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【キャリア相談】 出世する為に(22歳・学生)

東京都にお住いの22歳の男性大学生Wさんから頂いた相談を紹介します。

中央区小伝馬町の酒場食堂「紫宛(しえん)」でキャリア相談を頂戴
コスパ最高の料理をお見せしたかったのですが写真を忘れてほとんど食べてしまいした(苦笑)

来年4月から社会人になる大学4年生です。会社で出世する為に必要なことは何ですか。

22歳・学生Wさん

そこで今回は、Wさんのキャリア相談「出世する為に」を頂戴して、「出世する」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。

【私ならこうする】

まずアナタが社会に出るに当たり、大事なことは、これまで22年間で身に付けてきた(訓練してきた)思考回路(先生の質問やテストの問に対して、正解を答えれば良い成績をもらえる)の入れ替えが必要です。

その上で、これからは、相手(上司であれ、お客様であれ)の期待に対して
「どれだけスピーディーに、どれだけ新たな価値を付けられるか」が問われます。

10対10の心掛け

そのことを「10対10の心掛け」で説明します。
上司がアナタに、あるテーマに関して「改善案を出して欲しい」と指示があったとします。
その時の上司の期待感は
「10の時間で、10の価値(質)の改善策」だとします。
 
アナタが10の時間で、10の価値の改善策を生み出したら、
ゴルフで言えばパーです。

もしアナタが12の価値の改善策を生み出しても、掛かった時間が12だったらNGです。

もし8の価値で、掛かった時間が12だったらお話になりません。
 
「12の価値で、時間が8」をずっと続けられたら、
アナタは上司からの絶大なる信頼を勝ち取れます。

価値を生む2つの貢献

では価値とは何か?
価値とは、お客様に対する、組織に対する、職場に対する、取引先に対する
貢献度合で表されます。
 
そして貢献は、「増やす貢献」と「減らす貢献」の2つの貢献があります。
以下にどんな会社でも必要な【増やす貢献の例】と【減らす貢献の例】を
記載しますので参考にしてください。
 
増やす貢献の例
・お客様や社員の満足を増やす
・お客様や社員の便利を増やす
・売上や利益を増やす
・仕事の付加価値を増やす
・商品やサービスの競争力を増やす
 
減らす貢献の例
・お客様や社員の不満を減らす
・お客様や社員の不便を減らす
・コストを減らす
・作業時間を減らす

利他の心

最後に私が常に自分にいい聞かせていること。
それは、「仕事は一人でできない」です。
 
自分の出世のため、自分の手柄のため、自分の利益のため、
が態度に出る人には誰も協力してくれません。
 
アナタが「仲間のため、チームのため、お客様のために頑張る人」なら、
アナタは意図せずとも皆からリーダーに推挙されます。
古人の言「情けは人の為ならず」は本当です。
 
アナタの輝く未来のために!


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