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その日の気分で好きな器を選ぶ幸せ ~陶芸家だった義父のぐい呑みコレクション

 ひさしぶりに、陶芸家だった義父の作品ストックを整理し、夫と一緒に日用の器を入れ替えました。

 夫によれば、義父はお酒の好きな人だったとか。それだけに、ぐい呑みのコレクションが豊富です。

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 ひとつとして同じものはない、表情の異なるぐい呑みたち。お酒がおいしくなりそうです。

 私も夫もずいぶん前にお酒を飲まなくなりました。
 義父のぐい呑みは、食事のときにお茶を飲むために使っています。その日の気分で、好きな器を選びます。「今日はどれにする?」と聞き合い、迷いながら相談するという、贅沢なひとときを楽しんでいます。

↓下の写真の中央にある深いのは、小さめの湯呑みサイズで、私のお気に入りです。左右のふたつも、繊細な表情が素敵。

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↓青いのの内側にはぐるぐるの渦巻き。宇宙を連想します。

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↓焼締めの質感も好き。

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 まだまだたくさんあるのですが、全部はとても食器棚に入りません。
 20個くらいを選んで食器棚に収め、残りはストック庫へ。ときどきこうしてメンバーを入れ替えて、なるべくいろいろな器を使っていきたいと思います。

 お茶を入れて手にとると、どの器からも義父の丁寧な手仕事がうかがえて、人柄が伝わってくるよう。ひとつひとつが私にとって特別な器です。

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