本経済新聞より)」
この記事を覚えている方はいるだろうか?
この政策は『シン・ニホン』でも提言されている通り、安宅和人さんが数年前から発案及び各所で提言されたことがきっかけとなっている(『シン・ニホン』P303「10兆円規模の基金を立ち上げようー国家百年の計」より)。
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「シン・ニホン」から考える
以下は、「シン・ニホン」読了に際した備忘録だ。
。。。訂正。。。
備忘録というのは嘘ではないが、なんというか、気恥ずかしいが、個人的な決意表明文である。もし、暇を持て余していたら読んで見てもいいかも。
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「シン・ニホン」を淡白に一言で表せと言われれば「日本の人材育成・運用について課題の指摘から提言までまとめた本」ということになるだろう。本書の副題に「AI×データ時代における日本の再