見出し画像

「短歌」とのゆるゆるとした関係。

こんにちは。桜小路いをりです。

実は、「短歌」を始めようと思います、といいますか、もう始めています。

先日、9月末が〆切の応募コーナーやフリーペーパーに、いくつか短歌を投稿しました。(我ながら行動が早い)

これから気ままに投稿に挑戦してみて、もし良い結果が出たらnoteでもご報告します。

そして、ちまちまと短歌もnoteに投稿してみようかな、なんて考えています。
今のところ、「#創作のメモ帳」シリーズで出す予定です。短歌のときは、タイトルに「#短歌」と付け足すつもりですので、ぜひ楽しみにお待ちください。

ここからは、私と短歌のお話を少しだけ。

私が初めて短歌に触れたのは、小学生のときの「百人一首」でした。
そのときはカルタ大会のために歌を覚える、という授業だったのですが、当時から私の中には「言葉が好き」という想いがあったのかな。
歌の意味も知らずにガンガン札を取っていく子が、なんだか苦手だった気がします。

そのあと、「万葉集」に出会って、和歌の世界の深淵さに魅了されていた時期もありました。詳しくはこの記事に。

それからしばらく、短歌からは離れていたのですが、本好きとして俵万智さんの『サラダ記念日』も読んだし、「短歌」そのものは、何かと身近なところにあった気がします。

実は、「短歌、やりたい!」と思い始めたのはつい最近。きっかけは、ネットでこの歌を見つけたことでした。

飛び降りて死ねない鳥があの窓と決めて速度を上げていく午後

歌人の木下龍也さんの歌です。

すごく、すごく、衝撃でした。
実は、私が高校一年生のときに、学校の教室の窓に鳥が激突してきたことがあって。しかもそのとき、私は窓際の席に座っていました。

あのときの、心臓が止まりそうになるような驚きだったり、がんっ、という硬くて大きな音だったり、授業中の教室が水を打ったように静まりかえった、息が詰まるような数秒間だったりが、すごく鮮明に思い出されました。

あの鳥も、そうだったのかな、とか。
思わず色んなことを考えてしまって、気づけば、「短歌って、すごいな」と思うようになっていました。

その後、木下龍也さんの『天才による凡人のための短歌教室』も読ませていただきました。

(短歌のコツや初歩的なあれこれの他、「書くこと」への向き合い方も教えてくれるような一冊でした。ぜひ色んな方に読んでいただきたいです。)

私はこんなに凄い短歌は詠めないけれど、少しずつ少しずつ、練習していきたいなと思っています。

お気に入りの歌集だったり、短歌だったりも紹介していけたらいいな。

読書の秋なので、本にまつわるあれこれも書いていきたい今日この頃です。

今回お借りした見出し画像は、もみじの写真です。まだ紅葉には早いけれど、短歌の記事にはぴったりかなと思い選ばせていただきました。以前の万葉集の記事でも、もみじの写真を使ったので。


この記事が参加している募集

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。