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「きゅん」を大切に

こんにちは。桜小路いをりです。

私が、「あ、これ好きだな」と思うときは、心の奥が「きゅん」とします。

それは、恋愛対象の誰かにときめく時の「胸キュン」ではなくて、何かが琴線に触れたときの、音のような感覚のようなものです。

「キュン」ではなくて、「きゅん」だな、と私の中では思っています。
すごく鮮烈な、衝撃的でドラマチックなものではなくて、心のどこかを、ぽんと押されたような感覚です。
「ときめき」とも言い換えられますが、私は「きゅん」のほうが、胸が弾んで心が浮き立つときの感覚に近いと思っています。

素敵な音楽に出会ったとき。
綺麗な絵に触れたとき。
心に刺さる文章に出会ったとき。
様々な場面に、「きゅん」は隠れています。

可愛らしいお花やレースに「きゅん」とすることもあれば、シンプルで素朴な物に「きゅん」とすることもあります。
ふんわりしたあたたかい小説に「きゅん」とすることもあれば、悲しい詩に「きゅん」とすることも。

物事には、なんにでも「裏」と「表」があって、「良い」と言われるものは必ずと言っていいほど「悪い」と言われます。

「良い」「悪い」は、客観的な感想ですが、「きゅん」は完全に主観です。

誰も「良い」と言わなくても、私が「きゅん」としたら、それには間違いなく感動が詰まっているし、誰がなんと言おうと、その「きゅん」の対象は、絶対に無価値なものではありません。

今は、無数のモノ、コトがあちらこちらに転がっていて、自分の好きなことに真っ直ぐに進むことも、誰かに流されてふらふらと進むこともできます。

だからこそ、「あれ、自分の好きなものって、何だっけ」と思ったときは、ひたすら、自分の心の奥の「きゅん」に耳を傾けてみてほしいです。

日常に「きゅん」が溢れたら、きっと、とても素敵な、キラキラした毎日になるのではないでしょうか。

これからも、自分の「きゅん」になによりも誠実に、真っ直ぐに、noteを更新していきたいなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。