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小説家デビューの2023年を振り返るよ。この一年でやったこと。


いつも、ありがとうございます。

まず、皆さま。
今年も多くの作品、読んでいただいたこと、
あたたかいお言葉や、いいねいただきありがとうございました!
特に作品の感想や本の購入報告など、嬉しいお言葉をいただいた皆さま、
大変励みになりました。とても嬉しかったです!

皆さまのおかげで今年は短編集収録という形で商業デビューすることもできました。(詳細:https://novema.jp/bookstore/other/202303#12604

スターツ出版さんより、2023.3月発売の『それでもあの日、ふたりの恋は永遠だと思ってた』

そして、来年2月にひとつの夢だった、ポエム、短編を収録した単行本を出すことになりました。

スターツ出版さんより、2月発売予定の単行本詳細です

2020年6月、コロナ禍のなか、まったく動けないくらい、精神的にボロボロのときに始めたこの活動が、このようになるとは、3年前に始めたときには思ってもみませんでした。

元々、10代は演劇を通じて、脚本、小説を書くようになったのが、蜃気羊のルーツです。10代、20代と、人生のスキマと、気が向いたときに1万字もいかない短い小説を何十本か書いていました。

その間に数回だけ、唯一、2万字を超えた小説を純文学の賞に応募したり、地方文学賞の短編コンテストにしたことがありましたが、いずれも箸にも棒にもかからない結果でした。

そして、本格的にデビュー目指して書くことを再開したのは、2020年12月からでした。
この3年間で、10万字くらいの長さの小説をようやく書くことができるようになったり、自分の文章のスタイルを作ることができました。

このように今、活動できているのは、
いろんな偶然が重なったのと、身近な人の献身的な支えがあったからです。外的要因も大きいですが、自分自身の内的要因も偶然が多かったです。
もし、どの要素も、ひとつでも欠けていたら、今の瞬間はないように思います。そもそも、書くことについて、本気になっていなかったと思います。
支えてくれた方に大変感謝しています。

活動、4年目に入るにあたり、
世の中により多くの人に言葉を届けられたらと思っています。

2023 Playback

まずは、2023年の個人スコアまとめました。

詩:約820作(Xポスト推計+Web詩集新作+未公開作)
詩集:9作(Web公開作)
短編小説:32作(~3万字)
中、長編小説:3作(3万字~)
文字数合計:500,040字(公開、非公開、書籍化作品含む)
原稿用紙換算:1250枚(400字詰め換算)

※文字数は小説のみ(Xで毎日公開の詩の文字数は除外)
 未公開作、書籍化作品も含んでいます

普段、小説の執筆に使っている執筆アプリNolaの執筆日記のスクショです
5月は燃え尽き症候群でした(ライティングハイが終わり無になりました
12月が極端に少ないのは単行本の作業をしていたからだと思います(言い訳です


次に一年の主な出来事です。

1月
短編『君の闇を切り刻みたい。』公開
書籍化作品『君の告白を破り捨てたい』改稿作業に入る
Xフォロワーが4000名を超える

2月
Xにて朝夕2作体制開始
短編『ねえ、傷を癒やそうとしないで』公開
短編『となりの君が遠すぎて』公開

3月
短編収録作『それでもあの日、ふたりの恋は永遠だと思ってた』発売
短編『君の嘘に騙されたい』公開

4月
短編『あの春、君とすれ違う世界線を選びたかった』公開

5月
短編『永遠のセレナーデを君に送る』公開
短編『君とのファンタジアは幻だった』公開
詩集『君とセンチメンタルを詰め合わせて』公開
短編『溺れた夏、眠り姫を探しにいく』公開

6月
詩集『君とセンチメンタルを詰め合わせて
 小説サイトノベマ!ランキングで青春・恋愛部門1位、総合5位になる。

ランキング初日のスクショです。

短編『君の前では、素直になれない』公開(リメイク作)
短編『君とロマンティックを透明にしたい』公開
短編『嫌いな君の気持ちが知りたい。』(リメイク 6000字加筆)

7月
詩集『君とレモンソーダをかき混ぜたい』公開
短編『夏色の君に願いを込めて』公開
詩集『透明感100%の君が消えてしまわないように。』公開
短編『ずっと一緒に生きていたいな。』公開
Xフォロワーが5000名を超える

8月
短編『君の憂鬱を消し去りたい』公開
詩集『勝手でメランコリックな君が好き。』公開
短編『君はもう、存在しない』公開
短編『ただ、君を笑わせたい』公開
Xの1日2作投稿終了 18時投稿は継続し、以降2作投稿は不定期に

9月
長編『すべての『』を繋げた君へ』公開
詩集『君とスウィートブルーを詰め合わせて。』公開

10月
短編『棘のある君が忘れられない』公開
詩集『秋色のふたりは恋で強くなる』公開
単行本用の原稿着手

11月
詩集『頑張り過ぎな君はもう、 無理しなくていいよ』公開
短編『嫌いな君の素直さが知りたい』公開
詩集『君の悩みを打ち消したい~140字の恋文~』公開
短編『真逆だった君の言葉を信じたかった』公開

12月
詩集『この恋を永遠にしたかった。』公開
短編『ただ、君との青い恋を破り捨てたくなかった』公開
単行本情報解禁

まとめてみると、こんな感じになりました。
小説サイト スターツ出版 by ノベマ!で月2~4本を目標に、詩集と短編小説をアップすることを意識してました。

特に詩集『君のセンチメンタルを詰め合わせて』は本当に多くの方に読んでいただき、反響も大きかったです。
こちらの作品が元となり、2月発売予定の単行本の企画が進みました。

これはものすごく、個人的なことになりますが、
今年は執筆スピードが上がりました。
調子いいときで1時間2500字、1日1万8千字程度が今年の瞬間的最高筆力でした。
3年前まで、一日2000文字程度だったことを思うと、書けるようになってきたなって感じてます。

元々、小説の得意なゾーンとしては、
5000~3万字程度の中距離ヒッタータイプです。
今年はよりそのゾーンでしっかりこなすことができるようになった一年になりました。

今年は6万字程度のもの1作、4万字のもの1作、
複数の短編と4万字の話を繋げた10万字の長編1作
と、息が長い小説はちょっと不足気味でした。
来年はもう少し、長いものも書いてみたいなって思っています。

調べてみると、10万字以上の長編のほうが得意という方が多いみたいで、
短編小説は結構、大変だって話が多いみたいです。
蜃気羊の場合、逆のケースになっているので、
ちょっと、レアケースみたいです。
なので、その長所も活かしながら、自分なりのスタイルを探していきたいなって思っています。

今後もスピード感とクオリティ両方担保しながら、
詩、小説とも書いていけたらと思っています。

2024にむけて

2月発売の単行本を仕上げることから、2024年が始まりそうです。
まずは、目の前のことをしっかりとやっていきたいと思います。

そして、Xでの詩の毎日投稿、
小説サイトノベマ!で1ヶ月で2~4作程度、短編小説、詩集をアップできたらと思っています。
これまでと変わらぬペースで、しっかりと書いていきたいと思います!

最後に2月発売予定の単行本のことについて、
話せる範囲でさらっと触れたいと思います。

この本は今、文芸界隈でもショートブーム(タイパ重視の作品)が来ていて、この流れに乗せてもらう意識で作っています。

企画段階から、担当編集者さんと共に頭を捻りながら、
いろんなアイデアを詰めた作品になっています。

いつものエモめな、雰囲気は残しつつ、よりわかりやすい雰囲気で、胸に残るポエムと短編小説を詰め合わせました。

そして、オリジナリティが強く、かつ市場にありそうでなかった内容になりました。
担当編集者さんにはこうした方向に引っ張っていただいたこと、一冊の本になること、大変感謝しています。ありがとうございます。

それだけ、熱量もあり、自信作になっています。
早く皆さまにその熱を届けられたらとすごくウズウズしています。

デビュー作が2023年3月発売でしたので、なんとか、1年以内に2作出すことが出来ました。
2024年はもっと多くの作品を世に出せるように進んでいきたいと思います!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
最後になりますが、
皆さま、今年もありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたします!

蜃気羊

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