国家間の緊張が日本人に伝わっていないなと思う事
こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
国家間の紛争
最近国家間の紛争の話が絶えませんが、私を含め、大半の日本人はあまり実感がないように思っています。
ロシアとウクライナの話や、イランとイスラエルの話など、だいぶまずい状態になっていますが、どこか遠い国のできごとのようであまり実感がわきません。
恐らく輸出入が関係している仕事をされている人達は、部材が来ないなどの問題があるので、影響は感じているかもしれません。
そんな状態でしたが、最近国家間の緊張が本格化してきているなと思ったことがあります。
対立国でのビジネス
最近米国系の企業が、中国とのビジネスを完全にやめるような動きをしています。
前からあった動きですが、最近特にその流れが強くなっていて、ついに香港とのビジネスにも影響がでてきています。
具体的には、これらの国の企業との取引を一切やめてしまっています。
それもかなり突然の通告と共に、かなり雑にやめているようです。
企業買収などをして、その買収した会社の製品ラインナップを雑にやめてしまったり、価格を突然あげたり、サポートするのをやめたりというのは良く見ます。
しかし、ここまで完全に取りやめる動きがあるというのは、かなりショックが大きいです。
影響を受けている顧客や、現地の担当者には、当然ながら何も悪いことはありません。
むしろ良好な関係を保ち、これからのビジネスもたくさんあったのに、それらも完全に無視というかたちです。
こういうのを見ていると、自分が思っているよりも、国家間の緊張は高くなっているのだろうなと思ってしまいました。
影響を受けるのは国民だけ
国家間の緊張は、言ってみれば両国の政治家や権力者たちが敵対しているだけです。
しかし、影響をうけるのはいつも善良な国民です。
両国の国民は、何も悪いことはしていないし、何の問題もありません。
「あれ? 政治とか政府って国民のためにあるのでは?」と、さっぱり訳の分からない気分になってきます。
こう思うと、こういった判断を気分良くバンバンだしてしまう政治家を選んだのは国民なので、少なくともきちんと選挙に行き、不満があれば、何か行動を起こさないといけないなと思ってしまいます。
企業の従業員は、経営者を選べませんが、国民は政治家を選べます。
皆さん選挙に行きましょう。
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