無意識に積み重ねてしまっていることを意識して、その質を変えてみると人生の豊さが増す。【ユタカジン】
どうも、タスクシュート認定トレーナーのタナシンです。
今回のユタカジンでは、私が日々を過ごす上で大切にしている「無意識に積み重ねてしまっていることを意識して、その質を変えてみると人生の豊さが増す。」という考え方について書いてみたいと思います。
無意識に積み重ねてしまっていることとは、具体的に言えば、移動、呼吸、睡眠、血流、などです。
私はこのようなものにできる限り意識を向けて、その質を変えていくことに取り組んでいるのですが、このきっかけは2018年当時Twitterで以下の連続投稿を見かけたからでした。
投稿主の西村佳哲さんは働き方研究家で、著書「自分の仕事をつくる」などで知っている方も多いかもしれません。
そんな西村さんの連続投稿がその当時の自分にものすごく刺さりまして、深い納得感を得たわけです。
『言われてみればたしかに、移動や呼吸や睡眠は、積み上げれば結構な分量になるなあ』
『結構な分量になるのだから、それは人生において豊かさとなるというのも直感的に納得がいく』
この納得感が長いこといまだに持続しておりまして、現在進行形の取り組みに至っている感じです。
ということで以下では、もう少し具体的に、私が意識して、質を変えようと取り組んでいることをダイジェストでご紹介をしてみたいと思います。
1.移動
移動する際は「足にダメージの少ないシューズ」を選び、履いています。
私が現在愛用しているのは以前ブログにも書いたことがある「アルトラ」というトレイルランのシューズブランドです。
この記事を書いた当時に履いていたのは「パラダイム」でしたが、現在は街履きに特化した「インスティンクトエブリデイ」を相棒としています。
おかげさまで移動とシューズに影響した「巻き爪」などの足にまつわるトラブルは引き続き皆無な状況です。
昔は歩いている最中にPodcastを聞いたり、音楽を聞いたりもしていたのですが、ここ1〜2年は歩くことに集中し、歩くことを愉しむためにそれらはキッパリやめました。
それから、実際の移動についてもなるべく経験のバリエーションを蓄積するようにしています。
長距離移動や人を乗せる場合は自動車、中距離移動で一人の場合は自転車、近距離移動は徒歩やジョグ。
仕事や用事で一人都内に出る時がある場合は、目的地の一つ二つ前で降りて目的地まで歩いて向かうや、同じ目的地に向かう場合はルートをその都度変える、なども意識して実践してます。
2.呼吸
呼吸についてはとにかく「鼻呼吸」を積み重ねることを意識した生活を送っています。
こちらも以前ブログに書いた内容です。
睡眠とも関連することなのですが、例えば花粉がたくさん舞うシーズンは、日中に体内に吸い込んだ花粉が、寝ている間に体内に巡り顕在化してきて朝辛くなるため、寝る前にしっかり鼻うがいをして花粉が体内を巡るのを抑えています。
そのおかげか薬に頼らず特に問題なく過ごせるようになりました。
また、鼻呼吸中心で過ごしているからなのか風邪を引いたりすることが基本的になく、常に体調はいいです。
体調がおかしくなる場合は、強い低気圧がきている時くらいかなと。
しかしながら、つい最近コロナウィルスに感染してしまったわけですが・・・・
鼻呼吸無敵説を唱えていた自分としてはだいぶショックな出来事でした(笑)
3.睡眠
良い睡眠をするために、アイマスクを付ける、寝る直前にスマホを見ない、腹巻きを着用する、口閉じテープをする、などをしています。
今みたいな気温の高い時期に着用するのは薄手の腹巻きです。
あと、個人的に特に大事にしているのは、できる限り夜8時以降に何かを食べたりしないこと。
会食があれば超えてしまう場合はもちろんありますが。
これは体内の臓器に負担をかけないのはもちろん、睡眠の質を下げる実感が強くあるためです。
先の花粉の件と同じように、胃の中に未消化物が蓄積すると寝ている間にそれがニキビの元になったり、舌苔として現れてくるみたいなので。
(アーユルヴェーダ的に言うと)
また、1年前以上前からは寝る前の歯磨きの際には必ずフロスをするようにもなりました。
というのも、歯周病なり歯肉炎は寝ている時に一番進行することを明確に理解したからです。
私は今アラフォーですので、一般的には遅いのかもしれませんが、個人的には今このタイミングでその重要性に気づくことが出来て本当によかったと思ってます。
これらの取り組みにより以前よりもだいぶ睡眠の質は上がった実感があります。
あとは枕とかベッドとかその辺をもっと追求したいところです。
4.血流
血流に関しては、胃腸の力を弱らせるようなことはできるだけ避け、血を作れるようにし、定期的な運動などを行うことで血を流すようにする、が基本方針です。
血が作れている目安として「朝、きちんとお腹が空いていること」を掲げており、この感覚が得られるようになっていれば、胃腸はいい状態にあると考えています。
朝排便があるかも超大事で、ウンログというアプリを長らく利用してまして、自分の排便状況の記録を続けています。
これらの考え方は「血流がすべて解決する」という本などの知見を参考にしており、実践することで自分でも強く感じるようになりました。
そして、平日毎日行うこととして「ランニング(2.5km)」「クランプ→腕立て→背筋」「ニーアップ→フロントランジ→ワイドスクワット→カーフレイズ」などの運動習慣を取り入れています。
雨風が激しい日はランニングから室内でできるトレーニングに切り替えたり、夜会食がある場合は取り組めなかったりという日もありますが、以上の動きを血流の質を良くするために、習慣的にコツコツと積み重ねています。
ランニングは夜にしているため、走り終えた後はしっかり入浴をして、入浴後は入念にストレッチをしたり、モーニングルーティンの中には「温タオル」を目元に当てるなどもあり、これも血流をよくするためのタスクになります。
こんな具合に血流をよくするための取り組みを複合的に行なっている感じです。
5.時間の使い方
それから忘れてはならないのが「時間の使い方」。
基本的に私たち人間はほとんどの時間を無意識に使っています。
それゆえ、ほんの数時間前のことが思い出せなかったり、一日を終えた時、今日は何にもしていなかったなどと思ってしまうわけです。
随分前に聞いた話になるのですが、マルセイユルーレットという超絶技巧で知られる、元プロサッカー選手のジネディーヌ・ジダンが「サッカーの試合の記憶は断片的だ」と言っていたことがありました。
これに対して、
元サッカー日本代表の中田英寿さんは「試合の記憶が断片的なのは、意識と無意識のそれぞれの時間でプレーが構成されているから」と解説していたことがあったんです。
この話は決してプロサッカー選手だけに限る話ではなく、私たち一般人にも言えることだと思いました。
要するに、私たちの日常生活も、意識と無意識のそれぞれの時間で構成されているということです。
だから生活の記憶というのは基本的にいつも断片的。
「意識している時間の方が長い」と思う人も中にはいるかもしれませんが、大半が無意識的な時間、というのが実態に近いと思っています。
そして、このような状況だからこそ、大半の無意識的な時間を意識できるような形にして、その質を変えていくことができれば、時間の使い方という点において豊かさを享受できるポテンシャルが大いにあると思うわけです。
「でも、無意識的な時間の使い方を意識するってどうすればいいのさ?」
そんな疑問を思った方にオススメしたいのが「タスクシュート」というツール&メソッド。
タスクシュートを使うと、以下のように日々の時間の使い方に対して意識的になることができ、意識的になれるからこそ、その質を変えていくことにも取り組むことができます。
最近は、タスクシュートを実践するためのあらゆる機能がハイレベルに実装されたTaskChute Cloud 2、notionユーザー向けのTaskChute for notion、スマホでサクサク使いたい方向けのTaskChute Cloud Light、アナログ派向けのタスクシュート手帳など、タスクシュートを実践するためのツールの進化が大変に著しいです。
かくいう私は、TaskChute Cloud 2を現在はメインで利用しており、無意識になりがちな時間の使い方を意識して、その質を良くしていくことに日々取り組んでいます。
さいごに
冒頭のツイートをきっかけにして、それなりの期間において実践を試みてきたからだとは思うのですが、「無意識に積み重ねてしまっていることを意識して、その質を変えてみると人生の豊さが増す。」は、私の中では確信的なものになりつつあります。
ですので、引き続き当面はこの考え方に従い、人生における豊かさを増やすべく、引き続き実践と検証を続けていこうと思っている次第です。
こういうのもいいんじゃない?こういうのも豊さを増やしそう!などありましたら是非教えてください。
こういう話は私の大好物なのです。
ユタカジンには引き続き「自分らしい時間的豊かさを追求する」という素晴らしきタスクシュート協会の理念を搭載した私が、日々を過ごしていく中で発見した「自分にとっての時間的な豊かさに関連する事柄」について寄稿していきたいと思っています。
タスクシュート協会のみなさん、タスクシュート認定トレーナーのみなさんの「自分らしい時間的豊かさを追求していく記事」が日々投稿されており、自分らしい時間的豊かさを追求するためのヒントが、ぎゅうぎゅうに詰まった他にはないnoteマガジンだと思うので、ぜひ定期的にチェックくださいませ。
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