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ペンテコステに思うこと

 今日はキリスト教の諸教派で、2022年のペンテコステとされる日です。

 ペンテコステ(聖霊降臨祭)はクリスマス、イースターと並ぶ三大行事。ざっくり言うと、イエス・キリストの昇天後、地上に残された信徒たちの上に聖霊が降ったことを記念する日であり、「教会」というつながりが誕生したことを喜ぶ日でもあります。

 昨年は、私はこのような記事を書いていました。

 1年ぶりに読み返し、あらためて、いまの自分も同じように考えているなあと思った部分を下記に引用いたします。

「教会」は、私にとって、イエス・キリストを慕う仲間に出会えるところ、そして、お互いの信仰を支え合えるところです。この「ところ」とは、礼拝堂などの具体的な場所をさしているのではなく、「つながり」に近い意味で私の場合はとらえています。

 実際には、私の知るプロテスタントの諸教派では、洗礼を受けるとその教会に「教会籍」というものができ、基本的にはその教会に所属することになります。そのため、「所属している教会に通わなければいけない(他の教会に行くのはいかがなものか)」という、信仰的には本末転倒なのではないかと思えるような制約が生まれがちです。もちろん、それなりの合理性があるシステムなのはわかるのですが、これだけインターネットが普及した現代では、もうすこし柔軟に、そして広義の、クリスチャンのつながりとしての教会という概念があってもいいような気が、個人的にはしています。

 ここnoteでも、私は毎日、いろいろな教派のクリスチャンの方々の記事を拝読させていただいています。聖句について、恵みについて、祈りについて、内面の信仰のことまで、さまざまな記事があり、私の心の糧になっています。日本各地から、世界各国まで、それぞれの居場所から発信されるそれらの内容は、所属教会に通っているだけでは得られない豊かさです。

「今日はペンテコステ ~noteでのつながりも、教会のような」より


 こうしてのんびりクリスチャンの日常を発信している私の記事も、さまざまな教派の方々が読みにきてくださいますし、また、ノンクリスチャンの方々も気軽に訪問してくださっていると思います。
 本日のペンテコステには、リアルな教会だけでなく、そうしたnoteでのつながりにもしみじみと感謝を覚えました。

 そして、自分のnoteでの発信スタンスを再度確認し、今後もしっかりやっていこうと思いました。

 私のnoteでの発信スタンスはこちらの記事をご覧ください。

 ちなみに、この記事の中で8,000ビューを超えたと紹介している下記の記事は、現時点で17,000ビューを超えました。たくさんの方に読んでいただいていて、うれしいです。

 私は30年以上メディアの世界で仕事をしてきた物書きであり、エディターです。
 そのスキルを活かしつつ、これからも「自分がノンクリスチャンだったころ、知りたかったのに情報が不足していた」と感じる角度を大切にして、いまどきのキリスト者の日常と信仰を発信していきたいと思っています。

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
鍬形(kuwagatg_bass)さんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。

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