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100歳の母の介護日記

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◎ 100歳の母の介護日記 95歳の時、『身体が思う様に動かない。生きていても仕方ない😢』と鬱になった母。 ライフコーチのノウハウを使って、二人三脚の介護の冒険が始まり、ふと気…
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#在宅介護

看取りをされるかたへ

看取りをされるかたへ

(ご参考)
赤ちゃんは、寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、つかまり歩き、そして二足歩行になりますよね。

加齢体験は、その真逆のプロセスになります。

90歳を超えると、今まで出来ていたことが急に思い通りに出来なるので、出来ない事に意識が向きやすくなります。
また、先輩に加えて同年代が他界されるので、死を意識する機会が増え、鬱になりやすくなります。

ご多分に漏れず、母も90を超えて、鬱になったのが

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訃報 母親

訃報 母親

母が2024年2月9日に老衰で他界しました。
100歳と9ヶ月の人生でした。

前日、食欲がなくなり、そろそろかもという予感もあり、夜中の2時まで、手を握り看護していました。そして、翌日9時にヘルパーさんから、電話があり駆けつけると、静かに息を引き取った母が安らかにベッドに寝ていました。体温は、まだ、暖かく、36.1度 平熱でした。私は、同じマンションに住んでいましたが、ずっと母は独居生活。施設で

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特別訪問看護指示!

特別訪問看護指示!

今日は、ケアマネジャーさんをはじめ、日頃からお世話になっている訪問医療の先生、訪問看護、リハビリ、ヘルパーさんの担当者会議があり、寝たきり状態で食事も摂れなくなり、意思の疎通も困難になってきている事から、はじめて特別訪問看護指示が出されました。あと、4ヶ月で101歳。これまで、何度も、もうダメかという状況から、復活してきた母、色んなことを考えてしまいます🤔

ディサービスから強制送還⁉

いつもならディサービスで、アクティビティに参加し、昼食は完食することの多い母ですが、今日は、午前中はウトウト状態で昼食も一口も食べなかったということで、この状態では、お預かりする事は難しいとの電話がかかってきて、午後一の帰宅(強制送還⁉)となりました。 

流石に、あと、3か月で101歳を迎える母。帰宅後、ウトウト状態だけど、話しかけたら聞こえていて返事はあるものの語気は弱い。

しかし、「ご飯食

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100歳の母の介護+ライフコーチ試行錯誤日記

100歳の母の介護+ライフコーチ試行錯誤日記

100歳の母と「絆プロジェクト」を再開する事で合意

今年に入り、我が家は、母が2回救急搬送、妻が1回、私自身も1回と、ドタバタしていたことから、いつの間にか「絆プロジェクト」はストップしていました。今回、介護日記のスタートを機に母と相談して、「絆プロジェクト」を再開したいとの意思が確認出来たので再開することになりました。

絆プロジェクトとは?

母は、5年前の95歳の時に、今まで出来ていた事が

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100歳の母の介護日記

100歳の母の介護日記

家族からも友人からの勧めもあり、ようやく重い腰が上がり、今日から「母の介護日記」を開始します。

敬老の日(9月11日)が近づいた今月のある日、内閣総理大臣 岸田文雄と書かれた賞状とお祝い、と東京都知事 小池 百合子と書かれた賞状とお祝いが届きました。そして、江東区から敬老のお祝い金を民生児童委員として自らの手で母に手渡したとき、満面の笑みでお礼を言ってくれた母。お礼を言うのは、こちらなのにという

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